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試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

J1昇格プレーオフ進出に向けて、残された試合は「4」となった。“圏内”になる6位の東京ヴェルディとの勝点差は「3」。今節は敵地・札幌に乗り込み、13位のコンサドーレ札幌と対戦する。

札幌は前節、残留争いを戦う大分トリニータと対戦。試合は序盤から札幌ペースで進み、MF小野伸二が繰り出す精度の高いセットプレーやFW都倉賢の高さを活かした攻撃でリズムをつかんだ。しかし、後半開始早々に大分が先制点を奪うと、試合の主導権は一気に大分へと傾く。追加点を奪われた札幌は終盤に反撃するも実らず、プレーオフ進出を目指す上で厳しい敗戦を喫した。

ジェフは敵地で岐阜と対戦。相手にペースを握られたまま攻撃の活路を見いだすことができず、試合終盤の82分に先制点を奪われ、そのまま黒星を喫した。試合後、関塚隆監督は90分間を次のように振り返った。

「相手がセカンドボールを拾って縦に速い攻撃をしていたのに対して、我々は攻撃の距離感をなかなか掴むことができなくて、どうしても単発の攻撃になってしまいました。それが今日の試合全体の内容でした」

最近5試合の結果は、1勝1分3敗。悪い流れを止められなかったジェフは、8位に後退した。

札幌には、今も国内屈指のゲームメーカーとして知られる小野伸二や絶対的な高さを持つ都倉賢、テクニシャンの宮澤裕樹やスピードを武器とする内村圭宏、さらに出場停止明けの河合竜二など好タレントが顔を並べる。第17節の対戦では先制点を奪われながらも時間の経過とともに選手たちの動きに躍動感が戻り、試合終了間際に生まれたネイツ ペチュニクの同点弾でドローに持ち込んだ。局面における個の勝負はもちろんだが、何よりチームの総合力で挑み、相手を上回れば必ず勝機は訪れる。チーム一丸となって、敵地から勝利を持ち帰りたい。

勝てば目標に近づき、負ければ遠のくことは間違いない。しかし、求める結果は、すべてが終わるまで分からない。だから可能性がある限り、全力をぶつけて戦うしかない。敵地での札幌戦は、ジェフの「全力」が改めて問われる一戦となる。



関塚 隆監督
この前の(残留争いをしている)岐阜も、ナイトゲームで他の試合結果が分かっていたので必死に戦ってきました。今節の札幌も目標を達成するために必死でやってくると思います。われわれも立ち位置をしっかりと意識して戦い、そこでいかに(札幌より)上回れるか、自分達の力を引き出せるかが一つポイントになります。
私自身は前節(岐阜戦)、相手を上回る気持ちを出せなかったことがプレーに表れてしまったと思うので、それをいかにもう1回引き出して戦えるかがまず大事だと思います。
(前半戦対戦時から監督が代わった札幌の)基本線は変わっていないと思います。(抑えるポイントは)小野伸二選手が入った前線の3人ですね。まずはそこと、それからウイングバックがそこに絡んできます。後ろからは、ボランチあるいは(センターバックの)福森晃斗選手からの正確なボールに対して(前線の選手が)入ってくる。その部分が彼らのストロングポイントだと思います。

キム ヒョヌン
僕ら選手達が試合の中でやることや、監督がやりたいサッカー、俺たちがやりたいサッカーをしっかりみんなで話しました。みんな一つになれたし、「良い準備をしよう」という話をしたので、次の札幌戦はもっと良い試合ができると思います。
札幌はフォワードのフィジカルが強いし、ゴールキーパーのキックもすごく良いです。けっこう蹴ってくると思うので、それに対してしっかり準備をしていきます。注意したいのは都倉賢選手。体が強いし足元もうまいので、対応には気を付けたいと思います。
札幌ドームで試合をしたことは今までないのですが、1年目(2013年)に行ったとき、ベンチから見ていて照明の感じなどは(他のスタジアムと)違うなと思いました。空中戦など守備の時には特に集中したいと思います。

佐藤 勇人
札幌は個々の能力が高いですし、向こうも(昇格プレーオフ進出に向けて)必死の状態です。向こうにとってはホームですし、岐阜戦以上に難しい試合になるかもしれません。でも、勝てなかった岐阜以上に難しくなる試合に、勝たなければいけないわけです。そのためには、今までどおりではいけないし、みんなで団結してやらなければいけないと思います。
試合をしていると失点をする場面はありますが、失点をしたとしてもうまく切り替えることが大事だし、ネガティブにならずに点を取りにいかなければいけない。それに対するアプローチを全員がしていかなければいけないと思います。
岐阜戦も、少なかったですが(得点の)チャンスはありました。そこで決め切ることが重要になってきます。決め切れば試合の流れも変わるし、そこはポイントになると思います。

町田 也真人
前半戦に札幌と試合をした時(先発フル出場)は、わりとボールを持てたので、それほど嫌な印象はなかったです。でもやっぱり強烈な“個”が前にあるので、それに対していかにディフェンスが踏ん張れるか、そこへいかに簡単に蹴らせないようにするか、というのは注意しながら試合をしていました。
いま僕が試合に出た時に求められているものはハッキリしているのですが、その仕事はまだちゃんとできていないなと感じています。ハイボールのセカンドや、ゴール前でのボールに対してなど、そういった場面で印象を残すプレーをしたいと思います。
札幌の小野伸二選手は大好きな選手なので、もし同じピッチに立てることがあれば嬉しいです。(町田選手の地元・埼玉の)浦和レッズに(小野選手が)入った時からずっと憧れていました。


前節の結果
大分 2-0 札幌


コンサドーレ札幌 第38節 大分戦布陣



ジェフ千葉 第38節 岐阜戦布陣



最近の戦績
9/27 札幌 0-0 群馬
10/4 東京V 0-2 札幌
10/10 札幌 2-1 金沢
10/18 磐田 3-0 札幌
10/25 大分 2-0 札幌

最近の対戦
13/03/03 千葉 0-1 札幌
13/11/03 札幌 1-0 千葉
14/05/18 千葉 2-0 札幌
14/10/11 札幌 0-2 千葉
15/06/06 千葉 1-1 札幌