TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

前半戦の21試合を戦い終えて9位、勝点「29」という戦績は不本意というよりほかない。関塚隆監督が言う。

「とにかく我々はJ1昇格を達成するために、後半戦で巻き返さなければいけません。そのために一つひとつ積み重ねて、これからみんなで前を向いてやっていきたい」

最近5試合の成績は1勝2分2敗。白星からは4試合遠ざかっており、首位に立つ北海道コンサドーレ札幌との勝点差は「16」に開いた。本気で優勝を目指さなければ、限られたJ1昇格の枠を最後の最後で勝ち取ることはできない。

もちろん選手たちも、強い危機感を抱いて後半戦のスタートを切ろうとしている。オナイウ阿道は攻撃陣の一角を担う自らの決定力不足を口にし、富澤清太郎は失点の多さを指摘して守備の再整備を説いた。好守一体、チーム一丸となって残りの21試合を戦いきることが何より重要であることを、選手たちも強く認識している。悪い流れを変えるために、何より強い気持ちを持って戦わなければならない。

迎えるリスタートの相手は、第10節の敵地対戦で完封負けを喫した水戸ホーリホックだ。

白星から7試合遠ざかっている水戸は、前節、J1昇格争いの一角を担う松本山雅FCと対戦。立ち上がりからペースをつかんで2点のリードを奪ったものの、後半に怒涛の反撃を受けて逆転負けを喫した。後半戦最初の試合を状況好転の“きっかけ”としようとする気持ちは、水戸も同じ。関塚監督は「気持ち」を強調した。

「同じ相手に2度やられているようでは、目標は達成できません。そういう強い気持ちで臨みたいと思います。選手一人ひとり、みんなが躍動感を持ってやっていくこと、そして“気持ち”という部分が大事になる」

不動のレギュラーとして左サイドを担う阿部翔平は、「先制点」の重要性を口にした。

「前回の印象(0-1)が強く、先制をされて、しっかりと守られてしまったという印象です。心に焦りを持たなければ得点もできると思います。キーポイントは先制点になると感じます。1点を取られたとしても跳ね返す力を付けていきたいですし、そうしなければ勝ち抜いていけない」

富澤は“ホーム”の強みを語る。

「相手を上回るプレーは、フクアリなら出せると思うので、完全に(相手を)飲み込むゲームプランを練っていきたい。みんなで締まった戦いをして、先につながる1勝にしたい」

シーズンは残り半分。勝ち続けることで、道を切り開きたい。


関塚 隆監督
(今週は)選手みんな緊張感を持って、しっかりと集中してトレーニングをやってくれていたと思います。とにかく我々はJ1昇格を達成するために、後半戦で巻き返さなければいけません。そのために一つひとつ積み重ねて、これからみんなで前を向いてやっていきたいと思います。
(水戸は)リスタートからの得点が多いし、三島康平選手がターゲットになる攻撃ですよね。非常にハードワークしてくるチームですし、それを小手先の技術で対しようとしても、それは難しい。そういう戦いになると思います。ホームですから、しっかりとチーム一丸となって戦います。同じ相手に2度やられているようでは、目標は達成できません。そういう強い気持ちで臨みたいと思います。
選手一人ひとり、みんなが躍動感を持ってやっていくこと、そして“気持ち”という部分が大事になってきます。不安を持つのではなく、「自分はこれをやるぞ」という気持ちでピッチに立てるように準備したいと思います。

若狭 大志
(愛媛戦は)1失点をしたあとの2失点目が早過ぎました。そこをもう少し耐えれば、結果を変えられたかもしれません。反撃の1点まで時間がかかってしまいましたが、それまでもチャンスは作れていました。ジェフの前線は能力の高い選手が揃っているし、これからは早い段階で得点が決まっていくようになればと思います。
引いた相手は、中をしっかりと閉じてくるし、対して外をいかに使うかが大事になってきます。センターバックの自分としては、ビルドアップにも参加して、相手の陣形を見ながら臨機応変にボールを動かしていきたいです。水戸の攻撃で要注意なのは、やっぱりヒョウさん(兵働昭弘選手)。それに三島康平選手ですね。“兵働-三島ライン”をしっかりと消したいと思います。無失点で勝って、自分としてはそろそろゴールも欲しいですね。

阿部 翔平
(リーグ戦も折り返しとなり)満足できる結果と内容ではありません。負けが続いているので、新しいスタートという意味でもこの試合はしっかりと勝ちたいです。(水戸に対しては)前回の印象(0-1)が強く、先制をされて、しっかりと守られてしまったという印象です。心に焦りを持たなければ得点もできると思います。キーポイントは先制点になると感じます。1点を取られたとしても跳ね返す力を付けていきたいですし、そうしなければ勝ち抜いていけない。1点を取って自分たちのペースで試合を進めることをやっていきたいですし、(気温も上がり)暑くなるのでいかにペースを整えるかも大事になります。(クロス、リスタートについては)一つの集中の欠如で失点をしてしまうので、全員で声を出すこと、1対1でも強く行くことを意識してプレーをしたいと思います。

丹羽 竜平
(コンディションは)落ちてはいないので大丈夫です。(愛媛戦では)守備はすることはわかったけれど、向こうが引いていたので難しいゲームでした。ボールを拾えていたので、その中で得点が取れれば良かったと思います。チームには(オナイウ)阿道やエウトンといった大きくターゲットになる選手がいます。そこを狙いつつタカ(船山)や(町田)也真人がエリアに入ってくるので、自分はそこを見てプレーをしました。(水戸戦に向けて)誰が競るか、カバーに入るか。セカンドボールをとられて、やられてしまわないようにすること。水戸も頑張れる選手がいるので負けないようにしたいと思います。(先発出場への意欲は)必死にやるだけです。とにかくチームが勝てばいい。フクアリの雰囲気は良いので好きですね。

富澤 清太郎
(愛媛戦を振り返り)0-0で前半を終えて、これからという試合でした。2試合連続で想定外の連敗となってしまいました。持ち直せないメンタリティーの試合になりました。(前半戦の成績、28得点25失点について)25失点は多すぎるので、これを減らすこと、失点をしないことが大事になります。(クロスとリスタートの課題は)相手が千葉の対策を考えてくる中で、勝敗を分けるリスタートは勝負のあやになります。チームとして勝つための経験値を上げていかなければいけません。(水戸は)タフに一生懸命に戦ってくるチーム。後半に失速するところを狙っていきたいです。先に失点をしないことや、相手を上回るプレーは、フクアリなら出せると思うので、完全に(相手を)飲み込むゲームプランを練っていきたいです。(水戸戦は34歳の誕生日を迎えた翌々日の試合ですが)僕一人では勝てません。みんなで締まった戦いをして、先につながる1勝にしたいと思います。

エウトン
愛媛戦の前半は悪くなかったと思います。チャンスもたくさん作れましたが、残念なのはそれを決め切れなかったことです。悔しい結果に終わりましたが、残念な気持ちを持つだけで終わるわけにはいかないので、次につなげるしかないですね。(シュートへの意識は)試合の場面によって変わりますが、相手が引いてきた場面では遠目から打つことも大事になってきます。引かれた相手に対してや、スペースが少ない試合では、そのわずかなチャンスを逃さずにシュートを打つ。このあたりは個人的にも心がけています。
90分の試合の中で、何が起きてもおかしくないのがサッカーです。何が起こってもいいように、水戸戦に向けても1週間準備していきます。上に食らいついていくために、勝点3獲得が何よりも大事になるゲームだと思います。

オナイウ 阿道
(前節を振り返り)相手にはチャンスらしいチャンスもなく、それでも負けてしまうのは自分たちの攻撃の質の問題だと思います。しかし突き詰めていけば勝点3はついてくる。勝てる試合を落としていること、大事なところで勝てていないことが今の状況なので、このホームの試合で必ず勝利を収めることで、後半戦につながる試合をしたいです。(水戸の印象は)どのポジションの選手も攻守にわたりハードワークをして、頑張れる選手が多い。個人の部分で負けないこと、それがチームのモチベーションや試合での勢いにつながります。対面する選手に負けないことが重要です。(シュート練習も積極的に行っているが)前の選手が決めれば勝てます。あとリーグ戦も半分あります。前線の選手が奮起したいと思っています。


[前節の結果/水戸]
水戸 2-3 松本


[前節の布陣/水戸]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/水戸]
06/08 横浜FC 1-1 水戸
06/12 水戸 2-2 町田
06/19 山口 1-0 水戸
06/26 山形 2-2 水戸
07/03 水戸 2-3 松本


[過去の対戦成績]
14/04/05 水戸 1-2 千葉
14/08/31 千葉 1-0 水戸
15/03/15 千葉 2-0 水戸
15/07/22 水戸 1-1 千葉
16/04/29 水戸 1-0 千葉


TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
7.10 (日) 18:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第22節 VS 水戸ホーリーホック

試合会場フクダ電子アリーナ

この試合のチケット購入はこちら