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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

9日間で3試合をこなす連戦は、ここまで1勝1分。アウェイの連戦で勝点4を積み重ねたが、関塚隆監督は引き分けに終わった前節のモンテディオ山形戦について「『ここを勝ち切っておけば』という思いのほうが強い」と振り返る。だからこそ、迎えるホームの清水エスパルス戦ではなんとしても勝点3を獲得したいという思いが強い。

第24節の山形戦は、内容的にはもの足りなさを残す90分だった。

14分にエウトンのゴールで先制しながら、前半はほとんど決定機を作ることができず、シュート数もわずかにとどまった。40分に同点ゴールを許すと、後半は途中出場の井出遥也を軸に流れを引き寄せたものの無得点。敵陣のバイタルエリアまでボールを運びながら、フィニッシュに持ち込むことはほとんどできなかった。町田也真人が言う。

「シュートの数が少ないことは(前節の)課題。アウェイでの連戦ということを考えた時に、セットプレーでの失点は避けたかったのですが、それ以外の面はプラン通りに進みました。後半に巻き返す力はあるので、もう少し圧倒する内容にしたかったと思います」

阿部翔平も同様の課題を口にした。

「単純にもっとシュートシーンを増やしたかった。守備では危ない場面もあった中で、全体的にできていたと感じます。個人としてはクロスの精度が悪かったので、余裕を持って上げていきたい」

セットプレーから失点したとはいえ、新しいシステムと戦術は、守備面では機能している。攻撃面でどのような連係を見せ、それをゴールに結びつけるかが今のチームが直面している課題だ。

対する清水は、前節、ホームで東京ヴェルディと対戦。4分と14分にチャンスを作るなど立ち上がりから優勢に試合を進めたが、32分の連続攻撃では立て続けにゴールポストに嫌われるなどゴールを奪えず、71分に失点。終盤にも相手ゴールに迫ったが同点ゴールは生まれず、10試合ぶりの黒星を喫して5位から7位に順位を下げた。

エースの大前元紀をはじめ、ミッチェル デューク、本田拓也、鎌田翔雅など故障による戦線離脱が続出しているが、リーグ屈指の戦力に加え、新加入のDFキム ボムヨンが存在感を示すなどJ1昇格を争う有力なライバルであることは間違いない。得点「43」はリーグトップ、失点「21」は北海道コンサドーレ札幌と松本山雅FCに次ぐ3位と、チーム力の高さを物語るデータもある。

6月19日に行われた第19節の対戦は、1-1のドローに終わった。ジェフは17分に鄭大世の直接FKで先制点を奪われたが、直後の21分、シーズン初スタメンのオナイウ阿道の鮮やかなゴールで同点。終始劣勢の苦しい展開だったが、押し込まれながらもチーム一丸となってゴールを守り、強豪を相手に敵地で貴重な勝点1を手にした。

ただし、ホームで迎える今節は、引き分けではもの足りない。首位に立つ札幌との勝点差は17、2位松本との勝点差は14、J1昇格プレーオフ圏内となる6位FC町田ゼルビアとの勝点差は6と、厳しい状況に追い込まれていることは間違いない。井出遥也が言う。

「上位についていくためにも勝たなければいけない。だからこそ絶対に倒さなければいけない相手でもあります」

ここで踏みとどまり、上位進出のきっかけを掴むためにも、ほしいのは「勝点3」のみである。


関塚 隆監督
我々は今、プレーオフ圏内の6位に入ることがまずは目標です。(アウェイ連戦で勝点4はまずまずだったのではないか?)前節は上位のチームの敗戦も多かったので、山形戦は「ここを勝ち切っておけば」という思いのほうが、私自身は強いです。
(清水は)J2の中でも、ボールの動かしかたなど非常にレベルの高いチームという印象を持っています。やはり鄭大世というストライカーがいる。(鄭選手は)周りをうまく使っているし、自分が生きるプレーと周りを生かすプレーの使い分けができます。コンディションも上がってきていると思います。周りも(鄭選手に)連動した攻撃をすることができていて、サイド攻撃をするにしてもターゲットになるし、“柱”があるという印象です。
(清水の)小林伸二監督は、しっかりとボールを中心にした守備を確立してくる監督です。私も同期で長年ずっとやってきた仲間ですから。
この清水戦はホームです。連戦の最後、非常に大事な一戦になると思っています。

大久保 裕樹
(山形戦は)先制したということもありますが、勝ちたかったゲームでした。得点をした後のボールの動かし方や試合の運び方は、監督も言っていましたが課題のひとつです。連戦どうとかではなく、負けられない戦いが続いていくので、(清水戦は)ホームでの戦いでもありますし、サポーターと一緒に戦って試合をモノにしたいと思います。鄭大世選手など前に迫力のある選手がそろっているので、警戒を怠ってはいけません。まず自分たちのやるべきことをやる、後ろの枚数を増やしているのでブレないようにすること、そして課題である試合運びに注意をしたいと思います。

阿部 翔平
(前節は)単純にもっとシュートシーンを増やしたかったです。守備では危ない場面もあった中で、全体的にできていたと感じます。個人としてはクロスの精度が悪かったので、余裕を持って上げていきたいです。相手がゴール前を固めていると、上げる前にもう一度作り直すことも必要なので、そこはトライしていきたい部分です。(清水との)前回対戦は、打ち合いになったイメージです。チームは失点をしていますが、守備は安定してきています。攻撃力のある清水をゼロに抑えて、カウンターや組み立てて崩すこと。セットプレーでも1点、2点を取って勝ちたいと思います。

若狭 大志
失点はセットプレーからが多く、それはもったいないと思っています。セットプレーになってしまうのはまだ仕方がないですが、少しでも相手に寄せるなどして、より気を引き締めてやりたいと思います。
清水は攻撃力があるチームです。守備の時間はおそらく多くなると思いますが、ホームでの試合なので主導権を握りたいです。ウチも点を取る力はあるので、守備陣が無失点で抑えれば前線が点を取って勝てます。後ろが体を張って守りたいと思います。
最近は無失点で勝てていないので、無失点で勝ちたいというのが第一にあります。(試合当日が誕生日なので)あわよくば、バースデーゴールを取れればいいなと思いますがディフェンダーですし、まずは無失点に貢献したいです。

丹羽 竜平
(前節は)ボールを取った後に失う場面が多く、カウンターを受けることが多かったと思います。(後半は)ウチのフレッシュな選手がボールを運べていましたが、やはりシュートまでいかなければいけません。(清水戦は)一発で仕留められると、相手に引かれて難しい展開になってしまいます。前半を耐え、走り負けないことが一番です。連戦は気持ちが大事になります。(新布陣での手応えは)失点をしないことが一番ですが、チーム全員でやり方に慣れていくことです。しっかり考えていかないと攻撃も単発になるので、注意していきたいです。

井出 遥也
連戦ですし、(清水は)ウチよりも順位が上なので、上位についていくためにも勝たなければいけない。だからこそ絶対に倒さなければいけない相手でもあります。前回対戦は五分五分の試合になりましたし、個々の能力は高いと思います。ウチは布陣を変えてやり始めたばかりですが、ここ2試合で先制点を取れています。失点の仕方は課題ですが、前後半を通して自分たちのリズムで試合を運ぶことが大事になります。我慢をする時間もあるかもしれませんが、前半を我慢して、なおかつ自分たちの時間が増えれば違う展開になります。後半は相手も(運動量が)落ちてくると思うので押し返す時間を増やしたい。コンビネーションを高めて、ボールを動かしながら押し込むことができればいいと思います。

町田 也真人
シュートの数が少ないことは(前節の)課題。アウェイでの連戦ということを考えた時に、セットプレーでの失点は避けたかったのですが、それ以外の面はプラン通りに進みました。後半に巻き返す力はあるので、もう少し圧倒する内容にしたかったと思います。先に1点を取ることができたので、もっとしっかりとした試合運びをしたかったと思います。清水はつなぎがうまいチームで、個々の能力も高い。前回の試合に関しては、よく引き分けに持ち込めたという印象がありますが、今回はホームなので勝たなければいけません。勝つことで勝点差を詰めたいですし、どんな格好でも不細工でもいいので、とにかく勝点3をガムシャラに取りにいきたいです。


[前節の結果/清水]
清水 0-1 東京V


[前節の布陣/清水]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/清水]
06/26 山口 0-4 清水
07/03 岡山 2-2 清水
07/10 清水 4-0 熊本
07/16 愛媛 2-2 清水
07/20 清水 0-1 東京V


[過去の対戦成績]
08/11/29 清水 3-2 千葉 日本平
09/05/05 清水 2-2 千葉 アウスタ
09/06/03 清水 2-1 千葉 アウスタ
09/07/25 千葉 1-2 清水 フクアリ
16/06/19 清水 1-1 千葉 アイスタ

TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
7.24 (日) 18:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第25節 VS 清水エスパルス

試合会場フクダ電子アリーナ

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