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試合日程・結果

2016 SEASON MATCHES試合日程・結果

J2リーグは中断期間に入り、ジェフは第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会(以下、天皇杯)に臨む。フクアリに迎える1回戦の相手は、北海道予選を勝ち上がってきた北海道教育大学岩見沢校。大学生が相手となる難しい試合だが、この一戦に向けて、長谷部茂利監督代行は次のように話した。

「今やるべきこと、出るべき選手が試合に出る。そういう位置づけをしています。一つではなくいろいろなことを考えて、ベストメンバーで臨みます」

北海道教育大学岩見沢校は、北海道予選の準決勝で札大GPを延長戦の末に1-0で下し、決勝では北海道大学体育会サッカー部に4-0と快勝して代表権を勝ち取った。天皇杯出場は、2011年、2013年に続く3度目。2011年は2回戦でセレッソ大阪と、2013年は史上初の道内対決として北海道コンサドーレ札幌と対戦するなど、近年はJリーグクラブとの対戦経験を重ねている。

今年のチームの印象について、指揮官はこう話した。

「つなぐサッカーがコンセプトのようです。小さくて、走れて、ちょっと速くて、小気味良い」

天皇杯では毎年のように“ジャイアント・キリング”が起きており、たとえ相手が大学生チームでも油断はできない。もちろんそれは、選手たちも十分に理解している。山本真希が言う。

「自分たちのやりたいことをしっかり表現することが大事。相手はJリーグクラブとの対戦に『勝ってやろう』という強い気持ちで来ますし、実際に自分も過去に、格下チーム相手に負けた経験がある。強い気持ちを持って臨みます」

リーグ戦では前節のファジアーノ岡山戦で今シーズン9得点目を記録した町田也真人も、「いつものプレー」を強調した。

「難しい戦いになりますが、しっかり勝つこと、無失点で終わること、そのためにも、いつものプレーをしたい。しっかりと自分の中で(得点の)イメージをして臨みたい」

もちろん、出場機会が限られている選手にとっては、アピールのチャンスでもある。北爪健吾は「結果を出さなければ次がない」と話し、「いい準備をして勝利に貢献したい」と表情を引き締めた。

2014シーズンは準決勝まで勝ち上がり、その過程で勢いを手にしてリーグ戦の巻き返しに成功したが、昨シーズンは3回戦でヴィッセル神戸に0-1で敗れ、早々に大会を去った。どんな舞台でも、“目の前の試合”に全力を尽くし、貪欲に勝利を追い求める。ジェフにとって、リーグ終盤を戦う上で不可欠な“力強さ”が求められる一戦となりそうだ。


長谷部 茂利監督代行
(この試合は)普通に公式戦として考えています。「天皇杯」というよりは、「いつもの試合の準備」という考え方です。(試合2日前のトレーニングで)紅白戦を行なって、個々がどれだけやれるかや組み合わせのところなどをチェックしました。(戦力を)抑えるとかではなく、僕を含めたスタッフで考えて、今やるべきこと、出るべき選手が試合に出る。そういう位置づけをしています。一つではなくいろいろなことを考えて、ベストメンバーで臨みます。
(北海道教育大学岩見沢校の)イメージですが、そんなに背が高くない175cm以下くらいの選手を集めているのではないかと思うくらい、そういう選手がけっこういます。ボールを両足で蹴ることができるような、つなぐサッカーがコンセプトのようです。小さくて、走れて、ちょっと速くて、小気味良い。そういった印象でした。


北爪 健吾
(リーグ戦で)出場時間を増やしていくためには、この天皇杯の2試合が非常に大事になると感じています。もちろん、そこで結果を出せなければ次はないと思っています。“ピッチに立てば何をやるか”自分の中で明確なモノがあるので続けていきたい。気負いせずにコミュニケーションを取りながら、いい準備をして、チームの勝利に貢献したいです。(相手は北海道教育大学岩見沢校だが)僕も大学生の時に上のカテゴリーと対戦するときには、モチベーションが上がっていた。トーナメント戦でお互いが上を目指す戦いの中で、個々の勝率を上げていけば結果として勝てると思います。相手のことを考えすぎず、自分たちのサッカーをすれば、どのメンバーでも勝てる集団になってきています。今はチームとしても良い状況ですし、僕は出場時間の中でチームメイトを助けたいと思っています。


イ ジュヨン
チームの状況と雰囲気はとてもいいと感じています。試合に勝つことでこの流れを継続していきたいと思います。強い守備を意識することで無失点試合が増えてきていると感じます。それは守備陣だけではなく、みんなが頑張っている結果だと思っています。(天皇杯1回戦に向けて)頑張って、良い準備をしていくだけです。最初から強い気持ちで攻めて行き、前半のうちに得点をすることが理想です。相手が「これがプロの力か」と思うくらいの強さで試合を進めたい。早く先制点を取ることで良いゲームになります。とにかく後ろはしっかりと無失点試合のために頑張ります!


井出 遥也
トーナメント戦は、負けたら終わりの戦いなので、しっかりと準備をして、いつも通り以上に(試合に)入らないと難しくなります。相手というよりも自分たちのサッカーが出来るように準備をしたいです。一発勝負は何が起きるか分からない。勝ち上がってくるチームもあれば、J1のチームでも負けてしまうこともあるので、負けたら終わりだということを強く意識したいと思います。その中で、ホームで試合できるのは大きい。どの時間帯で点をとるかが鍵になります。早い時間帯で点を取れば落ち着きは生まれてくるので、先制点は大事にしたいです。


山本 真希
(岡山戦は)やりたいことができていたと思いますし、すごくチームとしてまとまっていました。あれだけ数多くのチャンスが作れたら、2点よりもっと取れたとは思いますけれど、良い試合だったと思います。サポーターの皆さんにも悔しい思いをさせていたので、ホームで勝利できたことも良かったです。ただ1勝で良しとせず、これからどんどん勝ち星を積み重ねていけなければと思います。自分としては、トレーニングからしっかりやっていくだけです。
(北海道教育大学岩見沢校戦は)相手のことが分からない以上、自分たちのやりたいことをしっかり表現することが大事だと思っています。相手はJリーグクラブとの対戦に「勝ってやろう」という強い気持ちで来ますし、実際に自分も過去に、格下チーム相手に負けた経験があります。油断が一番危険ですね。こちらも強い気持ちを持って臨みます。


アランダ
(怪我から復帰後は)試合を重ねていくことで、コンディションは良くっています。メディカルスタッフのお陰で体調を万全にしてもらっているので感謝しています。天皇杯が歴史のある大会だということは聞いています。J2で良い結果を出して昇格することが目標ですが、この歴史のある大会でも結果を出したい。目の前の試合をしっかりと戦って、狙える目標はすべて取りに行きたいと思います。(相手のカテゴリーは下になるが)カテゴリーは関係ありません。我々は試合に出る限りはベストを尽くします。ピッチに立って、そこにボールがある限り、どんな相手であっても真剣に勝利を求めていきます。


町田 也真人
(天皇杯は)リーグ戦と同じ気持ちで挑みたい。監督の目指すサッカーを理解できるような試合にしていきたいと思います。そこで“勝つメンタリティー”や“勝ち癖”をつけたいです。(個人として結果を残していても)やることは変わりません。大学生が相手で難しい戦いになりますが、しっかり勝つこと、無失点で終わること、そのためにも、いつものプレーをしたいと思っています。(難しいというのは)大学生の気持ちは分かるし、苦しい戦いをさせられてきたJのチームもあります。だからこそ、先に得点をすることはデカい。しっかりと自分の中で(得点への)イメージをして臨みたいと思います。



[予選の戦績/北海道教育大学岩見沢校]
※1回戦、2回戦はシード
3回戦 vs東海大学札幌校舎サッカー部 5-1
準決勝 vs札大GP 1-0
決勝 vs北海道大学体育会サッカー部 4-0


TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
8.27 (土) 18:00 KICKOFF 第96回天皇杯 1回戦 VS 北海道教育大学岩見沢校

試合会場フクダ電子アリーナ

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