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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

フアン エスナイデル監督が発する言葉は、一貫している。

「簡単な試合はないです。僕らはこれからもずっと同じやり方をやっていこうと思います。相手がどういう風にプレーしてくるとかは関係ないし、相手の調子の良し悪しも関係ないです。いつも言っていることですが、試合の結果は僕らが掴んでいる」

ホームで迎える第7節の相手は、ザスパクサツ群馬。開幕からの6連敗でリーグ最下位に位置するチームだが、指揮官は気を引き締めて「難しい相手」と分析する。

「ある試合を見れば難しい相手だと分かりますし、別の試合を見ると本調子じゃなかったのかなというところもあります。そういう意味では僕らは集中しないといけません」

ここまで2得点、13失点と攻撃面で苦しんでいる群馬は、昨シーズン、大卒1年目ながら13得点を記録した瀬川祐輔の移籍が小さくない影響を及ぼしているようだ。その他にもFW常盤聡(引退)や昨シーズン34試合に出場して4得点を記録した中村駿(山形)、29試合に出場したDF乾大知らを放出。大卒ルーキーを始め即戦力を獲得したが、チームはまだ成長段階にあり、本来の力を発揮できていないようだ。今シーズンから指揮を執る森下仁志監督の下、ここまでは苦しい戦いを続けている。

ジェフは前節、京都サンガF.C.との対戦で再浮上のきっかけを掴んだ。結果は2-2のドロー。しかし前線からプレスをかけ、最終ラインを高く維持し、相手ボールを奪い、ショートカウンターを仕掛けてゴールを奪うスタイルは“自分たちのサッカー”の他ならない。試合終了間際の同点ゴールで勝点1を拾った試合とはいえ、内容には誰もが手応えを感じていた。値千金の同点弾を決めたキャプテン、近藤直也が言う。

「相手(京都)もほぼオフサイドにかかっていましたし、自分たちのミスで起こった失点で、完全にやられたというところはほぼなかったと思います。シーズンは長いので、ネガティブに捉えないでそこをポジティブに捉えつつ、細かいところの修正をしないといけない。前節でうまく拾った勝点1を、上にいくための良いプラス材料にできたらなと思います」

2つのゴールに絡んだルーキー、高橋壱晟の言葉も自信に満ちている。

「今までの試合よりシュートを多く打てたし、触れなかったけど前半(クロスに対して)飛び込んだシーンもありました。シュートチャンスにも絡めましたし、自分の持ち味は出せたかなと思います。厳しいポジション争いですけど、京都戦のプレーを安定してやっていければ、ポジション的には取れるんじゃないかなと思っているので、このプレーを継続してやっていきたい」

課題は“自分たちのサッカー”を体現しながら喫した2つの失点にある。守備の改善は、シーズンを通じて要求される大きな課題だ。新加入のキム ボムヨンは群馬戦をこう展望する。

「僕たちを研究して裏のスペースを狙ってくると思っています。ディフェンス面で締めること、ボールを奪ったら鋭いショートカウンターをしていきたいです。連敗中のチームからは『絶対に勝ちたい』という強い気迫を感じますが、それを受けに回ることなく、僕らのプレーをしていければ問題はありません。しっかりと得点を取って勝ちたいと思います」

前節の勝点1を生かすためにも、この試合で必ず勝点3を奪いたい。“らしさ”を表現することができるか。指揮官の言うとおり、勝敗のポイントはその1点に集約されている。


フアン エスナイデル監督
簡単な試合はないです。僕らはこれからもずっと同じやり方をやっていこうと思います。相手がどういう風にプレーしてくるとかは関係ないし、相手の調子の良し悪しも関係ないです。いつも言っていることですが、試合の結果は僕らが掴んでいる。それはずっと変わらないでしょう。
(群馬の印象は)僕が見た試合の中では、チームの特長が出ているいい時と悪いときの差はあったと思います。もちろん前からプレスにきていいシーンもありました。ある試合を見たら、難しい相手だと分かりますし、別の試合を見ると本調子じゃなかったのかなというところもあります。そういう意味では僕らは集中しないといけません。というのは勝点が必ずしも相手のチームの力に反映されるとは限らないからです。結果がついてこないときもありますし、危険な相手になることもあり得ますので、そういう意味でも集中したいと思います。もちろん、リスペクトは一度も欠いたことはありません。

佐藤 優也
(直近3試合で7失点しているが)取られ方があっさりしているので、そこを改善したいと思います。自分たちのミスから失点をしていて、相手にやられた感じは少ないと感じています。良い流れを崩さず、リズムを改善してゲームを締めていくこと。流れを相手に掴まれないような試合運びをしたいです。
(群馬戦に向けては)相手は結果が出ていませんが、そういったチームとは難しい試合になります。しっかりといい入りをしなければ飲まれてしまう相手でもあり、サッカーの中ではよくあることなので注意をしていきたいと思います。(簡単に裏に蹴ってくることも予想されるが)10本裏に蹴って1本通ればという割り切りで、こちらのミス待ちも考えられるので、そこでゲームを切れるようにしたい。ミスは失点に直結するので怖さはあるが、そこを恐れたら何も出来ません。強い気持ちで自信をもってやっていきたいです。

近藤 直也
(京都戦は)オフサイドも取れて、やられていない場面もありましたが、ディフェンスラインはキーパーを含めて判断ミスというか、シンプルに前に蹴っておけばいいところを一つこねて、奪われてピンチを招くシーンも多かったと思います。そこはもう個人の問題ですが、そこを改善できるかどうかは個人の意識なので、難しい問題ではないと思っています。ラインを保ったまま試合を最後まで終えられるということはまずないので、押し込まれたときに中盤のラインもしっかり下がって、相手のボランチ、中盤の選手にフリーでシュートを打たれる場面をないようにしないといけない。そこは改善しながら次に向かいたいと思います。相手(京都)もほぼオフサイドにかかっていましたし、自分たちのミスで起こった失点で、完全にやられたというところはほぼなかったと思います。シーズンは長いので、ネガティブに捉えないでそこをポジティブに捉えつつ、細かいところの修正をしないといけない。前節でうまく拾った勝点1を、上にいくための良いプラス材料にできたらなと思います。

若狭 大志
(前節・京都戦は)もったいない試合だったと思います。相手にはそれほどチャンスがなく、ジェフが試合を支配していて理想的な展開でした。ラインの上げ下げやボールを回す部分についても出来ていました。僕たちのミスもありましたが、やりたいサッカーは体現することが出来ていたと思います。(前々節の)湘南戦よりもアグレッシブにプレーすることが出来た実感はあります。あとは勝つだけです。
群馬戦は絶対に勝点3を取れるように試合を進めたい。ホームなので、サポーターの皆さんが良い雰囲気を作ってくれると思います。京都戦は勝ち試合を落としてしまったので、サポーターの皆さんに勝ち試合を届けられるように頑張ります。

キム ボムヨン
(加入後初先発の京都戦は)緊張感もありましたが、結果は引き分けで複雑です。得点も早い時間に生まれて、雰囲気も良かった。そこで自分自身も緩くなってしまったという思いがあるので、引き締めたいと思います。(自身、久々の90分フル出場は)思ったよりも動けました。もっと試合勘が出てくればチームのプラスになれると思うので、調整したいです。
群馬は6連敗をしていますが、僕たちを研究して裏のスペースを狙ってくると思っています。ディフェンス面で締めること、ボールを奪ったら鋭いショートカウンターをしていきたいです。連敗中のチームからは「絶対に勝ちたい」という強い気迫を感じますが、それを受けに回ることなく、僕らのプレーをしていければ問題はありません。しっかりと得点を取って勝ちたいと思います。

熊谷 アンドリュー
(京都戦の手応えは)ワンボランチをやってみて、探り探りでしたが意外にボールを受けることが出来ました。自分の特長を出せた面もありますが、もっと決定的なパスを出すことが出来れば良かったと思っています。
(群馬戦に向けては)相手は6連敗をしていますが、難しい戦いになると思っています。京都戦のようないらない失点を防いで、自分たちのサッカーが出来れば勝てる。油断せず、しっかりと戦っていきたいです。たとえ裏に(ボールを)放り込まれても、自分たちのサッカーが出来なくなるようではダメ。ボールを持つ時間が増えれば、自分たちのペースになります。ボールを取ったら失わず、一人ひとりが意識をしてつなげれば、裏に蹴られても問題はないと思っています。攻撃面では徐々に選手同士の連係も合ってきているので、最後の精度を高めればもっと点を取れると感じています。トレーニングからしっかりとやっていきたいです。

高橋 壱晟
(前節・京都戦は)その前の湘南戦が(自分のプレーが)ひどかったので、次は失敗できないという気持ちと、次やれなかったら終わりかなと思ったので、かなり気持ちは入っていました。今までの試合よりシュートを多く打てたし、触れなかったけど前半(クロスに対して)飛び込んだシーンもありました。シュートチャンスにも絡めましたし、自分の持ち味は出せたかなと思います。(アシストという)結果を残せたということも一つ良かったことかなとは思います。厳しいポジション争いですけど、京都戦のプレーを安定してやっていければ、ポジション的には取れるんじゃないかなと思っているので、このプレーを継続してやっていきたいです。
(次の群馬戦は)相手に引かれて5バック気味になるとサイドチェンジはあまり有効ではないと思うので、中央からもスピードをあげて崩せたらいいかなと思います。どの試合でもゴールに絡むことは求められると思うので、次の群馬戦でも狙っていきたいです。


[前節の結果/群馬]
金沢 2-0 群馬


[前節の布陣/群馬]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/群馬]
03/04 湘南 3-1 群馬
03/12 横浜FC 1-0 群馬
03/19 群馬 0-1 町田
03/26 群馬 1-2 岡山
04/02 金沢 2-0 群馬


[過去の対戦成績]
14/10/26 群馬 1-2 千葉
15/05/31 群馬 2-0 千葉
15/07/12 千葉 1-2 群馬
16/03/26 千葉 0-0 群馬
16/10/02 群馬 2-1 千葉
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
4.8 (土) 15:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第7節 VS ザスパクサツ群馬

試合会場フクダ電子アリーナ

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