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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

J1昇格争いのライバルであるセレッソ大阪を相手に、悔しい敗戦を喫した直後の大事なゲームだ。ジェフはここまで、6試合を終えて3勝1分2敗で9位。無敗で首位に立つC大阪との勝点差は6に開いており、これ以上離されないためにも勝利を手に入れたい。

今節の対戦相手は、第6節終了時点で21位に位置するツエーゲン金沢だ。金沢は前節、横浜FCと対戦。立ち上がりの9分に中盤でのミスからカウンターを受けて失点したが、直後の11分、昨シーズンはジェフの一員としてプレーした安柄俊が高さを活かしたヘディングシュートで同点弾を記録。しかし18分、横浜FCに勝ち越し弾を奪われると、後半は攻勢を維持しながらゴールを奪うことができず、1-2のまま黒星を喫した。

昨シーズンは昇格1年目にして上位争いを演じる快進撃を見せた金沢だが、今シーズンはいまだに勝利がなく、21位と下位に沈んでいる。しかし、第5節では首位のC大阪を相手に2-2のドローを演じるなど、徐々に調子を上げている印象も強い。高さと強さを武器とする水永翔馬と安柄俊の2トップには十分な迫力があり、昨シーズンの快進撃を演出したボランチ、山藤健太の展開力も健在。10番を背負う熊谷アンドリューやテクニシャンの古田寛幸など、新戦力も少しずつチームにフィットしつつある。最終ラインを形成するキャプテンの作田裕司は対人に強く、コンビを組むセンターバックの太田康介は攻撃のスイッチを入れる縦パスに定評がある。右サイドバックの馬渡和彰は、横浜FC戦でも正確なプレースキックから好機を演出した。チームとしての結果に表れていないとはいえ、警戒すべき好タレントがそろうチームであることは間違いない。関塚隆監督が言う。

「しっかりと自分たちの攻守の狙いを確立し、『こう来たら、こうする』というところは、ピッチとコーチで共有していきたい」

相手に惑わされず、“ジェフのサッカー”をピッチで体現することが、この試合の勝敗を左右する大きなポイントとなりそうだ。

ジェフは前節、前半は個人能力の高いC大阪に押し込まれて2失点を喫したものの、立ち上がりに1点を返した後半は形勢を逆転させて主導権を握った。悔しい敗戦であったことは間違いないが、後半の45分間でつかんだ手応えも小さくない。“ジェフのサッカー”ができれば、どんな相手に対しても試合を優位に進められる。キャプテンの佐藤優也が言う。

「負けたゲーム明けで、どう修正するか。上を目指すならここで連敗できません。しっかり修正して、勝点を取ることが大事」

「負けた後の試合」が重要であることは、選手やコーチ陣はもちろん、サポーターも十分に理解している。だからフクアリで迎える金沢との一戦は、すべての力を結集して、なんとしても勝点3を手に入れたい。


関塚 隆監督
(今季まだ勝利のない金沢は)やはり、昨季よりは模索しているなという印象です。今回はどういう布陣で来るでしょうか。ここ2試合連続2失点中ですし、ボールの動かし方としてはいいですが、守備面で整理されているかというと、まだ模索しているように見えます。我々も相手に対して、「これで行く」と決め切れないところもあるので、しっかりと自分たちの攻守の狙いを確立し、「こう来たら、こうする」というところは、ピッチとコーチで共有していきたいと思います。
あとは、個人の能力の部分。フィードが良い太田康介選手、山藤健太選手、安柄俊選手と水永翔馬選手、そして両ワイドの選手も1人で仕掛けることができます。そのあたりのタレントの部分をしっかりと抑えられるよう、準備をしていきたいと思います。 (安柄俊選手の特徴は)強さと高さでしょうね。前節・横浜FC戦でも、(得点を記録した場面以外も)あと2、3点は取れるチャンスがあったように思います。そしてウチに対して「頑張ろう」という気持ちは強いと思いますしね。でもこのあいだの横浜FC戦では、非常に元気そうでしたね。その元気さを出させないようにしたいと思います。

佐藤 優也
前節のセレッソ戦は、前半を失点ゼロでいければ自分たちの思っていた通りになったと思います。そこで2点取られてしまったので、その部分が良くありませんでした。負けたゲーム明けで、どう修正するか。上を目指すならここで連敗できません。しっかり修正して、勝点を取ることが大事だと思います。
金沢の古田寛幸選手とは、札幌で一緒にやっています。彼が高校生の時から練習に来ていました。調子がいい時は誰も止められないようなプレーをします。左足、ドリブル、スピード、キレ。本当にいい選手だと思う。点は取られたくないですね。
前節はセットプレーでやられる悔しい負け方でしたが、金沢はそこをストロングポイントとしています。そこでやられないように、我慢しながらやるだけです。

富澤 清太郎
(試合に向けての準備は)いつもどおりです。(金沢は)特徴があるシステムなので、映像を見て何がベストかを考えたいと思います。うまくいくとき、いかないときは当然あるので、ダメなときもダメなままではなく、そういうときにどうするかを整理して、順応力を持ちたいと思います。負けた試合の後なので、メンタル面の影響も当然あると思いますが、粘り強くやっていければと思います。
(アランダ選手とのボランチの関係は)彼はもっと自由にやる選手だと思っているし、そのほうがバランスを取りやすいです。僕が後ろから(ボールを)散らして、彼が前で自由にやって、自分のタイミングでボールを取りに行く。彼が行った後のところを僕が埋める、というのは僕の思うイメージです。そういうことをトレーニングの中からやっていければいいと思います。

井出 遥也
セレッソ戦の後半は押せ押せだったので、個人としてはもちろん出たい気持ちはありましたが、(起用を)選ぶのは監督。練習から、使ってもらえるようにと毎週思っています。セレッソ戦の前から調子は良いので、使ってもらったら結果を残せるようにやるだけです。
去年の金沢戦では点も決めていますし、そういう意味でも、また決めたいという思いはあります。試合に出たら、途中でも先発でも、個人に求められていることは分かっています。攻撃で違いを見いだしたり、最後に仕留める部分。そこは、期待に応えられるようにやりたいです。
岡山戦も、群馬戦も、試合に出たらフィニッシュの部分まではいけています。あとは決めるだけ。きっかけを自分でつかんでる以上、最後を決め切るところが求められていると思うので、そこをしっかり頑張りたいです。


[前節の結果/金沢]
金沢 1-2 横浜FC


[前節の布陣/金沢]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/金沢]
03/06 群馬 2-1 金沢
03/13 金沢 0-0 水戸
03/20 町田 2-1 金沢
03/26 C大阪 2-2 金沢
04/03 金沢 1-2 横浜FC


[過去の対戦成績]
15/05/17 千葉 1-1 金沢
15/07/08 金沢 0-0 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
4.9 (土) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第7節 VS ツエーゲン金沢

試合会場フクダ電子アリーナ

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