TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

HEADCOACH

関塚 隆監 督

この最終戦をモノにすることで、プレーオフへのチャンスを自分たちでつかみ取れるということでスタートしました。多くのサポーターも、期待とともに一緒に戦ってくれたことは本当に感謝したいと思います。ただ立ち上がりに硬さが残るところで、クイックリスタートから先制点を奪われ、なかなか引いた相手を崩し切れず…という内容だったと思います。
今日の最終戦は、今シーズンを象徴するような戦いぶりになってしまったなと感じました。最終的に50得点45失点。この得失点差がそのまま勝敗に響いてしまったのではないかと思います。
本当に1年間ありがとうございました。

―― 立ち上がりに先制され、その後クロスが良い形で中に入る場面があったかと思いますが、崩しの部分についてはどのように感じていますか?

人数をかけて讃岐さんが守ってきた中で、ただクロスをあげるだけではなくて、もう一人タッチラインの奥で進入する動きがあったときには、それを利用して2度ほど右サイドからエリア内で松田力がフリーになっていた状況がありました。
そのように3人目の動き出しを含めながら、クロスか、そこ(エリア内に入ってきた選手)を使うか。そこでもう一つコンビネーションとして(形が)生まれていればと思います。そのあたりはハーフタイムで指示をしました。
後半は左サイドから、田中(佑昌)が入ったり(井出)遥也が進入したりと、本当にゴール前に近づいてはいましたが、やはりラストパスと中の精度でもう一つ、合わなかったと思います。
後半は得点を取るために選手たちも勇気を持って、(相手の)速いカウンターを怖がらずに進入して得点を取ろうという意欲はあったと思います。

―― 後半は左サイドから田中選手がサイドを崩していましたが、右サイドの水野晃樹選手はセントラルミッドフィールダーのような役割になっていました。アーリークロスが跳ね返されてしまう中で、もっと奥まで進入してからのクロスというのも必要だったかと思いますが。

おっしゃるとおりで、水野にももう一つ奥に入ってからのクロスは要求していました。
やはり彼がそこでパスの配給役になっていると、やはりチームの形として右サイドを崩し切れないと感じました。それでセントラルに佐藤健太郎を入れて、その役割をしっかりと押さえながら左右のバランスを考えました。
あと我々がチャンスになるのは大岩(一貴)が思い切って右サイドから進入していくときでした。
左からのクロスに対して入っていくことを、後半は強調しました。そのこぼれ球に対して、セカンドボール(を拾うこと)やミドルシュートといったところを、突破口のアイディアとしてやりましたが……1点が遠かった、という試合になってしまいました。

INTERVIEW MOVIE

パウリーニョMF 5

非常に悔しいという言葉がぴったりのゲームだったと思います。
(試合内容については)小さなミスはありましたが、何とかいい形を作り出そうという積極性は見られたと思います。チャンスも作れていましたし、ミスから失点をしてしまったのは残念でした。
ゴールを奪うということが我々にとって大事なことだったので、すべてのパワーを使って攻撃に出ないといけないと思っていました。それを最初から心がけていたつもりです。

ゴールがなかなか奪えず、途中から焦りが生まれてくることはあり得ることです。それでも後半はたくさんのチャンスが作れていました。
我々のサポーターは常に声を枯らして後押しをしてくれてました。そのサポーターのためにも何とかいい結果を残す必要がありました。
我々が最低限の結果(2点差以上での勝利)を得られていれば、いい方向(6位でJ1昇格プレーオフ進出)に行っていたわけですからとても残念です。

佐藤 勇人MF 7

今日の結果だけでなく、今シーズンのすべての結果。それを自分たちで変えることができなかった。
勝たなければいけない試合で勝つことができなかった。それは今日に限らず、シーズンを通してのことだと思う。「また来年」ということじゃなく、この状況をもっと真剣に受け止めなければならない。
自分も、クラブも、考えて行動に移さなければならないと思います。

富澤 清太郎MF 15

引かれた相手を崩すのが難しいのは当然ですが、もう少し、縦に突破できる選手、縦にボールを入れられる選手が増えていかなければならないと感じましたし、クロスを入れるための位置関係をしっかりと作らないといけないと思います。
J1に上がることだけじゃなく、J1に定着することが目標だと思うので、今のままではそこでは通用しない。単純に、サッカーがもっとうまくならないといけないと思います。

こういうものに頼ってはいけないのですが、対戦相手の状況やケガ人の状況、出場停止の状況を含めて、いい“めぐり合わせ”を引き寄せることができなかったことも事実だと思います。
1つ勝てばアクシデントが起きて、1つ勝てばまたアクシデントが起きるという状況でした。
もちろん、それでも勝たなければいけないのですが、安定感に見放されてしまったというところはあると思います。
それを、何によって引き寄せなければならないのかを考え続けたシーズンでした。

井出 遥也MF 26

勝たなければならない状況でピッチに入ったので、ワンツーやドリブルなど、自分の得意なプレーを出して相手を崩すようにと言われました。
攻撃の形を作ることは何回かできたんですが、最後の部分でなかなかうまく合わず、ゴールを奪うことができませんでした。
僕個人として、“仕留める”という部分の精度をもう一段、二段と高めなければいけないと思います。最後のところの精度と、シュートに行くまでにどうやったボールを動かすかという部分。
“決めるところ”で決めないと、相手のペースになってしまうという展開だったと思います。

シーズンを通じて、個人としては、目に見える結果としての得点やアシストが足りないと思います。
いいリズムで愛媛戦(第35節)に勝つことができたのに、自分がケガをしてしまって最後のところで貢献することができなかった。
そういう意味では、1年を通じて戦える選手にならないといけない。毎年のように「昇格」を目標としながら、そこに上がれない状況があるので、今の実力をちゃんと理解して、もう一度やり直したいと思います。

松田 力FW 38

今日は本当に、先に失点してしまったことがすべて。相手が完全に守備を固めるきっかけを自分たちで作ってしまったと思います。
結果的にも、今のチームには、あの状態でゴールを奪う力が足りなかったんだと思います。

シーズン途中に加入してから監督に信頼してもらい、試合で使ってもらっていたので、チームの中心として、チームを引っ張る存在として戦おうと思いながらプレーしてきました。
でも、結果がついてこなければ、チームとしても波に乗ることは難しい。苦しい状況で試合に勝つためには、チームが一つになることがとても大切。
それに向けて、みんなが努力してきたと思います。でも、それでも結果を出すことができなくて、最後まで流れをつかめなかった。
個人としても、特にシーズン終盤は結果を出すことができなかったので、チームが一つになるための力になれなかったことが悔しいです。

MIXZONE MOVIE

INDEX