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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

「総力戦になる」

関塚隆監督がそう話せば、前節のFC町田ゼルビア戦で途中出場から決勝ゴールをアシストした井出遥也もこれに同調した。

「ここからは、先発の選手だけではなく、ベンチを含めたチーム力が鍵になります。チームとして戦うことを意識してやっていきたい」

前節・町田戦の劇的な逆転勝利によって、ジェフは6試合ぶりの白星を手にした。長く続いたトンネルから完全に抜け出すためにも、苦手とされるアウェイで連勝を飾り、勢いに乗りたい。

今節の相手は、ジェフとの勝点差「4」でひとつ下の10位に位置するモンテディオ山形だ。

山形は前節、ツエーゲン金沢と敵地で対戦。スコアレスで迎えた後半にペースを掴み、最前線のFWディエゴを起点とする攻撃でチャンスを作ったが、76分に右サイドを崩されて失点。その後も反撃を試みるがデ ィエゴのミドルシュート、渡辺広大のヘディングシュートは惜しくも決まらず、0-1のまま黒星を喫し連敗となった。

もっとも、昨シーズンはJ1を戦ったチームには“地力”がある。振り返ればJ1昇格を成し遂げた一昨シーズンも、シーズン後半の追い上げによって6位に滑り込み、プレーオフで悲願を達成した。関塚監督が言う 。

「ディエゴ選手を中心とした攻撃をしかけてきます。中盤では汰木康也選手や佐藤優平選手といった選手がいて、両サイドも非常にスピードのある選手がいるという印象」

フクアリで行われた前回対戦では、ジェフが3-0と文字どおりの完勝を収めた。しかし、この試合にフル出場したアランダは警戒心を強めている。

「クォリティーの非常に高いチームだということは前回の対戦で感じました。何より我々にとってアウェイ連戦になりますけれど、強い姿勢を持って戦うことが大事です。繰り返しになりますが、強い姿勢を持 って戦うことで結果は我々に傾くと思うので、相手がどこであれ自分たちが強い姿勢を貫きます」

キャプテンとしてチームを牽引する佐藤優也も、アランダが言う「強い姿勢」の必要性を強調した。

「3連敗の後の劇的な勝利をしたことで、後半戦に向けて戦っていく上での活力にもなります。誰一人として、最後まで諦めることなくプレーをしていることが、この結果につながっています。連戦なので一喜一憂せずにプレーをしていきたいです」

勝てば希望は広がり、負ければ勢いは削がれる。夏場の連戦は厳しいが、今のジェフにとっては何より勝点3が必要だ。


関塚 隆監督
町田戦の前半は先制点を取ったものの、フリーキックですぐに追い付かれてしまいました。後半は“辛抱の試合”で、交代選手の力によって相手も一度は逆転してきました。我々も交代選手が機能してくれて、そこから同点、逆転という展開にすることができました。チームが、勝利のために最後まで戦った姿は評価できると思います。
(山形は)昨季J1を戦ったチームですしね。ディエゴ選手を中心とした攻撃をしかけてきます。中盤では汰木康也選手や佐藤優平選手といった選手がいて、両サイドも非常にスピードのある選手がいるという印象です。
(夏場の暑さ対策は)どのチームも、戦いの中でやっていかなければいけないことです。チームの“総力戦”になると思います。(疲労を考慮しながらの選手起用も)トレーニングで選手のことを見て、対戦相手のことも考えながら、チームの力がしっかりと出せるような布陣でいきたいと思います。

佐藤 優也
チームとしては、3連敗の後の劇的な勝利をしたことで、後半戦に向けて戦っていく上での活力にもなります。誰一人として、最後まで諦めることなくプレーをしていることが、この結果につながっています。連戦なので一喜一憂せずにプレーをしていきたいです。(町田戦の布陣の手応えと課題は)立ち位置が変わっただけであって、人数がそろっていてもやられてしまうことはあります。しっかりとハッキリと相手選手を見ること、人に任せないこと、一人ひとりの意識でもっともっと良くなると思っています。(山形との)前回の対戦では、相手の単調な攻撃もあり、自分たちが無失点で抑えることができました。しかし、山形はホームの試合ということで、モチベーションも高く、出方も違ってくると思うので、しっかりと気を引き締めてプレーをしていきたいと思います。

若狭 大志
町田戦の勝利は大きい。今は内容よりも結果が大事だと感じます。(5バックは)慣れない部分もありましたが、結果が出たのはうれしいですし、勝ったことで自信にもなります。守備のラインは低くなりますが意図とするラインコントロールはできていました。横のスライドが重要になってくるので、もっとコミュニケーションを取ってプレーをしていきたいです。(連戦でアウェイ・山形戦となるが)3連敗の後なので、3連勝をしなければいけません。このアウェイでも勝って、良い流れを作りホームに帰って来たいと思います。(前回の対戦は3-0で勝利して)良いイメージはあると思いますが、前回とはまったく違う試合になると思うので気持ちを切り替えていきたいです。ファイトして球際に行き、セカンドボールを拾って、すべての面で相手に勝たないと難しいので頑張りたい。勝ちます!

アランダ
前節は、チームが厳しい状況の中で、アウェーであれだけ多くのサポーターが応援してくれたということが大きかったと思います。(第19節・清水戦以来の試合復帰で)チームに入り、チーム全体の勝ちに対する執着心を強く感じました。だから自分自身も少し離れてはいましたけど気持ちよくプレーすることができましたし、コンディションも問題ありません。
(山形は)順位こそそれほど上にはいませんが、クォリティーの非常に高いチームだということは前回の対戦で感じました。何より我々にとってアウェイ連戦になりますけれど、強い姿勢を持って戦うことが大事です。繰り返しになりますが、強い姿勢を持って戦うことで結果は我々に傾くと思うので、相手がどこであれ自分たちが強い姿勢を貫きます。ディフェンス面で苦しい状況が局面局面であったとしても「勝つための執着心」を持つことで、90分の中で相手を上回る戦いができると思います。そこに重点を置いて戦いたいです。

長澤 和輝
(前節の勝利は)勝てたことと結果が出たことは、本当に良かったと思っています。ただ、後ろに人数をかけたぶんだけ、中の人数は厚くなりますが、攻撃に切り替わった時に、もう少しうまく攻撃を仕掛けていきたいです。(先制点の起点の場面では)健吾(北爪)がうまくサイドを駆け上がってくれていたので、スペースに出すことができました。健吾が90分間を通して走って戦って、多くのチャンスを作り、そして守備でも頑張ってハードワークをしてくれていたので助かりました。
(山形と)ホームで対戦した時は3対0の結果でしたが、チームとして自分たちがやるべきことをしっかりとやり抜くことで結果はついてきます。短い期間の中で準備をして、町田戦に勝ったことを無駄にしないためにも一生懸命に戦いたいと思います。

井出 遥也
(前節の決勝点の場面は)シンプルに阿道(オナイウ)に合わせようと思いました。途中出場となりまたが、個人としてはもっと早い時間帯から試合に出場できるようにしっかりとアピールをしていきたいです。ここからは、先発の選手だけではなく、ベンチを含めたチーム力が鍵になります。チームとして戦うことを意識してやっていきたいと思っています。(山形のイメージは)前回は3-0という結果でしたが、ボールの動かし方を含めて、相手には技術の高い選手も多いので、前半を無失点もしくは同点で抑えていくことを心掛けたい。相手の運動量が落ちてきた時にチャンスとなるので、前半を我慢して戦えるかが大事になります。

オナイウ 阿道
町田戦は良い形で終わることができたので、このアウェイ・山形戦でもしっかりと勝てるようにまた準備していきます。その後のホーム・清水戦でも勝って3連勝することを目標に、一戦一戦を大事に戦っていきたいと思います。これまで自分が点を取った試合で勝利したことがなかったので、そういった意味でも町田戦は自分のゴールでチームを勝たせることができて、すごく良かったです。積極的にやることは絶対に良い方向につながると思うので、続けていきたいと思っています。
町田戦は一度逆転されましたが、逆転し返すことができました。もちろん失点をしないことが一番良いのですが、そういった“逆転し返す力”もついてきたということだと思います。ホームの山形戦は前半に良い形で2点を取り、後半の3点目で試合を決定付けました。まず先制点を取り、良い形で試合を進めることが理想です。勝利につなげるためにも、(2試合連続の)ゴールを狙っていきます。


[前節の結果/山形]
金沢 1-0 山形


[前節の布陣/山形]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/山形]
06/26 山形 2-2 水戸
07/03 山形 2-1 山口
07/06 山形 4-1 熊本
07/10 町田 2-1 山形
07/16 金沢 1-0 山形


[過去の対戦成績]
13/07/14 山形 0-3 千葉
14/05/11 山形 1-1 千葉
14/07/30 千葉 2-0 山形
14/12/07 千葉 0-1 山形
16/06/08 千葉 3-0 山形
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
7.20 (水) 19:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第24節 VS モンテディオ山形

試合会場NDソフトスタジアム山形

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