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2015 SEASON MATCHES試合日程・結果

シーズン最終節は2失点で完敗


J1昇格プレーオフ進出に向けて、わずかな可能性を残して迎えた2015シーズン最終節。しかしカマタマーレ讃岐との大一番に0-2で敗れたジェフは、9位という結果でシーズンを終えた。

試合は前半開始直後の9分に動いた。讃岐の右CKはゴール前で混戦となり、長身DFエブソンがヘディングで押し込んで讃岐が先制。まだ多くの時間が残されていたとはいえ、「2点差以上の勝利」を目標としていたジェフにとってこの失点は大きく響いた。関塚隆監督はこう振り返る。

「立ち上がりに硬さが残るところで、クイックリスタートから先制点を奪われ、なかなか引いた相手を崩し切れないという内容だったと思います」

16分にはゴール正面でパスを受けた水野晃樹がシュート。直後の17分にはGK岡本昌弘がビッグセーブでピンチを回避し、18分には連続攻撃で相手ゴールに迫った。一連のプレーはジェフの反撃ムードを加速させる好材料となったかに見えたが、以降、中盤でボールを回しながらも、自陣に引いて守備を固める讃岐を攻めあぐねる時間が続く。前半は試行錯誤を繰り返しながらもゴールを奪うことができず、1点のビハインドを追う展開で勝負は後半へと突入した。

関塚監督は早めの交代策で状況の打開を試みた。58分には佐藤勇人に代えて佐藤健太郎、田中佑昌に代えて井出遥也を投入。特に井出は左サイドで攻撃の起点を作り、鋭い突破から何度も好機を演出した。しかし、“最後の精度”がわずかに足りず、同点ゴールを奪えないまま試合は終盤へと突入する。しかし、80分には一瞬の隙を突かれて再び失点を喫し、相手ゴールにたどり着けないまま試合終了を迎えた。


わずかな希望を持って迎えたホーム最終節。しかし、全42試合を消化した結果として、ジェフはJ1昇格という目標を成し遂げることができなかった。関塚監督はこう振り返る。

「今日の最終戦は、今シーズンを象徴するような戦いぶりになってしまったなと感じました。最終的に50得点45失点。この得失点差がそのまま勝敗に響いてしまったのではないかと思います」

最終結果は9位。この現実をしっかりと受け止めて、もう一度、前に進むための強いチームを作らなければならない。

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