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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

押し込まれながらも粘り強く守り、試合終盤に待望の先制点を奪った試合展開を考えれば、前節・水戸ホーリーホック戦のドローは悔やまれる結果だった。

勝点1を積み上げたことで2位・ジュビロ磐田との勝点差は「9」に縮まったが、順位は“J1昇格プレーオフ圏外”となる7位に転落。首位・大宮アルディージャとの勝点差は「20」となり、厳しい現実を突きつけられたことは間違いない。

しかし、ポジティブな側面がなかったわけではない。関塚隆監督は試合後の記者会見で言った。

「勝利に向けて、チームが一丸となった」

今のジェフに求められるのは、苦しい状況に直面してもなお、ブレることのない「勝利への意欲」だ。そのために「一丸」となって戦うことを、決して忘れてはいけない。願う勝利にあと一歩届かない今だからこそ、チームとしての真価が問われる。

今節の相手はロアッソ熊本。第25節終了時点で19位と下位に甘んじているが、7月に入ってからは2勝2分1敗と勝ち越し。第21節ではジュビロ磐田とドローを演じるなど、着実に勝点を積み上げている。今季9得点を記録しているFW齊藤和樹を筆頭に、左サイドのベテランMF藏川洋平やMF嶋田慎太郎ら攻撃陣は好調。技巧派MF養父雄仁の右サイドバックでの起用も、効果的なアクセントとして機能している。そしてもちろん、かつてジェフのエースとして活躍した巻誠一郎にも警戒が必要だ。

敵地で行われた第10節の対戦では、大量4得点を奪ったジェフが快勝。ネイツ ペチュニクとパウリーニョ、そしてキム ヒョヌンの2得点で終始相手を圧倒した。粘り強く守り、相手の隙を突いて先制点を奪い、リードをさらに広げるという理想的な展開だった。今こそそれを、取り戻さなければならない。

本拠地フクアリで、5試合ぶりの勝利を――。熊本との決戦は、26日19時にキックオフを迎える。



関塚隆監督
7月のこの5連戦で負けがないのが大宮アルディージャ、ツエーゲン金沢、水戸ホーリーホックの3チームですから、夏場の戦いを戦い抜いて行くチームとその状況の中で戦わなければいけないので、そういうストロングな所を見て戦っていかなければなりません。また、連戦になると違った戦い方になります、ターンオーバーをしているチームもありますし、もう1回そこをしっかりと見ていかないといけません。それよりも“90分の中でどう戦うか”。安(柄俊)や富澤(清太郎)が加入して内容的に上向いているのは事実です。それを結果として出していくのが今後の戦いの大事な要素だと思いますので、相手は違っても上手く自分たちの良さを引き出していきたいと思います。
ジュビロ磐田とは「9」に縮まりました。大宮アルディージャは首位を走っていますが、そこを見定めながら自分たちの力を出して戦っていくことが大事だと思います。
(怪我をしていた選手も合流して)全員、揃いました。調子の良い選手はドンドンとアピールをして欲しいと感じますし、チームの苦しい状態を助ける選手が多く現れてきてくれることを期待します。

キム ヒョヌン選手
(前節を振り返り)得点をしたあとの時間は危ない。我慢してリスク管理できればよかったけどカウンターでやられてしまった。次の試合はそういうシーンがないようにしたい。集中力も必要なので、もっと話し合いながらチームで守備をして行きたいと思います。次は勝てるようにしたいです。
(ロアッソ熊本のイメージは)前線のトップの選手に当ててきて、セカンドボールを拾いどんどん2列目が前にくる。しっかりと競ってセカンドボールを取って、ボールを大事にしていけたら問題はないと思います。最近、チームはセットプレーからの得点も多いですし、僕も調子がいいので良いボールが来た時には絶対に決めたいと思います。

ネイツ ペチュニク選手
最初は「10」ゴールを目標にしていましたが、このまま「15」まで伸ばせればいいと思っています。しかし、数字ではなくチームの勝利を優先して行きたい。自分はストライカーではないので得点王は意識していません。チームとして戦うこと、チームの目標(昇格)のために戦っていきたいというのが正直な気持ちです。
ホームが2試合続くので、(ロアッソ熊本戦は)絶対に勝たなければいけません。前回のアウェイでは4対0で勝ち、良いゲームをした印象がありますが、(熊本は)強い気持ちで来ると思いますし、調子がいいと思うのでしっかりと準備をしていきたいです。

高木駿選手
(富澤清太郎選手との連係について)一緒にプレーをしたことはありませんが、コミュニケーション・コンビネーションを取りやすい選手なのでやりやすい。周りへの動きでも助けてくれるので問題はありません。
(ラインの裏のケアについては)まだまだ、ラインの裏への守備やラインコントロールを積み上げて行きたいですし、もっと良くなると思うのでこれを続けていくだけです。
(ロアッソ熊本は)前回相手の調子も良くなく大勝しましたが、そこは一切忘れてやりたい。前回の借りを返しにくるだろうし、受けに回らず自分たちでゲームコントロールをし、ボールを保持していきたい。例えば、ロングボールが来ても落ち着いて対応し、相手が触る前に出てカウンター攻撃につなげられるようにしたいと思います。
(齊藤和樹選手など前線に危険な選手がいることについて)相手がどう出てくるか分かりませんが、相手をしっかり見ながら対応していきたいと思います。



前節の結果
熊本 0-1 東京V



ロアッソ熊本 第25節 東京V戦布陣


ジェフ千葉 第25節 水戸戦布陣



最近の戦績
6/28 磐田 1-1 熊本
7/4  群馬 1-1 熊本
7/8 熊本 2-0 愛媛
7/12 横浜FC 0-3 熊本
7/18 熊本 0-1 東京V



最近の対戦
2013/03/10 熊本 0-3 千葉
2013/10/20 千葉 6-0 熊本
2014/03/30 千葉 3-0 熊本
2014/08/17 熊本 0-0 千葉
2015/04/29 熊本 0-4 千葉

TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
7.26 (日) 19:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第26節 VS ロアッソ熊本

試合会場フクダ電子アリーナ

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