決めるところで決定的なチャンスを決め切れなくて、勝ちに持っていけなかったという意味で、サポーターに申し訳ないと思います。
選手は最後まで勝点3を奪いに戦ってくれたと思っています。

─── 後半立ち上がりはいい入り方をしたと思うのですが、そのあとボールをつなげなくなった要因は？

相手が4-1-4-1にしたときに、中盤の枚数のところで相手にリズムを取られたときはありましたが、比較的しっかりと、攻守両面で自分たちが狙っていくものを選手たちはやろうとしてくれていたと思います。
多少はちょっとしたミスでリズムが掴めなかったり、いい奪い方をしたなと思うと「ちょっと・・・」と思うシーンはありました。

─── 大塚選手と山中選手を投入してまたシステムを変更しましたが、その意図と成果を教えてください。

後半になって、横浜FCさんは（4連勝中は）1失点だということで、こじ開けるために我々もリスク管理をしながら自分たちの形で、どうやってこじ開けるかというところの狙いを、立ち位置を変えながら持っていったということです。

今日はもう少しで決められたと思うシーンがありましたが、ポストに当たったり相手GKの良いセーブもありました。不運なところもありましたが、やっぱり決めきらないといけませんでした。
守備面ではみんながすごく頑張ってくれていました。全体の内容としてもまったく悲観する内容ではないと思いますし、最後の部分を僕とケンペスのところで決めきれなかったのが問題だと感じています。そこはトレーニングでやっていくしかないので、コンビネーションを高めて、もっと多くのチャンスを作りたいです。
今日は絶対に点を取りたかったです。チャンスもありましたから、すごく悔しいです。

守備ではギリギリのところで粘れました。攻撃でも何度かチャンスは作れましたが、決めきれなかったことに尽きると思います。
後半の途中までは自分もスペースでボールを受けて仕掛けることができました。ただ、選手交代などでコンパクトにされてからは、スペースがなく上手く攻撃できない時間が続いてしまいました。リスクを背負ってでも裏に出られれば良かったという感覚もありますが、相手も2枚前に残っていたので難しかったです。
やっぱり相手がブロックを作った時にどう崩すかが課題です。ゴール前のクオリティは監督がすごく言っているところでもありますから。結局はそこで差がついてしまいますし、もっとクオリティを上げていきたいです。

今日の試合は勝点3をとらなければいけなかったと思います。相手も前に来ていたと思いますが、その分カウンターのチャンスもありました。こういう展開なら絶対に自分に出番が来ると思って準備をしていました。試合展開がどうこうというよりは、どれだけ自分の良さを出せるかを意識していましたね。
横浜は球際を激しく来ていましたが、1枚剥がせば裏に広大なスペースがありました。自分はそこで相手を1枚剥がせる選手だと思っていますし、もっとプレーしたかったですね。