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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

レノファ山口FC、水戸ホーリーホックを相手に立て続けに喫した2つの黒星を関塚隆監督はこう振り返る。

「敗戦から『次に行こう』と思っていても、引きずる部分はあるかもしれません。後半は盛り返しましたが、打ち破れませんでした。ただ、しっかりとやれているところもあるので、次のホーム・讃岐戦に向けて気持ちを入れ替えてやっていくことが大事」

第10節を消化して、勝点は「14」。最近5試合の成績は1勝1分3敗と負け越しており、順位は12位まで落ち込んだ。ジェフの一員としてJ2を勝ち抜くことの難しさを、昨シーズンまでライバルとして戦ってきた選手たちは改めて実感している。キャプテンの佐藤優也が言う。

「どこのチームも「ジェフを倒そう」と他のクラブを相手にするとき以上に燃えてくると思います。僕も他のクラブにいたときは、そう思っていました」

だからこそ、“受け”に回ることだけは避けなければならないと強調する。

「自分たちから思い切って仕掛けていく、自分たちからアクションを起こす、そういった試合にしたいと思います」

今節、ホームに迎える8位のカマタマーレ讃岐は、前節、ギラヴァンツ北九州と対戦。試合開始早々に失点しながら徐々にリズムをつかんで攻勢を強めると、右サイドから何度もチャンスを演出。後半開始早々の56分にはCKからDFエブソンが同点ゴールを奪い、逆転ゴールこそ奪えなかったものの終始優勢に試合を進め勝点1を拾った。

この試合で同点ゴールを導いたMF高木和正のセットプレーはもちろん、トリッキーなプレーで攻撃にアクセントを加えるMF馬場賢治、1トップを張るミゲルなど警戒すべきタレントは多い。北九州戦では、それまで故障欠場が続いていたFW我那覇和樹が戦線復帰。最近3試合は勝利から見放されているものの、リーグトップクラスの得点力を誇る攻撃陣は好調を維持している。関塚監督も「ゴール前でのバリエーションが増えている」とその印象を語った。

ジェフの攻撃陣を牽引するMF長澤和輝は、苦しい状況を打開するために「自信」が必要であると力強く語る。

「変えていくべきところは変えなくてはいけませんが、自分たちの感覚を信じるべきところもあると思うので、みんなで話し合いながら、自信を持ってプレーしていきたい」

苦しい時こそ、自分たちの力を信じる。その自信をピッチで表現し、チーム一丸となって勝利をつかみ取りたい。


関塚 隆監督
(水戸戦の反省点は)すべては、立ち上がりですね。(前々節の)山口戦で最後に1点を返した“勢い”をつなげるためにも、水戸戦は立ち上がりと前半がポイントでした。水戸さんが、風の状況をよく把握して風上を取り、風を考えたコーナーキックで得点してきました。どうしても、敗戦から「次行こう」と思っていても、引きずる部分はあるかもしれません。後半は盛り返しましたが、打ち破れませんでした。ただ、しっかりとやれているところもあるので、次のホーム・讃岐戦に向けて気持ちを入れ替えてやっていくことが、大事だと思っています。
(讃岐の印象は)ショートパスでつないでくるし、崩しもうまくて、守備の圧力もあります。ゴール前でのバリエーションが増えているという印象です。(第10節終了時点で)14得点13失点というところで、昨年の戦い方から進化させようとしているように見えます。

佐藤 優也
連戦のほうがすぐ次の試合があるぶん、気持ちも切り替えやすいです。今のチームの状況を思うと下向きになりがちですが、そこでの声かけや鼓舞は、キャプテンということは関係なく一選手として、状況を見ながらこれまでもやってきたことです。それを続けてやっていきます。
どこのチームも「ジェフを倒そう」と他のクラブを相手にするとき以上に燃えてくると思います。僕も他のクラブにいたときは、そう思っていました。試合の立ち上がり、讃岐はリスクをかけて前から勢いで来ると思うので、それを“受けない”こと。ホームだし、自分たちから思い切って仕掛けていく、自分たちからアクションを起こす、そういった試合にしたいと思います。圧倒されがちな展開が多いので、圧倒する立ち上がりで試合に入れるように心がけたいと思います。

町田 也真人
どこかで先発で出たいと思っていたので、水戸戦はすごく気合が入っていました。自分としては動けていたと思っていますが、決定的な仕事はなかなかできませんでした。アウェイとホームではまた全然違うので、次はホームでしっかり魅せたいと思います。
讃岐に対しては、単純にクロスを入れるだけでは、しっかり合わない限り得点にするのは難しいのではと思います。アイディアがないと讃岐の守備は崩せないと思います。群馬戦で(吉田)眞紀人、(長澤)和輝、(井出)遥也、(船山)貴之さんのコンビネーションで作ったような、ああいう攻撃ができれば(スペースが)空くと思うので、最後のアイディアと決定力を結果につなげたいと思います。裏へ抜ける選手も必要だと思うので、左でゲームを作っているときにスルスルッと(右から)上がったりすることも狙っていきたいと思います。

長澤 和輝
うまくいかないときもありますが、うまくいっているときもあります。良いところを続けて、良い時間を増やしていけるようにしたいです。けが人が出たりしてメンバーの入れ替わりもある中で、距離感やパスの連係面には課題もありますが、自分たちが正しい判断を常にできるようにしてきたいです。変えていくべきところは変えなくてはいけませんが、自分たちの感覚を信じるべきところもあると思うので、みんなで話し合いながら、自信を持ってプレーしていきたいです。
水戸戦では立ち上がりに失点してしまったことで、相手にとって“守る”という、やることを明確にさせてしまいました。あとは取り返すためにチームとしても攻めていきましたが、決め切れなかったのは課題です。讃岐は対戦したことがないのでイメージを持っていませんが、守る相手に対してもしっかり決め切れるようにしたいと思います。


[前節の結果/讃岐]
讃岐 1-1 北九州


[前節の布陣/讃岐]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/讃岐]
04/03 山口 1-0 讃岐
04/09 讃岐 3-2 岐阜
04/17 清水 2-2 讃岐
04/23 愛媛 1-0 讃岐
04/29 讃岐 1-1 北九州


[過去の対戦成績]
14/04/26 千葉 1-1 讃岐
14/11/23 讃岐 0-1 千葉
15/05/09 讃岐 0-1 千葉
15/11/23 千葉 0-2 讃岐
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
5.3 (火) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第11節 VS カマタマーレ讃岐

試合会場フクダ電子アリーナ

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