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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

悔しいドローで7位に転落。



敵地で臨んだ第25節・水戸ホーリーホック戦。ジェフは76分に先制点を奪いながらも直後の80分に失点を喫し、1-1のドローで終えた。

関塚隆監督はスタメンをやや入れ替えてこの試合に臨んだ。GKは9試合ぶりのスタメン出場となった高木駿。最終ラインは右から金井貢史、キム ヒョヌン、富澤清太郎、大岩一貴の4人。ボランチに佐藤勇人とパウリーニョが並び、2列目は右からネイツ ペチュニク、町田也真人、井出遥也が位置。1トップには安 柄俊が入った。

前半は最近4試合無敗の水戸に、圧倒的に押し込まれる展開となった。前半のシュート数は水戸の「7」に対し、ジェフは「3」。サイドを深くえぐられてCKを奪われ、セカンドボールを拾えずに連続攻撃を受ける苦しい展開が続く。守備陣の冷静な対応で決定的なピンチを防ぎ、失点を回避したとはいえ、攻撃でほとんど見せ場を作れないほど相手の攻撃を受け続ける時間が続いた。

しかし後半に入ると、ジェフは少しずつペースをつかみ始めた。54分には町田に代えてオナイウ阿道を投入し、安との2トップで前線からのプレスを強める。これが奏功して高い位置でセカンドボールを拾えるようになり、前がかりになったジェフは水戸を押し込み、迫力ある攻撃でゴールへと迫った。中でも、最前線で体を張ったオナイウ阿道は、攻守両面で存在感を際立たせた。

61分には左サイドで井出がキープし、バックパスを受けた大岩がミドルシュート。65分には井手の突破から安がミドルシュートと立て続けにゴールに迫る。関塚監督は65分にFW安に代えてMF谷澤達也を投入。再びフォーメーションを4-2-3-1に戻して攻勢を強めた。すると75分、激しいチェイシングでペナルティーエリア内に侵入したオナイウ阿道が相手DFに倒され、PKを獲得。これをネイツが決めてジェフが先制点を奪った。

ところが直後の80分、ジェフの左サイドからクロスを上げられ、ゴール前でMF馬場賢治に押し込まれて失点。試合は再び振り出しに戻り、両者とも勝ち越しゴールを狙って激しい攻防が繰り広げられた。それでも決勝点を奪うことはできず、1-1のまま試合終了。待望の先制点を勝利に結びつけることはできず、またしても勝利を逃す結果となった。

この結果、ジェフは勝点1を積み上げたものの、順位は7位に転落。首位・大宮アルディージャとの勝点差は「20」、2位・ジュビロ磐田との勝点差は「9」となった。次節は7月26日(日)。舞台はフクアリ。4試合勝利から遠ざかっているジェフにとって、ロアッソ熊本と徳島ヴォルティスを迎えるホーム2連戦は、今後の命運を占う大一番となる。

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