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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

中3日で迎える第25節の対戦相手は、水戸ホーリーホック。ジュビロ磐田戦に続くアウェイ連戦は、ジェフにとって今後の命運を占う重要な一戦となりそうだ。

ホームでザスパクサツ群馬、アウェイでジュビロ磐田に黒星を喫したジェフは、順位こそプレーオフ圏内の5位に位置しているものの、勝点を伸ばすことができずに苦しんでいる。4連勝で首位に立つ大宮アルディージャとの勝点差は「18」に開き、自動昇格圏となる2位・磐田との勝ち点差は“3試合以上”を意味する「10」に開いた。また、10位のコンサドーレ札幌との勝点差が「3」であるということは、つまり1試合の結果で10位にまで転落する可能性を秘めているということ。ここで踏ん張って上位争いに踏みとどまれるかどうかが、今後の戦いを占う上で大きなポイントとなりそうだ。

前節の磐田戦を振り返って、キャプテンのパウリーニョはこう話した。

「お互いに攻め合い、厳しい守備をした中で、少ないチャンスを決めたのが磐田でした。ジェフにとっては悔しい結果でしたが、これを次につなげないといけないと思います。勝負を分けたのは小さな部分。少ないチャンスでも決めなければいけないし、自分自身も、遠めからでもシュートを狙っていくべきだと思う。ラストパスの精度、そういう細かい部分を突き詰めていかなければならないと思います」

磐田戦は中盤での互角の主導権争いを演じながら、フィニッシュに持ち込むまでの流れを作ることができなかった。そこを改善するために「突き詰めなければならない」ことは、ラストパスの精度や思い切りの良いシュート、それらの精度を高めてチャンスを確実にものにすることである。この点については直近の数試合で直面している課題であるからこそ、一刻も速く解決策を見いだし、結果に結び付けたい。

もちろん、誰よりもそれを痛感しているのは選手たちである。パウリーニョが続ける。

「本当に悔しい。でも、僕たちにはJ1に昇格するという大きな責任があるし、その責任から逃げるようなことは絶対にしない。最後の最後まで、全力で戦います。自分たちには力があると信じています。どうか、皆さんも信じて、最後までついてきてください」

対戦相手の水戸は、17位と下位に低迷しているものの4戦無敗と好調。前節の愛媛FC戦ではFW三島康平が2得点を奪い、GK本間幸司を中心とする堅守でリードを守り抜いた。吉田眞紀人と三島の2トップはコンビネーションに優れ、徐々に破壊力を増している。

今シーズンは第2節で対戦。中村太亮のクロスからネイツ ペチュニクが打点の高いヘディングシュートで先制。セットプレーから金井貢史のゴールで突き放し、後半は押し込まれながらも粘り強い守備で完封勝利を飾った。この勝利は、シーズン序盤戦の“勢い”を象徴する必勝パターンによってもたらされた。ジェフにとっては、同じ相手との再戦でもう一度あの“感触”を取り戻したいところだ。


関塚隆監督
(この暑さの中で連戦になりますが?)条件はどこも一緒なので、しっかりとコンディションを整えるのも大事ですが、コンディションだけではなく戦いを、我々の“勝つためにやろう!”というサッカーをやることが大事だと思います。そして狙いの部分については選手がプレーをしっかりとしてくれているので、ザスパクサツ群馬、ジュビロ磐田と敗戦となってしまいましたが、これを勝ちにもっていけるかが勝負所だと思います。白星にもっていくパワーをもう一度、チームで一丸となってやっていくことが大事です。
(前回の水戸との対戦では2対0で勝利をしましたが、相手のイメージは?)監督交代がありましたが、基本的な部分は変化をしていないと感じます。多少の変化の部分で(水戸の)狙いが出てくると思います。そこの対策をどうチームに落とし込みながら自分たちの良いところを出していくかだと思います。
(水戸は後半にかけて、勢いを持ってくる印象がありますが?)対戦相手もそれぞれ違いますし、データだけでは分からない部分もあります。それよりも(相手の)交代選手を含めての起用の仕方などをしっかりと見ていかなければいけません。
(夏休みにも入ったということで、多くのサポーターが練習見学にきていますが?)そうですね。「頑張ってください!」という激励の声を皆さんから頂けるので、サポーターのためにもこれをやり続けなければいけないというのを感じさせられます。しっかりと受け止めて頑張っていきたいと思います。

谷澤達也
(ジュビロ磐田戦は悔しい敗戦となってしまいましたが?)チームとしても個人としても、もう少し何とかしたかった。ボールを触る機会が少なかったので、しっかりと前を向いてやっていかないといけません。
(水戸のイメージは?)特に三島(康平)選手が嫌です。空中戦で向こうにリズムが出てきますし、賢いプレーをやってくるイメージがあります。チームとしてもアグレッシブにくるイメージがありますし、怖さもある、厄介だと思います。
(水戸は後半に強いイメージがありますが?)とにかく相手よりも先に得点が欲しい。そして前半にゴールを取れるような形で行きたい。攻撃でサイドを取れるかが勝負になると思います。

金井貢史
(前節を振り返って?)悔しいです。守備に関しては上手く守れていた部分もありましたし手応えもあります。チームとしてどうやって攻撃を作っていくかが課題ですが、今はとにかく勝点3を取るために必死で守って必死にゴールに向かうだけです。
(水戸のイメージは?)前に圧力をかけてきて、ハードワークを怠らないチームだと思います。“90分間でいかに勝ち切るか!”かがポイントです。0-0の状況で試合が進んでも、残り1分で点を取ることは気持ちの強さが出てくる場面。そこで負けないようにしたいです。

富澤清太郎
(前節の磐田戦を振り返って)チームはアグレッシブにプレーをして、良い戦いはしていたのだけどチームとしてのゲーム運びを考えると磐田のペースだったと思います。
(水戸戦に向けて)直ぐに切り替えて、頭も体も水戸戦に向かっています。気持ちと気持ちが戦う試合になると思いますが、それを続けられるメンタリティーを持つことが大事。僕自身は完全に気持ちを切り替えていますし、さらに気持ちを引き締めていかなければと思っています。


前節の結果
愛媛 0-2 水戸


水戸ホーリーホック 第24節 愛媛戦布陣


ジェフ千葉 第24節 磐田戦布陣



最近の戦績
6/28 水戸 0-1 横浜FC
7/4 水戸 2-1 栃木
7/8 大分 1-1 水戸
7/12 水戸 2-2 福岡
7/18 愛媛 0-2 水戸


最近の対戦
2013/04/17 水戸 2-0 千葉
2013/08/04 千葉 2-0 水戸
2014/04/05 水戸 1-2 千葉
2014/08/31 千葉 1-0 水戸
2015/03/15 千葉 2-0 水戸