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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

2点のリードを守り切れず勝点1の獲得にとどまったとはいえ、前節の北海道コンサドーレ札幌戦について関塚隆監督は、「『自分たちが勝つ』という 気持ちを持った入り方」ができたと振り返る。

ただし、先制点を奪い、追加点を奪ったゲーム展開で失点を回避して勝利を掴みとるためには“真の力”を備えなければならない。それが、現状のジ ェフにおける大きな課題だ。指揮官は言う。

「『ちょっと流れが悪いな』というときに取られた点ではなかったので、それは防がなければいけません。そういう流れの良し悪しをなんとか感じて 勝ち切れるように、もう一つ“真の力”をつけていくところ」

中3日で迎える今節の相手は、15試合を消化して14位に位置するモンテディオ山形。ジェフにとっては、一昨シーズンにJ1昇格プレーオフ決勝で対峙 した因縁の相手だ。あの試合以来、約1年半ぶりの対戦となる。

山形は前節、ホームで横浜FCと対戦。両者とも積極的な攻撃姿勢で相手ゴールに迫ったが、ゴールは生まれずスコアレスドローで決着した。8試合負 けなしの山形はこの試合もGK山岸範宏を中心とする堅守が際立ち、攻めては長身FW林陵平と万能型アタッカーであるディエゴを軸とする迫力ある攻撃 でチャンスを作った。昨シーズンはJ1を舞台としてチームには、中盤にテクニシャンのMF伊東俊や構成力に定評のある川西翔太、最終ラインには攻撃 参加を得意とする右サイドバックの山田拓巳やベテランCB渡辺広大、さらに昨シーズンはジェフでプレーした田代真一もレギュラーに定着している。

ジェフは前節、首位の札幌を相手に前半途中まで理想的な内容のサッカーを見せた。「勝利」への気迫は確かに感じられ、それが2つのゴールを生む 原動力となったことは間違いない。指揮官が言う“真の力”はまだ手に入れていないが、理想も課題も明確であるから、やるべきことははっきりして いる。近藤直也が言う。

「(失点は)紙一重のところ。それで引き分けになってしまうわけだから、出来ることはやっていかなきゃいけないと思っています。勝ち切る。欲し いのは勝点3だけ。引き分けはもういらない」

戦いの中で得た“真の力”が、「紙一重」の結末を変える。欲しいのは、勝点3だけだ。


関塚 隆監督
(札幌戦は)「自分たちが勝つ」という気持ちを持った入り方ができて良かったと思います。(札幌戦の)先制点は(町田)也真人が自分のポジションをスッと変え、(シュートの)打ちどころを見極めてワンタッチで打ち、決めました。彼は昨シーズンまで1点しか取れなかったけれど、「アシストや得点がないと、あのポジションはできない」という課題を克服しながら、チャンスをモノにしているところは素晴らしいなと思っています。(失点については)「ちょっと流れが悪いな」というときに取られた点ではなかったので、それは防がなければいけません。そういう流れの良し悪しをなんとか感じて勝ち切れるように、もう一つ“真の力”をつけていくところかなと思っています。
山形さんは昨季J1のチームですし、今後昇格を争う相手になってくると思います。(山形は)8戦負けなしで来ているチームですから、そう簡単な相手ではありません。連戦でもあり、しっかりと勝ち切る戦いが問われると思っています。ホームですし、しっかり疲れを取って、サポーターの皆さんの力も借りながら勝ち切る試合をしたいと思います。

近藤 直也
(失点を防ぎ切るか、喫してしまうかは)紙一重のところ。それで(札幌戦のように)引き分けになってしまうわけだから、出来ることはやっていかなきゃいけないと思っています。良いポジショニングを取るとか相手に付いて体をぶつけるとか、当たり前のことを当たり前にやらないといけない。2-1と2-2は全然違いますから。
ここまで(6試合続けて)負けていないというのは悪くはないと思います。昨季(柏在籍時に)、山形と対戦しましたが、前からガンガン来るというイメージはあまりないです。4バックの相手はウチとしてもやりやすいです。山形戦はホームだし、勝点3を取らないと上とだいぶ離されてしまいます。意識して戦えば必ず勝点3を取れるというわけではないけれど、勝ち切る。欲しいのは勝点3だけ。引き分けはもういらないです。

アランダ
札幌戦は勝点3を得られなかったんですけれど、内容では非常に上回っていた時間帯が多かったと思います。そういった意味では選手全員が自信を持ってプレーしているという感触をここ何試合か掴めているのは大きいことです。 (山形は8試合負けなしで守備も堅調だが)我々も相手にとって脅威になる部分を多く持っています。例えば前線では(町田)也真人とエウトンがいて、エウトンがボールを収めたところにスピードと運動量がある也真人がいます。そこの活性化した運動量からの攻撃を持っているので、脅威になる部分をたくさん出していけば十分に戦っていけるゲームになると思います。試合に対する意気込みは毎試合同じですが、山形戦はホームでの試合。我々には後押ししてくれるサポーターがついています。彼らの力を借りて勝点3をもぎ取りたいです。

船山 貴之
札幌戦は、“負けていない”ので悲観することはないと思います。前半はパスもボールも人も動くことができていたので、後半の時間をどうするかが課題になってくると思います。札幌戦は前半に攻めていたぶん攻め疲れも出てしまい、キツい部分はありました。ただ2点を先制したことでゆっくりしてしまった部分もあったし、個人的にも(ゴールが)入ったと思うようなチャンスが1本ありました。“負けていない”ところを次につなげて、ホームでの試合は勝ち切りたいです。
(山形は)力もあり、経験豊富な選手も多いというイメージですが、(前半の)札幌戦のような試合をしていきたいと思っています。


[前節の結果/山形]
山形 0-0 横浜FC


[前節の布陣/山形]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/山形]
05/07 山形 3-1 群馬
05/15 長崎 1-1 山形
05/22 山形 0-0 金沢
05/28 岐阜 0-1 山形
06/04 山形 0-0 横浜FC


[過去の対戦成績]
13/07/14 山形 0-3 千葉
14/05/11 山形 1-1 千葉
14/07/30 千葉 2-0 山形
14/11/26 千葉 2-3 山形 ※第94回天皇杯 準決勝
14/12/07 千葉 0-1 山形 ※J1昇格プレーオフ決勝
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
6.8 (水) 19:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第17節 VS モンテディオ山形

試合会場フクダ電子アリーナ

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