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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

2試合ぶり勝利で2位浮上!


敵地でカマタマーレ讃岐と対戦した第13節は、途中出場のネイツ ペチュニクが決勝点を奪い1-0で勝利。過密日程における5連戦の最終戦を白星で飾り、順位を2位に上げた。

この日、関塚隆監督は前節の東京ヴェルディ戦からスタメンを4人入れ替えた。フォーメーションは4-4-2。GKは高木駿。DFは右から金井貢史、キム ヒョヌン、大岩一貴、中村太亮の4人。中盤はパウリーニョと佐藤健太郎がダブルボランチでコンビを組み、右に今シーズン初スタメンの水野晃樹、左に井出遥也が位置。2トップにはオナイウ阿道とケガからの復帰となった森本貴幸が起用された。

最初の決定機はジェフ。4分、右サイドの水野がクロスを送ると最後はオナイウ阿道が右足を振り抜く。シュートは惜しくもポストに弾かれ、こぼれ球に反応した中村のループシュートもバーを越えた。その後もジェフがボールを支配しながら試合を進めた。しかし、5人の選手を最終ラインに並べる讃岐を崩し切れず、なかなかゴールを奪えない。32分には中村のスルーパスが森本に渡るもシュートを打ち切れず。41分には左サイドで井出と中村がうまくパスを交換しゴールに迫ったが、得点には結びつかなかった。

スコアレスで迎えた後半も、前半同様にジェフがボールを支配した。48分、右サイドでFKを獲得するとキッカーは水野。最後は森本がオーバーヘッドでゴールを狙うも相手GKの好守に阻まれた。なんとか讃岐ゴールをこじ開けたいジェフは、67分に最初の選手交代。井出に代えてネイツ ペチュニクをピッチに送り込んだ。

すると76分、そのネイツが見事に期待に応える。左サイドからの中村のクロスをファーサイドで押し込み、ジェフに貴重な先制点をもたらした。試合は結局、このゴールが決勝点となり1-0でジェフが勝利。敵地で勝負強さを見せ、4試合連続の無失点を達成した。

「(中村)太亮が良いクロスを上げてくれ、それをうまく押し込むことができました。愛媛戦のように相手が引いてきたので難しい試合になりましたが、勝点3を獲得できたことが何よりも嬉しいです」

試合後、ヒーローインタビューに答えたネイツ ペチュニクは勝利の喜びをこう口にした。2週間で5試合を行うタイトな日程の最終戦を白星で飾れたことの意味は大きい。次節はホームに戻り、同勝点で並ぶ3位ツエーゲン金沢と対戦する。

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