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試合日程・結果

2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

急に暑くなって、選手はコンディション的に難しいゲームだった。それはヴァンフォーレも同じだとは思う。我々としては、まず前半の戦い方は、選手にも話をしたが少し不満が残る。怖がってしまって、ボールをしっかりとつなげることができなかった。そういったところから、ミスで失点。また、後半も立ち上がりにミドルシュートから同じような形で失点。うちは、しっかりとパスをつながなければならない。2点取られてから、開き直ったような形で、選手の目が覚めてくれたかもしれないが、終盤のスタイルがうちのサッカー。ゲームの入り方等は相手があることだし、自分たちのやりたいことがやらせてもらえないのがサッカーではある。それでも、リズムを作ったときに、しっかりとパスで崩していくというサッカーが前半はできなかった。それが今日、引き分けになってしまった大きな要因。

このアウェイの地にサポーターの皆さんがたくさん応援にきてくれた。最後、勝ち点1をもぎ取れたのも、温かい声援を送ってくれたサポーターの皆さんの力があったからこそだと思っている。また、選手が最後まで足を止めずに走ってくれたことは収穫。

─── 上位決戦のため、あえて、かたい立ち上がりをしたように見えたのですが。

当然、自分たちの理想であるサッカーをやりたいのはどこのチームの監督もそうだと思う。それでも、相手があることなので、そういうサッカーをやらせてもらえない。逆に、そういうスキを狙ってくるという戦いを相手は考えてくる。今日のゲームに限っては、辛抱の試合だとは思っていたが、反省のなかで、自分たちのいい部分はしっかりとパスつないでいくことだなということは改めて、後半の残り20分を見て感じた。特別な指示をしたわけではないが、辛抱しなければいけないときのサッカーと、スペースがあいてきたときのボールを動かすサッカーというのは、もっと選手がトライしなければならないし、リスクをおかしてでもやらなければいけないことというのはある。そのリスクの裏返しは責任につながると思う。選手に責任をもっと持たせなければいけない。そういったトレーニングをしていきたい。

青木 良太DF 31

コーナーキックの流れからのスローインだったので、前線にいたし、ここは絶対にチャンスだと思ってロングスローからの得点は狙っていました。ゴールは魂を込めました。守備に関しては、何回かセカンドボールを拾われてそこからチャンスを作られてしまった。1失点めはボールの奪われ方が悪かった。ただ、ボールを奪われることを怖がって、パスをつながずに、前線に放り込むのはよくなかった。それに、ほうりこんで、セカンドボールを拾えればよかったが、競るところで勝てていなかったので、状況を見て、もっと戦い方を柔軟にすればよかった。

米倉 恒貴MF 22

もっとつなぎたかった。自分たちのサッカーができなかった。ボクたち中盤が、ボールを受けて、つなぐサッカーをしていかなければいけないと思った。巻さんの近くでボールを拾おうとしたけれど、ダニエル選手が強すぎて、近くにこぼれ球が落ちなかった。そういった状況を試合中にしっかりと見極めて、判断し、変えていかなければいけないと思いました。

佐藤 勇人MF 7

立ち上がりから終盤のようなサッカーをしなければならない。確かに、終盤、相手の運動量が落ちたとは感じたけれど、それからではダメ。相手のシュートに対してはラインを上げなければいけないし、中盤でもしっかりと気がついた選手がマークをしなければならない。シュートゾーンに入ったらボールに当たっていくことも必要。2失点目をあそこでフリーにしてはダメ。真ん中の2人にはタイトにマークにいけていたが、そのほかのところが少し厳しくいけなかった。2点を追いついての引き分けだけど、絶対に勝ち点3をと考えていたので非常に悔しい。

青木 孝太FW 29

甲府では勝ち越しゴールを決めた思い出があるので出たら絶対に点を決めようと思っていました。ボクが出場する直前に2点目を奪われてしまったので何とか2点、そして3点目をと必死でした。そのなかで、(倉田)秋、(青木)良太クンがゴールを決めて同点に追いついただけに、3点目を取りたかったし、取らなければいけなかった。惜しいチャンスはあったけれど、決めきれなかった。もう数センチ、動けていなかった。その部分をこの中断期間中にしっかりと修正して、また試合に出て、ゴールが取れるように、そしてチームが勝つように頑張ります。

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