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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

HEADCOACH

関塚 隆監 督

力のあるチームとの対戦で、チームとしてのモチベーションを高く維持しながら、この試合に臨むことができました。一週間しっかりと準備してきたことを、今日の試合でどのように発揮できるかという意味では、前半から2度、3度と決定機を作りながら、決めきれずに後半になりました。それでもよく我慢して先制点を奪い、追加点を奪うことができたと思います。昨シーズン、J1で戦った大宮アルディージャに対して、個としてもチームとしてもどれくらいできるかということで、チームの成長を測る試合になったと思います。

1万人を超える観客の皆さんにお集まりいただいて、そういう雰囲気を作っていただいたことに感謝していますし、勝利をプレゼントすることができて良かったと思います。まだまだこれから続きますので、チームとしていい準備をして、皆さんに内容と結果のある戦いをお見せできるようにしたいと思います。

─── 後半、大宮がポジションを変えてボールを保持するようになりました。それに対してどのような修正を図ったのでしょうか。

大宮アルディージャは、前節のロアッソ熊本戦でも後半からエンジンを掛けるという印象でしたので「スイッチを入れてきたな」と感じました。我々も相手の懐(ふところ)でボールを動かすだけで、前半のような背後を取る動きができませんでしたし、特に北爪(健吾)選手に前に出るチャンスがありませんでした。逆に、金井(貢史)選手のほうがボールをしっかりと収めながら攻撃を仕掛けられる。左サイド一辺倒の攻撃から、右サイドでもボールを落ち着かせることができるようになったと思いますし、そこから変化が生まれたのではないかと思います。

─── 前半から高い位置でボールを奪うようなプレーが多く見られました。

お互いのボランチ戦と言いますか、自分たちが前向きに行けるか、押し込まれるかの分かれ目になると思います。前半は相手のカルリーニョス選手と横山知伸選手のところに圧力を掛けることができましたが、後半は立ち上がりから押し込まれる時間帯があったと思います。

─── 2点を決めた井出選手について。

U-22代表に加わるためには、好守にわたって、クラブチームでの立ち位置をしっかりと確立する必要があると思います。今日はそういう悔しい思いをピッチで発揮してくれたと思いますが、まだまだだと思います。

大岩 一貴DF 2

今日も本当に、前線の選手が戦ってくれたと思います。「泥臭く戦う」という部分がチームの持ち味として定着しつつある気がしますし、充実感を持って戦えていると思います。みんな必死ですし、ハードワークすることができていますよね。すごくいい状態だと思います。

個人としてはムルジャの一発(の攻撃)に警戒しながら戦いました。やっぱり、身体も強いし、すごく大変な相手でした。チーム全体が非常にいい雰囲気で戦えていると思いますが、僕自身はまだまだですね。ただ、最終ラインは徐々に良くなっていると思うし、これからもっと良くなると思います。


田中 佑昌MF 6

(途中出場したタイミングは)0-0という状況だったので、まずは失点しないということを意識しながらピッチに入りました。(アシストについては)ボールを流し込むという意識があったのですが、そこにうまくハル(井出遥也)が飛び込んできてくれました。あのスペースは見えていたので、誰かが入ってきてくれればチャンスになるんじゃないかなと思っていました。

1点を奪った後は、無理に攻撃に出て相手にスペースを与えないように心掛けていました。今日は運も味方してくれたと思いますが、これをしっかりと続けることが大事だと思います。


井出 遥也MF 26

(1点目について)佑昌さんが持ち直した瞬間に、いいタイミングで入っていけたと思います。フリーだったので、少し触ればコースが変わるかなというイメージでした。それは練習でもやっているし、自分の特徴でもあるので良かったと思います。

(2点目について)あそこでのドリブルの仕掛けは個人としての特徴だと思うし、今までは最後のシュートがうまくいかなかったのですが、今日はその形から、しっかりとゴールを決められたことが良かったと思います。

家長(昭博)選手が入ってきた段階で少しずつ相手のペースになってしまったところがあると思いますが、2点をリードしていたし、チームとして「我慢する」というメンタリティで戦えたと思います。これを続けていきたいと思います。

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