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2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

千葉ダービーは3得点快勝!

本拠地フクアリに柏レイソルを迎えた「第21回ちばぎんカップ」は、セットプレーから3得点を奪ったジェフが3-0で快勝。シーズン開幕を2週間後に控えた真剣勝負の舞台で、大きな弾みとなる白星を挙げた。

この日のフォーメーションは、沖縄・宮崎キャンプから使ってきた4-4-2。GKは佐藤優也。最終ラインは右から多々良敦斗、イ ジュヨン、若狭大志、阿部翔平の4人。ボランチにはアランダと山本真希が入り、中盤の右に小池純輝、左に井出遥也が位置。2トップにはエウトンと船山貴之が並んだ。

試合は、立ち上がりから中盤で激しい主導権争いが繰り広げられた。6分には柏のエデルソンが蹴ったFKが追い風に乗って際どいコースを突いたが、これはGK佐藤優也がセーブ。直後の7分にはエウトンと船山の連係からチャンスを作り、11分にはカウンターからピンチを招くなど一進一退の攻防が続いた。

しかし15分、ジェフは右CKのチャンスからこぼれ球を船山が押し込み、先制点を奪う。その後はキープ力のあるFWディエゴ オリヴェイラを中心とする柏の攻撃に押し込まれたが、この時間帯を失点することなく切り抜け、1-0とリードしたまま前半を折り返した。

関塚隆監督は、後半開始と同時にMF山本に代えてMF富澤清太郎を投入。直後の49分には再び右CKのチャンスからエウトンが押し込み、リードを2点に広げた。55分にはFW船山に代えてFW吉田眞紀人を投入。さらに66分に小池に代えてMF長澤和輝、69分にMFアランダに代えてMF佐藤勇人を投入するなどメンバー構成を変えたが、大きく崩れることなく試合終盤へと向かった。

すると82分、中盤で井出が倒されてFKを獲得すると、阿部がニアサイドに鋭いクロスを放り込み、イ ジュヨンがヘディングで合わせて3点目を奪う。終盤には再び柏の猛攻を受けたが、守備陣を中心に集中力を切らすことなく守り、3-0のまま試合終了を迎えた。

得点はいずれもセットプレーから生まれたものだったが、3-0という結果以上に、J1の柏レイソルを相手に無失点で切り抜けたことは大きな収穫と言えそうだ。ここまでジェフは、キャンプでのプレシーズンマッチ、トレーニングゲームを合わせて無敗。J1の鹿島アントラーズと柏に勝利したことは、大きな自信になったと言えるだろう。

もっとも、本当の勝負はここからだ。ジェフにとって7年目のJ2は、2週間後に幕を開ける。

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