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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

大宮アルディージャをホームに迎えた第7節は、井出遥也の2ゴールで2-0と快勝。勝点3を積み上げ、再び首位に浮上した。

開幕からの無敗記録を「7」に伸ばして迎える今節は、敵地で愛媛FCと対戦する。チームを率いるのは、2012シーズンにジェフを率いた木山隆之監督。新指揮官の下でクラブ史上初となるJ1昇格プレーオフ進出を目標に据えている。期限付き移籍の満了に伴ってチームを去ったのは、昨シーズン、攻撃の中核として存在感を示した堀米勇輝やU-22日本代表に名を連ねる原川力。それでも、他の主力選手はそろってチームに残り、戦力の流出を最小限に抑えている。

新たにチームに加入して背番号「10」を背負うのは、昨年栃木SCでブレイクしたFW瀬沼優司だ。ポストプレーと相手DFの背後に抜け出す鋭い動きに定評があり、前線からの献身的な守備でチームを助ける。松本山雅FCから加入したDF玉林睦実は、愛媛の強豪・南宇和高出身。豊富な運動量と正確なクロスで多くのチャンスを演出する右サイドの職人だ。

今節は、昨シーズン10得点を記録したFW西田剛が累積警告により出場停止。ただし、昨シーズン13得点でチーム内得点王となったFW河原和寿は健在だ。他にもU-19日本代表FW表原玄太やガンバ大阪から期限付き移籍で加入したMF岡崎建哉など、伸び盛りの若手がそろっている。

開幕からの戦績は3勝3敗1分で、第7節終了時点の順位は11位。通算対戦成績ではジェフが8勝2分と圧倒的にリードしている。それでも、昨シーズンのアウェイ戦では1点リードで迎えた後半アディショナルタイムに同点弾を献上してドローに持ち込まれただけに、最後まで集中力を維持し、関塚隆監督が何度も口にしている“勝ち切る力”を見せたいところだ。

敵地から勝点を持ち帰り、首位の座を維持することができるか。3連勝を目指すジェフが愛媛に乗り込む。


関塚隆監督
―― (7戦無敗という結果について)選手たちは自信を持ったのではないでしょうか?
躊躇なく迷いなくやろうとしてくれています。
―― 次節、対戦する愛媛FCの印象はいかがですか?
木山監督(2012年、ジェフ千葉監督)もここで指揮を執った経験、そして積み上げてきた経験があり、それに裏付けられたものがプレシーズンから好調を維持してきたチームということで、連敗はありましたが結果を残しています。愛媛さんはやろうとする狙いをチームとしてやろうとしているように感じます。(スタイルは)縦に入れながらワイドを使ってくるチーム。個々の持ち味を出しながら、チームとして攻守のスタイルを作り上げているという印象です。
―― 前線の河原選手などに注意を?
河原選手、西田選手、瀬沼選手、近藤選手、後半で渡辺選手が入ってきたりと、前のタレントの活きが良くゴールに向かう選手が揃っていると感じます。(西田選手が出場停止でも)チーム全体でカバーしてくると思います。
―― 愛媛は自陣の空中戦の勝率が高いというデータがあります。
跳ね返す力が高いということは攻撃の工夫が必要になると思います。(トレーニングも)相手の立ち位置をしっかりとみながら攻撃の立ち位置を準備することが大事です。
―― 田中佑昌選手も連続アシストを記録し調子も上がっています。
それぞれがスタメンの準備をしてくれていますし、彼のように後半の流れで一段パワーアップしてくれる役割をしていますし、チームの中でそれが浸透してくればいいことです。(それぞれが)アピールをしてくれていて悩ましいし、連戦にもなるので良い形で仕上がってきているのはチームとしていいこと。とはいえ愛媛さんはホームで必ず勝点3を狙ってきます。照準を合わせてくるので、受けて立つようではいけないし、自分たちがどう戦うかが大事になります。

森本貴幸選手
相手が3バックでも4バックでもやりづらさは感じません。(前線からの守備もハマっています)キャンプでやってきたことなので、それが試合で結果につながっていますし、ベースになってくると思います。(愛媛FCは)前線に河原選手など良い選手がたくさんいると思いますし、後ろに林堂選手を中心として強い選手がいるので、難しい試合になることを覚悟して乗り込んでいきますし、ワンプレー、ワンプレーに気持ちを込めて、ゴールを決めたいです。チームが勝つことだけを考えて、そしてどんな形でもいいので1点を取りたいと思います。

田中佑昌選手
チームとしてやろうとしていることはできていますが、もっともっとやっていかなければいけないと思います。関塚隆監督の思っているサッカーができてきているから、そこがしっかり結果につながっているんだと感じています。
(2012年にジェフの監督を務めていた、現・愛媛FCの木山隆之監督は)熱い人でした。細かく言う感じではありませんでしたが、しっかり自分のサッカーを持っている監督でした。
(3バックを採用する愛媛に対しては)4バックの相手とはちょっとやり方が違ってくると思いますが、相手に合わせるのではなくて、自分達のいいところを出すようなやり方でうまくやっていくことが大事になります。3バックはワイドに広がってくるので、それに合わせて自分達が広がり過ぎないように、コンパクトにやっていくのが大事になってくると思います。相手がどこであれ、自分達のやることは変わらないし、自分達の力を100パーセント出せば勝点3を取れると思うので、しっかりと力を出し切りたいと思います。

金井貢史選手
コンディションはまったく問題ありません。ピッチの外から試合をみるほど悔しいものはないので(笑)。愛媛FC戦で出場した時には結果を残さないといけないと感じていますし、いつもと変わらずハードワークすることに心がけて頑張りたいと思います。(愛媛の印象は)縦に速いイメージ。縦につけて、落としてきた所で、ワンタッチで裏を狙ってくる。そして瀬沼選手が加入しており調子も上がってきているようなので、しっかりと抑えて行きたいです。また、河原選手も動き出しがいいプレーヤーなので気を付けたい。(相手の最終ラインが3枚でも4枚でも)違和感はなく僕は気になりません。3バックだったらサイドバックが空いてくるだろうし、その分サイドハーフのマークが厳しくなると思うけど、そこを上手く使って相手の嫌がることをしたい。(チームの雰囲気)常に集中していて、目の前の試合に100パーセントの力を出せています。チームに一体感があって、勝利をすると試合に出ている人だけでなくベンチの人も一緒に喜んでくれていますし、一体感が今のチームの強みだと思います。


前節の結果
群馬0-1愛媛

愛媛FC 第7節群馬戦布陣


ジェフ千葉 第7節大宮戦布陣


最近の戦績
03/29 水戸3-1愛媛
04/01 金沢3-1愛媛
04/05 愛媛2-0大分
04/11 群馬0-1愛媛

最近の対戦
2013/05/03 千葉2-0愛媛
2013/07/20 愛媛0-1千葉
2014/05/31 千葉1-0愛媛
2014/09/23 愛媛2-2千葉