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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

序盤戦の大一番だ。

相手はここまで無敗で2位につけるリーグ屈指のタレント軍団、セレッソ大阪。現状の勝点差「3」を考えれば、敵地での勝利がジェフを上位に押し上げる大きなポイントとなることは間違いない。

開幕4連勝で首位に立ったC大阪は、前節、第4節終了時点で最下位タイに位置するツエーゲン金沢と対戦。昨シーズンの対戦成績は2戦2敗、しかも無得点に終わっていた相手だった。大熊清監督は5試合連続で同じスタメンを起用。トップ下に位置する柿谷曜一朗を中心に、右サイドの杉本健勇、左サイドのブルーノ メネゲウ、1トップのリカルド サントスと攻撃陣には強力なタレントが顔を並べた。

開始早々にMF山村和也のロングフィードで決定機を作ったC大阪は、相手最終ラインの背後に抜けたFWブルーノ メネゲウが先制点を奪い、幸先良い立ち上がりを見せた。26分にはCKから失点して同点に追いつかれたが、後半も攻勢を強めて勝ち越しゴールを狙った。すると63分、前線中央でパスを受けた杉本が技ありのミドルシュートでネットを揺らす。しかし終盤、猛反撃を見せた金沢にまたしてもCKからピンチを招き、PKを与えて失点。試合は2-2のドローに終わり、連勝は4で止まった。

今シーズン初のドローで首位の座をロアッソ熊本に明け渡したものの、第4節まですべて1-0で勝ってきた安定感と、個のタレントが示すインパクトは圧倒的だ。スタメンだけでなくベンチには玉田圭司や関口訓充など日本代表経験のある選手が控え、守備陣も韓国代表GKキム ジンヒョンを中心に強固な守備を見せている。

ザスパクサツ群馬をホームに迎えたジェフは、前節、圧倒的な攻勢で試合を優位に進めながら、最後までゴールを奪えずスコアレスドローに終わった。内容を考えれば非常に悔やまれる結果だったが、選手たちはその反省を口にしながら、ポジティブな点についても言及した。守備陣のリーダー格、近藤直也は3試合連続無失点の手応えをこう話した。

「前線の選手も含めてうまくスペースを消す守備が少しずつできているし、距離感も良くなっている」

J2屈指の強豪と評されるC大阪を相手に、敵地でどのような結果を残すことができるか。新生ジェフにとっては“現在地”を測る上で非常に大きな意味を持つゲームとなり、もちろん、今後のJ1昇格争いを占う上でも重要な一戦となる。関塚隆監督は力強く、「勝機はある」と口にした。

「今の我々の立ち位置を考えても勝機はあると思いますから、それを選手とともにしっかりと意識を共有しながら戦いたいと思います」

勝点3を目指して、いざ大阪へ。


関塚 隆監督
(セレッソ大阪には)タレントがいますから、そこに対して自分たちのやりたいことが本当にできるか。しっかりとチームの一体感を持って、攻守にわたってやらないといけません。“個”を出させてしまうと、相手の強さが出てきてしまうので、そこを出させないように、我々の狙いとするサッカーを展開していくことが大事だと考えています。
(大熊清監督は)“勝たせる監督”です。(FC東京を)昇格もさせているし、U-20の監督としてもアジアから世界に連れて行っています。非常にそういう面で、いるタレントをしっかりと機能させて勝たせる監督だなと思っています。しかし、今の我々の立ち位置を考えても勝機はあると思いますから、それを選手とともにしっかりと意識を共有しながら戦いたいと思います。

山本 真希
群馬戦はボールも支配して、チャンスも何回かありました。内容的には悪くなかったと思いますが、あれだけ圧倒できたのなら勝ちたかったというのが、正直な気持ちです。
セレッソにはタレントがそろっていて、個々の力の恐さはあると思います。それに対してこちらがやり方を変える必要はないけれど、いつも以上に気を付けなければいけないのは確かです。(川崎フロンターレでプレーしたことのある)杉本健勇選手はポテンシャルがすごく高いですし、シュートがうまいです。前節の金沢戦でもゴールを決めていましたし、そういうところは分かっているだけに、注意したいと思います。大熊監督は、堅実にチームを作る中で個人の力を引き出すイメージです。この試合が大きな意味を持つのは間違いないので、勝ちたいです。

近藤 直也
セレッソはブラジル人選手など良い選手がいて、一番戦力が整っているチームだと思います。勝つしかないと思っていますが、J2っぽいチームではないので、これまでとは違う戦いになるのではと予想しています。相手にボールを回される時間もあると思いますが、逆にこちらが相手に脅威を与えるようなプレーができればと思います。(3試合連続無失点の守備面については)前線の選手も含めてうまくスペースを消す守備が少しずつできているし、距離感も良くなっていると思います。
勝った試合の後が大事と臨んだ前節・群馬戦ですが、引き分けの後の試合も、大事なのは同じです。勝点1と3では大きな開きがあるので、やっぱり勝たないといけない。早い段階で1点を取れれば安心してプレーできる部分もあるので、やはり前半のうちにゴールが欲しいですね。

吉田 眞紀人
関塚監督が守備面ですごく要求しているので、前からしっかり守備をしていこうという意識を強く持ちながらプレーしています。試合中、守備に対してより細かくみんなで指示し合っていますし、“失点をしないチーム作り”はできてきていると思います。「やられない」という感じはしていて、よほどのことがないと崩れることもないのかなと感じています。前線の選手からすると、安心感があります。だからこそ、前線はそれに応えなければいけないと思っています。
セレッソ戦はスキを見せないことと、いつも以上に一人ひとりが各ポジションでハードワークすることが求められると思います。相手の個々の能力が高いぶん、より気を引き締めて戦います。前節で引き分けたぶん、チームとして勝点3を取って帰ってきたいと思います。


[前節の結果/C大阪]
C大阪 2-2 金沢


[前節の布陣/C大阪]


[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/C大阪]
02/28 C大阪 0-1 C大阪
03/06 水戸 0-1 C大阪
03/12 C大阪 1-0 群馬
03/20 山形 0-1 C大阪
03/26 C大阪 2-2 金沢


[過去の対戦成績]
06/06/04 C大阪 2-5 千葉
06/06/08 千葉 3-2 C大阪
06/09/16 C大阪 3-2 千葉
15/04/01 千葉 4-4 C大阪
15/08/08 C大阪 1-1 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
4.3 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第6節 VS セレッソ大阪

試合会場キンチョウスタジアム

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