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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

両者譲らず、スコアレスドロー。



敵地で行われた第12節の東京ヴェルディ戦は、両者ともゴールを割ることができず、スコアレスドロー。ジェフは今シーズン初の3連勝を逃したが、関塚隆監督は、連戦の4戦目という厳しい条件下で手にした勝点1について「選手たちは最後までよくやってくれた」と前向きに捉えた。

この日のフォーメーションは4-2-3-1。GKは高木駿。DFは右から金井貢史、キム ヒョヌン、大岩一貴、中村太亮の4人。ダブルボランチにパウリーニョと佐藤健太郎が並び、2列目には右サイドに田中佑昌、トップ下に町田也真人、左サイドに谷澤達也が位置。1トップにはネイツ ペチュニクが入った。

前半は序盤から重い立ち上がりとなった。両チームが中盤で潰し合う展開は必然的にファウルが増え、ボールが落ち着かない主導権争いが続く。8分にはパウリーニョの縦パスに抜けた中村が右足でボレーシュート。直後の11分には左サイドを突破した中村がクロスを上げるなど攻勢に出たが、流れを引き寄せるまでには至らず、前半をスコアレスのまま折り返した。

後半、関塚監督は63分に町田に代えて井出遥也を投入。攻撃を活性化させて局面の打開を図るが、全体の運動量が上がらず決定機を作れない。逆に64分には相手のカウンターを受け、ブルーノ コウチーニョとの一対一の局面を制したGK高木のビッグセーブで難を逃れた。

72分には田中に代えて北爪健吾を投入。それまで右サイドバックを務めていた金井を中盤に上げる。しかしその時間帯から両チームともに運動量が落ち始め、オープンな展開で一進一退の攻防が繰り広げられた。74分にはまたしてもピンチを迎えるが、これもGK高木がファインセーブ。ジェフはラストの10分間で猛攻を仕掛けたものの、88分に生まれた決定機もオナイウ阿道のシュートが相手GK佐藤優也に阻まれ、試合は0-0のまま終了のホイッスルを迎えた。

3連勝を逃すスコアレスドローは悔やまれる結果だが、体力的に厳しい状況で獲得した勝点1を悲観する必要はない。次節は過密日程における5連戦の最終戦。再び敵地に乗り込み、カマタマーレ讃岐と対戦する。

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