ゲームは支配できていたと思うんですが、結果的に敗戦というのは非常に残念な結果です。サポーターには勝利のために後押しして応援していただいたんですが、一緒に喜べないことを残念に思います。
ゲームについては、（ボールを）しっかり動かしながら攻撃をする形も見られたので、この形で勝ちを持ってこられるようにこれからより精度を上げていきたいと思います。

最終ラインに富澤（清太郎）選手が加わったことで、ビルドアップに関しては大きく向上したと思います。ディフェンスラインで落ち着くポイントを作れるので、そこからの展開で積極的にボールを受けるという意識が全体的に高まりました。ただ、今日はそこからの崩しの部分が課題でした。ゴールに結びつけるという作業を、突き詰めないといけないですね。

今日は本当に痛い敗戦でした。同じ相手に2敗しているということと、取られ方が悪いということ。1つはカウンター、もう1つはロングシュートでしたけど、GKとしてはどちらも弾かなければいけないシュートだったと思います。ボールのキープする時間が長くなった分、相手に奪われてカウンターを受けることに対しては対策を取らないといけないですね。もう一度、チーム全体で強い意識を持ちたいと思います。

J2ならでは戦い方の典型的なパターンのカウンターとロングシュートを1本づつ受けたことですごくいろんなことを感じたし、口で言っていても人間というのは気づき切れない部分がある中で、その目を覚ましてくれる2本を浴びて、俄然やる気が出てきました。

ジェフユナイテッド市原・千葉にはすばらしいスタジアムとすばらしいサポーター、それからすばらしいクラブを支えてくれる皆さんがいるということ、ここに来てすぐに感じることができたことで、思う存分自分の力をフルに出すことができました。

（試合については）甘かったという部分で、そこでミスは起こらないだろうというところでまだまだ正直言えばミスがある、そこは次の試合に向けてポジションの修正をしていきたいと思います。

途中出場とはいえ、チャンスはありました。自分はそこで仕事をしないといけないので、それができなかったことは自分の力不足だと思います。

最後の局面での質に、もっとこだわらなきゃいけないですね。ピッチに入った時は思ったよりスペースがあると感じていたので、最初の段階で、もっとグッと入って行けたらチャンスでした。ただ、時間が経つにつれて相手も引いてしまうと思うので、本当に、1つあるチャンスをモノにできる存在にならなきゃいけない。本当に、そこが課題です。

残り19試合。次はジュビロ磐田との対戦になるので、顔を下げても仕方がないと思います。今やっていることの質をどんどん高めていって、次の試合では絶対に結果を出したい。下向く必要はないと思うので、これからも、目の前の試合に向けて全力を尽くします。

チームメイトと近い距離感でプレーできている時は、効果的な攻撃ができていたと思います。ただ、そういう場面を多く作ることができなくて、距離が離れた状況でプレーする局面も多かったので、効果的なコンビネーションが出せなかった気がします。それを改善するためには、チームメイトの特徴をもっと把握して、自分の特徴を伝えなければいけない。自分の動き出しのタイミングなどを分かってもらえれば、もっと向上すると思います。

群馬は最後の局面で体を張って、粘り強い守備をしていました。そこを崩しきれなかったこと、結果的にはセットプレーで奪った1点だけだったことが悔しいですね。もっと運動量を上げていかなければいけないし、ゴール前での迫力を出さないといけないと思います。ただ、90分通してしっかり戦えたことは僕にとっては一つの収穫でした。

初めての試合をフクアリで戦うことができて、サポーターの声援の中で気持ちが高ぶりました。今日はすごく残念な結果でしたが、残り試合もまだ多いので、チームとしてしっかり切り替えて戦うことが大事だと思います。