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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

2016シーズン開幕戦の相手は、徳島ヴォルティス。舞台はフクアリ。キックオフは16時。待ちに待ったキックオフの瞬間が、いよいよ訪れる。

3年目の指揮を執る関塚隆監督は、クラブ全体の思いを代弁した。

「大幅に(選手が)入れ替わって、“新生ジェフ”としてスタートしましたが、選手と我々クラブが一つの方向を向いて、ここまでしっかりとやるべき準備を積み上げてくることができた」

“新生”に対する不安は、決して小さくなかった。それでも、チームはプレシーズンマッチで負けなしと“結果”を残し、J1屈指の強豪である鹿島アントラーズにも勝利。2年ぶりに開催されたちばぎんカップでは柏レイソルとのダービーマッチを3-0で制し、周囲の予想を良い意味で裏切る快進撃で順調な仕上がりをアピールした。生まれ変わったチームにとって、勝利による手応えは何よりの自信につながった。

関塚監督は一貫して4-4-2システムを採用。新戦力はそれぞれに実力をアピールし、熾烈なレギュラー争いが繰り広げられている。もっとも、初めてジェフのユニフォームを着る新戦力とはいえ経験豊富な選手も多く、プレシーズンマッチの好成績を楽観視することはない。プロ5年目を迎えてすっかりチームの中核に成長した井出遥也は言う。

「プレシーズンマッチでは鹿島や柏といったJ1のチームにも勝つことができましたけど、それで満足しているような雰囲気はありません。J1のサッカーとJ2のサッカーが大きく違うことは誰もが理解しているし、それ以上に、個人としても結果を残さなければポジションを勝ち取れない。いい雰囲気でやれていると思います」

対戦相手の徳島は、昨季、14位でJ2リーグをフィニッシュ。チームをJ1昇格に導いた小林伸二監督が退任し、ヘッドコーチを務めていた長島裕明が新監督に就任した。

戦力としては、長くチームの顔として活躍してきたFW津田知宏を横浜FCに、MF衛藤裕をカターレ富山に放出。新たに大宮アルディージャからMFカルリーニョス、ギラヴァンツ北九州からFW渡大生らを獲得。昨季、リーグワースト4位だった総得点数の改善が期待される中で有能なアタッカーの獲得に成功した点はポジティブな材料と言えそうだ。

もちろんジェフにとっては、相手がどこでもホーム開幕戦で負けるわけにはいかない。目指すは勝利、勝点3のみ。躍動する新生ジェフの姿を、本拠地フクアリで見せつけたい。


関塚隆監督
大幅に(選手が)入れ替わって、“新生ジェフ”としてスタートしましたが、選手と我々クラブが一つの方向を向いて、ここまでしっかりとやるべき準備を積み上げてくることができた、という手応えは感じています。
リーグ開幕の時に抱く気持ちというのは(他の試合とは)違うと思いますし、42分の1の試合といえども、好スタートを切るためには大事です。しかもホームですし、良い内容で結果を出してスタートしたいという気持ちは強いです。
相手は(ジェフの良さを)引き出させないように対策してきますから、その中でも自分たちが上回るモノをしっかり出していかないと、勝ち点を積み上げていくことはできません。そこがポイントになると思います。ただ今季はそういう点で、高さや速さなど変化を与えられるようなメンバーが揃っているので、こちらも最後までしっかりと準備をしていきたいと思います。

佐藤 優也
みんなが良い状態でコミュニケーションを取れていますし、みんなが一つの方向を向けているという感じはしています。(昨季対戦した徳島のイメージは)堅くて守備的。新チームとはいえ、対戦したことのある選手は特徴も知っていますし、そういう意味で分かっている部分はあります。あとはどういった戦いをしてくるかですが、それも試合の中で判断できると思うし、それに対応できる選手も多くいます。(相手の情報が少ない点は)そこまで心配していません。
味方がミスをしてもそこをカバーしてあげたいし、そういう気持ちでずっとやっています。やっぱり開幕戦は、勢いに乗れるかどうか左右することもありますし、42試合のうちの1試合ですが、テンションは上がります。「シーズンの始まりだ」と思うし、楽しみです。

イ ジュヨン
いよいよ開幕なので、楽しみです。自分のコンディションも良く、見ていると他の選手もみんな、コンディションが良いのではないかと感じています。早い段階からみんな集中して、トレーニングに取り組んできました。
開幕戦は「どちらがより頑張れるか」「どちらがより集中して試合に臨むか」が勝敗のポイントだと思います。新シーズンで、徳島がどうやって攻撃をしてくるか分からない部分もありますが、試合開始10分とかで相手の攻撃スタイルを判断して対応していくことが、大事になってくると思います。

小池 純輝
Jリーグスカパー!ニューイヤーカップもちばぎんカップも獲りましたけれど、やはり一番獲りたいのはリーグ戦ですし、そこはみんな同じ気持ちだと思います。開幕戦が全てではないと思いますが、重要度でいうと大きい試合です。硬くなりやすいですし、だからこそ自然体でプレーできればと思います。
引いてくる相手に対しては難しいところもありますが、焦らずやることが大事になると思います。相手のディフェンスラインを崩して、(サイドから入れたボールで)コーナーキックが取れれば、それも得点チャンスになりますし、個人的にはそういう仕掛けていくプレーをしたいと思います。判断に迷ったときに、そういった前向きな選択ができるように心がけたいです。


<過去の対戦>
2013/06/22 徳島 1-2 千葉
2013/07/27 千葉 1-2 徳島
2013/12/01 徳島 1-1 千葉
2015/06/28 徳島 2-1 千葉
2015/08/01 千葉 1-0 徳島
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
2.28 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第1節 VS 徳島ヴォルティス

試合会場フクダ電子アリーナ

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