TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

4年ぶりの開幕連勝!



いよいよ迎えたホーム開幕戦。1万3544人の大観衆の前で水戸ホーリーホックに快勝したジェフは、4年ぶりとなる開幕連勝を達成した。

関塚隆監督は開幕戦と同じ11人をスタメンとしてピッチに送り込んだ。フォーメーションは4-2-3-1。GKは高木駿。DFは右から金井貢史、キム ヒョヌン、大岩一貴、中村太亮の4人。ダブルボランチは佐藤勇人とパウリーニョがコンビを組み、2列目は右にネイツ ペチュニク、左に谷澤達也、中央に井出遥也が位置。最前線には森本貴幸が入った。

立ち上がりは両チームともに慎重な姿勢を見せたが、20分を過ぎたあたりから徐々にジェフが主導権を握り始める。

最初の決定機は23分。パウリーニョのボール奪取からゴール前でFKを獲得すると、キッカーは中村。シュートは壁に阻まれたが、こぼれ球を佐藤勇人へとつなぎ、最後はキムがヘディングシュート。続く24分には森本が相手GKと一対一のチャンスを迎えたが、シュートは戻って来たDFに間一髪でクリアされてしまう。

迎えた29分、攻勢を強めていたジェフがついに先制する。中央の谷澤からボールを受けた中村がクロスを送ると、飛び込んだネイツが強烈なヘディングシュート。加入後初ゴールを叩き込み、ジェフに先制点をもたらした。

このゴールで勢いに乗ったジェフは、7分後にもネットを揺らす。FKでパウリーニョが前線にボールを放り込むと、こぼれ球を蹴りこんだのは金井。新戦力の2人の得点により、リードを2点に広げて前半を折り返した。

後半の立ち上がりもジェフがリズムをつかんだ。54分、中村が谷澤との連携で左サイドを突破すると最後はネイツがヘディングシュート。ゴールには結びつかなかったが、またもストロングポイントの左サイドからチャンスを演出した。

そのまま2-0で迎えた終盤、ジェフは前線に人数をかける水戸の波状攻撃を受ける。ロングボールを起点に次々とシュートを打たれるが、守備陣の集中力は最後まで途切れず。身体を張った守備で2戦連続の完封を達成した。

キャプテンとしてチームを引っ張ったパウリーニョも、無失点の守備に胸を張った。

「失点しないことはすごく大事なことです。長崎も水戸も非常にタフでイヤな相手でしたが、失点をゼロに抑えてゲームを終えられたことが本当に良かったと思います。ロングボールの多いチームですからそこは警戒していましたが、試合全体を通じて相手にチャンスを作らせるというシーンはそれほどなかったと思います」

新戦力の活躍で開幕連勝を達成し、最高のスタートを切った。連勝の勢いを手に、次節は敵地・栃木に乗り込む。

PHOTO GALLERY試合フォトギャラリー

写真をクリックすると拡大します