TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

首位の北海道コンサドーレ札幌との勝点差は「6」。上位陣を視界に捉えた8位で迎える今節は、今シーズンに入っていまだ無敗の本拠地・フクアリに19位の東京ヴェルディを迎える。

「ヴェルディさんとは、Jリーグをリードしてきたチーム同士なので、今はステージが違っても、我々が「ヴェルディに勝つ」ということは大事なこと」

“意地”のぶつかり合いは、望むところ。関塚隆監督は「気持ち」の重要性を強調した。

「上位が勝ち続けている中でなんとしても(勝点を積み上げることを)継続しなければいけない、そういう強い気持ちを持って戦いに入っていきたいと思います」

東京Vは前節、FC岐阜と対戦。FWドウグラス ヴィエイラやDFウェズレイなど、久々のスタメン出場となる外国籍選手をピッチに送り込み4-4-2の布陣を敷いた。前半終了間際の45分には、そのドウグラス ヴィエイラがペナルティーエリア内で倒されて得たPKをMF中後雅喜が決めて先制。後半の立ち上がりに同点弾を喫すると、その後は一進一退の攻防が続いたがゴールを奪うことはできず、1-1のドローで勝点1を積み重ねた。ここ3試合は勝利から見放されているが、ジェフのキャプテンであり、昨シーズンまで東京VでプレーしたGK佐藤優也は古巣の“怖さ”を次のように語る。

「波に乗り始めるとすごくノッてくる選手が揃っているということ。それにキーパーが僕なら『やってやろう』という気持ちで向かってくるでしょう。ヴェルディにはそういうタイプの選手が多いので、遠目からのシュートなどにも気を付けたいと思います」

前節のモンテディオ山形戦は、今シーズンのジェフにとって試金石となる一戦となった。先制点と追加点を立て続けに奪い、相手の反撃を無失点で切り抜けてダメ押しゴールを奪う。その展開は、ここ数年のチームが追い求めてきたひとつの理想形でもある。

最終ラインでは大久保裕樹がベテランらしい落ち着いたプレーでチームを引き締め、エースのエウトンが2つのゴールで存在感を誇示し、途中出場の町田也真人は停滞しかけたチームを活性化させた。試合終盤には乾貴哉がJリーグデビューを果たすなど、ポジティブな要素の多い90分間だった。

ただし、ひとつの勝利ではもの足りない。これを2つ、3つと積み重ね、首位との現実的な差を着実に縮めなければならない。そのために求められるのは、舞台がどこであれ、相手が誰であれ、ピッチの上で100%の力を発揮し続けることである。井出遥也が言う。

「相手どうこうというよりは、自分たちがやり続けていることをしっかりやれる試合にしたい」

フィジカル的な疲労が蓄積する中3日の連戦。しかしこのゲームで結果を残すことができれば、それは必ず、自信を掴みかけているチームの背中を強く押す大きな力となるに違いない。


関塚 隆監督
(ヴェルディには)いろんなタイプの選手がいますね。前線には杉本竜士選手、高木大輔選手といった低重心で速い選手もいれば、ドウグラス ヴィエイラ選手や平本一樹選手のようにパワー系のタイプもいて、攻撃に特長のある選手が多いと思います。バックラインは井林章選手が中心で、人に強く厳しく来るディフェンスなので、そこはヴェルディのスタイルとして変わっていないと思います。ボールを取ってからの速さというところは、アカデミーも含めて培われてきたDNAもあると思います。
試合前にはレジェンドマッチも行われますしね。ヴェルディさんとは、Jリーグをリードしてきたチーム同士なので、今はステージが違っても、我々が「ヴェルディに勝つ」ということは大事なことだと思います。我々にとってもホームで連勝していかなければいけないですし、上位が勝ち続けている中でなんとしても(勝点を積み上げることを)継続しなければいけない、そういう強い気持ちを持って戦いに入っていきたいと思います。

佐藤 優也
自分が山形戦でやりたかったのは、そこまでラインを下げずに自分の(前へ)出られるスペースを確保してやることでした。ボールが来たら自分が取れるし、ディフェンスの前だったらしっかり対応してもらう。それがうまくできたと思います。
ヴェルディの選手は背後を狙って来るし、外国籍選手(ドウグラス ヴィエイラ選手)に当てて、他の選手が飛び出してくるプレーが多くなるかと思います。今季のヴェルディは苦しんでいる状況に見えますが、昨季自分もプレーしていて感じたのは、波に乗り始めるとすごくノッてくる選手が揃っているということ。それにキーパーが僕なら「やってやろう」という気持ちで向かってくるでしょう。(自身は古巣戦に対して)そこまで思いませんが、ヴェルディにはそういうタイプの選手が多いので、遠目からのシュートなどにも気を付けたいと思います。

イ ジュヨン
山形戦は大久保(裕樹)さんとのセンターバックで、試合では初めて(のコンビ)でしたが、練習でもやっているので特に問題なくできました。山形のフォワードがそこまで走るタイプではなかったので、ラインを上げて守備をしました。対してヴェルディは走ってくるタイプの選手がいます。若い選手が多いし、攻撃も守備も頑張るイメージです。でもできるだけ、前のほうでプレーしたいです。セカンドボールを拾ってから(攻撃への)距離を短くして、パスをつないでいくのが僕らのスタイルでもあります。
山形戦は(古巣戦ということもあり)負けたくない気持ちはすごく強かったです。もちろんヴェルディ戦もホームですし、ホームゲームは毎試合絶対に勝ちたいです。上位との差を縮めるためにも、無失点試合にできるように集中して頑張るだけです。

井出 遥也
シーズンが始まって最初のころは、新しい選手が多く加入したという(連係面で難しい)ところはありましたが、今はだいぶ良くなってきました。試合の入り方もみんなが意識してきた中で良くなって来て、それをみんなが分かり合えているのが良いんだと思います。展開として、2点をリードすると相手のペースになりがちですが、リードしてからも守備意識を高く持って、ただそれだけにならず、どう自分たちがペースを握っていくかが大事になると思います。
ヴェルディは若い選手が多く、自分と同世代の選手もいます。知っている選手もいますし、個人としては調子も良いので結果を求めてやりたいです。ただ相手どうこうというよりは、自分たちがやり続けていることをしっかりやれる試合にしたいと思います。


[前節の結果/東京V]
東京V 1-1 岐阜


[前節の布陣/東京V]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/東京V]
05/15 金沢 1-1 東京V
05/22 東京V 2-1 清水
05/29 愛媛 0-0 東京V
06/04 山口 1-3 東京V
06/08 東京V 1-1 岐阜


[過去の対戦成績]
13/09/23 東京V 1-0 千葉
14/03/16 東京V 1-1 千葉
14/09/28 千葉 0-0 東京V
15/05/06 東京V 0-0 千葉
15/11/08 千葉 1-0 東京V
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
6.12 (日) 16:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第18節 VS 東京ヴェルディ

試合会場フクダ電子アリーナ

この試合のチケット購入はこちら