TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

ゴールデンウィークの3連戦は「勝点4」の戦績に終わり、第12節終了時点で14位。首位に立つ横浜FCとの勝点差は「8」と順位差ほど開いていないが、これ以上、足踏みするわけにはいかない。佐藤勇人が言う。

「選手も危機感を持っていますし、選手同士での話し合いもしています。その発言をテーブルで終わらせてしまうのではなく、ピッチの上でやるのが大事なこと。責任感をもってやっていきたいです。下を向いている選手はいないので、ここからの連戦で、良い結果を得られれば必ず上に行けると感じています」

3試合ぶりに戻るホーム・フクアリでの対戦相手は、6位につけるV・ファーレン長崎。ゴールデンウィークの3連戦で勝点「7」を積み上げたチームは、着実に順位を上げて上位争いに食い込みつつある。

長崎は前節、水戸ホーリーホックと対戦してスコアレスドロー。第10節はレノファ山口FC、第11節はファジアーノ岡山を相手にいずれも3-0と得点を奪った攻撃陣は、前節無得点に終わったが、スペイン2部やスコットランド1部、ギリシャ1部でプレーしたスペイン人FWファンマは好調を維持。第12節終了時点で7得点を記録しており、得点ランキングでは2位タイにつけている。確立されている「堅守速攻」のチームスタイルは、3試合連続無失点と守備面でその充実ぶりを示している。

前節・ツエーゲン金沢戦の敗戦を振り返りながら、フアン エスナイデル監督は長崎について次のように話した。

「(長崎の)ファンマ選手に関しては僕も良く知っていますし、彼の特長もチームのことも良く知っています。僕らにどういうダメージを与えてくるかというのも、なんとなく想像できます。ただ金沢戦でも佐藤洸一選手の特徴は知っていましたし、彼につけてくるというのも分かっていました。僕がいつもミスを犯すと言うのはそういうところなのですが、何も驚くことではないはずなのにそれにやられてしまった。(長崎戦では)何が起こるかを予見しておきながら防げない、ということがないようにしたい」

ジェフにとって、前節・金沢戦で喫した黒星は、あまりにも反省点の多い内容に終止した。1失点目は不運なオウンゴールとはいえ、中盤で不用意にボールを奪われてのショートカウンターから。その後、相手に退場者が出て数滴優位に立ったにもかかわらず、圧倒的なボール支配率を記録しながらフィニッシュの精度を欠き停滞。後半の立ち上がりにはロングボール一発で最終ラインの背後を取られ、1人少ない相手に追加点を許した。

清武功暉が言う。

「(金沢戦は)もったいないゲームをしてしまった印象が残ります。シュートチャンスも多かったので、決め切りたかったです。自分の不用意なミスから失点をしてしまい、チームに迷惑をかけてしまった。あのミスがなければチームとしてもうまく試合を進められたと思います。しっかりと気持ちを切り替えて、次の試合は自分が得点をすることで勝利を手に入れたい」

もっとも、ポジティブな要素がなかったわけではない。アランダの復活と、ラリベイのゴールである。

後半の頭からピッチに立ったアランダは、豊富な運動量と気の利いたパス回しで攻撃のバリエーションを増やした。

「チームのリズムを変えることが必要で、そして強い気持ちを全面に出すことでチーム全体が前に押し上がるということを考えていましたし、その場面で何をしなきゃいけないのか、その判断をすごく意識していました。(長崎戦も)自分のやることは特に大きく変わらない。いつも通りのプレーをするだけ。自分の持っている最高の力を出して、チームに最大限貢献する」

そのアランダとの連係から見事なゴールを奪ったのがラリベイだ。

「勝利に結びつくゴールであればもっと良かったのですが、でも間違いなく自分にとっては自信を与えてくれるゴールになりました。我々の攻撃陣は非常にいい選手がそろっていて、やっていることは間違っていないと思うので、しつこくしつこくピッチの上で表現し続けていく、ハードワークをやめないことが大事です」

勝ちたい――。その思いをフクアリに結集して、必ず勝点3を手に入れなければならない。


フアン エスナイデル監督
(3連戦の)一番最初のホームの試合ももちろん勝ちたいですし、勝てばいろいろ変わってくるでしょう。これからやってくることに関して、いい準備をして勝ちたい。それだけです。そもそも試合をするということが、選手にとってはモチベーションだと思います。しかも(フクアリのような)ああいう環境で試合ができる、それ自体が選手のモチベーションなので、そういう意味では選手のモチベーションを上げるのは簡単です。
(長崎の)ファンマ選手に関しては僕も良く知っていますし、彼の特長もチームのことも良く知っています。僕らにどういうダメージを与えてくるかというのも、なんとなく想像できます。ただ金沢戦でも佐藤洸一選手の特徴は知っていましたし、彼につけてくるというのも分かっていました。僕がいつもミスを犯すと言うのはそういうところなのですが、何も驚くことではないはずなのにそれにやられてしまった。(長崎戦では)何が起こるかを予見しておきながら防げない、ということがないようにしたいです。

山本 真希
(金沢戦の後半のように右サイドでプレーする場合に)クロスだったり、そういうところで自分の良さは出せるかなと思います。(金沢戦では)相手が1人少ない状況でサイドバックに入ったので、高い位置を取ることができました。とにかく、いいボールを上げなければゴールもできないだろうし、クロスからゴールが入らなかったのも事実なので、特にその回数を増やすことと、精度を上げることが本当に重要だと思っています。
(長崎の印象は)フォワードのファンマ選手が点を取っているというイメージくらいしかありませんが、(自分としては)監督が自分のプレーを必要としてくれているときに、求められているプレーをしっかり出したいです。

佐藤 勇人
(熊谷アンドリュー選手が出場停止となる長崎戦で)もし、自分がピッチに立つのであれば、アンドリューと同じことはできないし、しようとも思っていません。自分ができることをして、チームのプラスになることをやり続けたい。スタートから自分の見せること、できることを出し尽くしたいと思っています。(できる部分とは)個人的には守備から入りたい。自分のエリアだけでなく、周りにいる選手のスペースをカバーすること、そして声を出すところ、攻撃の部分でもチームを助けることはできると思っています。
選手も危機感を持っていますし、選手同士での話し合いもしています。その発言をテーブルで終わらせてしまうのではなく、ピッチの上でやるのが大事なこと。責任感をもってやっていきたいです。下を向いている選手はいないので、ここからの連戦で、良い結果を得られれば必ず上に行けると感じています。

アランダ
(金沢戦は)監督からは「できるだけ前でプレスをかけて、相手ディフェンスを自由にさせないように」と言われて入りました。チームのリズムを変えることが必要で、そして強い気持ちを全面に出すことでチーム全体が前に押し上がるということを考えていましたし、その場面で何をしなきゃいけないのか、その判断をすごく意識していました。どのポジションでも強い気持ちを全面に出してチームに勢いをもたらすということができれば、勝利をモノにできると思っているので、今までとポジションが違ったとしても、特に大きな変化はありません。
(長崎戦も)自分のやることは特に大きく変わらないと思っています。いつも通りのプレーをするだけ。自分の持っている最高の力を出して、チームに最大限貢献することだけを考えています。

清武 功暉
(金沢戦は)もったいないゲームをしてしまった印象が残ります。シュートチャンスも多かったので、決め切りたかったです。自分の不用意なミスから失点をしてしまい、チームに迷惑をかけてしまった。あのミスがなければチームとしてもうまく試合を進められたと思います。しっかりと気持ちを切り替えて、次の試合は自分が得点をすることで勝利を手に入れたいです。ただ、チームとしてゲームを支配することは出来ていました。
長崎は好調なチームなので、侮れません。僕らは自分たちのことだけを考えてプレーを進めたい。勝つことがチームにとって良い薬になると思うので、どんな形でも勝ちたい。そして連戦への勢いをつけたいと思います。

ラリベイ
(金沢戦のゴールシーンは)アランダ選手のボールに対する反応が、相手ディフェンス陣より早かった。そのおかげで生まれたゴールだったと思います。勝利に結びつくゴールであればもっと良かったのですが、でも間違いなく自分にとっては自信を与えてくれるゴールになりました。(チームのシュート総数20本に対し得点が1点のみだったことについて)ゴールを取るためのチャンスを作るオプションがいろいろな形で作れているということが大事で、それを続けていくことですね。我々の攻撃陣は非常にいい選手がそろっていて、やっていることは間違っていないと思うので、しつこくしつこくピッチの上で表現し続けていく、ハードワークをやめないことが大事です。上位とこれ以上離されるとキツいので、(長崎戦から始まるの)3連戦を“3つの決勝戦”というくらい大事な試合と捉えています。(そのすべてで勝利することは)決して難しいことではないと信じています。

菅嶋 弘希
(金沢戦は)相手が先に退場した中で、相手としてはやることがハッキリしてしまったと感じます。その結果、金沢が完全に(自陣に)引いてきたので、簡単に崩せずに攻めあぐねる形となってしまいました。(ジェフの)シュートに関しては精度が低かったことはありますが、完全に崩す形は難しかったと感じます。ウチと対戦するチームは引いてくることが多いので、“中から攻めるのか、外から攻めるのか”、チームとしての判断を大事にしていきたいです。(長崎戦は)先発、途中出場、どのポジションで出場することになるかは分かりませんが、与えられた役割をこなして、チームの勝利に貢献したいです。チャンスがあればしっかりと得点を狙っていきたいと思います。


[前節の結果/長崎]
長崎 0-0 水戸


[前節の布陣/長崎]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/長崎]
04/15 長崎 0-1 福岡
04/22 愛媛 1-0 長崎
04/29 山口 0-3 長崎
05/03 長崎 3-0 岡山
05/07 長崎 0-0 水戸


[過去の対戦成績]
14/07/26 千葉 1-1 長崎
15/03/08 長崎 0-1 千葉
15/08/15 千葉 1-1 長崎
16/05/28 長崎 1-1 千葉
16/10/30 千葉 0-0 長崎
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
5.13 (土) 15:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第13節 VS V・ファーレン長崎

試合会場フクダ電子アリーナ

この試合のチケット購入はこちら