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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

松本の堅守を崩せず、完敗。



J1昇格争いのライバルとなる強豪・松本山雅FCとの対戦は、1-3の完敗に終わった。

スタメンは過去3試合と同様に3-5-2の布陣。GKは佐藤優也。近藤直也が戻った最終ラインには多々良敦斗、近藤、西野貴治が並び、アンカーにはアランダ、右サイドに北爪健吾、左サイドにホルヘ サリーナスが位置。中盤の中央に熊谷アンドリューと高橋壱晟が入り、2トップにはラリベイと船山貴之が並んだ。

立ち上がりはジェフのペースだった。

まずは4分、カウンターから北爪、ラリベイとつないでクロス。こぼれ球を拾った多々良が再びクロスを上げ、船山がボレーシュートを放った。9分には北爪がシュート。13分と14分には立て続けにCKを獲得し、19分には近藤のロングフィードからホルヘ サリーナスがチャンスを迎える。しかし、松本も堅い守備からのカウンター攻撃で応戦。佐藤優也のビッグセーブで失点を回避したが、危ない場面もいくつか作られた。

そして迎えた24分、いい流れを作っていた中でジェフは先制点を奪われる。松本のMF石原崇兆が放り込んだクロスに合わせたのは、MF田中隼磨。ワントラップから冷静に流し込まれ、ジェフは手痛い失点を喫した。

ジェフはその後もボールを支配して主導権を握ったが、松本の堅守に阻まれ続けた。38分には近藤が後方から飛び出してシュートを放つなど局面の打開を試みるが、ゴールには至らず。前半は0-1のまま終わった。

しかし、反撃を期して迎えた後半は立ち上がりの46分に失点。流れの中からのシュートはGK佐藤優也のビッグセーブで逃れたが、続くCKをFW高崎寛之にヘディングで押し込まれ、ジェフのビハインドは2点に広がった。指揮官が振り返る。

「2失点目はダメージの大きいものでした。後半が始まってすぐのことでしたし、本来ならば我々が流れを変えたいところでしたから。そういう意味で、相手の2点目は試合の流れを決めてしまうものでした」

フアン エスナイデル監督は早めの交代策で流れを変えようとした。51分には熊谷に代えて新加入のDFキム ボムヨンを投入。しかし55分、今度はFKから再び高崎にヘディングで押し込まれて3失点目を喫する。61分にはDF西野に代えてFW清武功暉、72分にはFW船山に代えてFW指宿洋史を投入してフォーメーションを4-3-3に変更するが、反撃は清武による1点のみ。攻勢を強めながらも松本の堅守を崩すことはできず、試合は1-3のまま終了した。

監督が振り返る。

「悔やまれるのは、チーム全体としてプレスができなかったことです。今日の試合でできなかったこと、ミスしてしまったこと、それをしっかりと整理して、考え直すという作業をしていきたいと思います」

次節の相手は強豪・湘南ベルマーレ。敵地での連戦となるが、この黒星による反省を活かして、次のゲームでは必ず勝点3を奪いたい。