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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

リーグ戦における今シーズン初の連勝に向けて、チームの士気は高まっている。前半戦のラストゲームとなる今節の対戦相手は、昨シーズンのJ3リーグを制しJ2復帰を果たした大分トリニータ。高橋壱晟が言う。

「大分戦では、自分たちが本当に良かった試合を思い出し、それを実行できれば絶対に勝てると思っています。自分たちのサッカーを貫いて勝ちたい。連勝することで気持ちは高まり、乗っていけると思います」

大分は前節、敵地でザスパクサツ群馬に4-0と完勝。第19節のカマタマーレ讃岐戦、天皇杯2回戦のFC町田ゼルビア戦と合わせて公式戦3連勝中で、リーグ戦では最近5試合で3勝2分1敗と好調を維持し8位に浮上している。

前節の群馬戦は絶好調の攻撃陣が奮起し、FW後藤優介がハットトリックの活躍。リーグ3位タイの11得点を記録しているストライカーの存在は、警戒すべきポイントのひとつだ。ゲームメイカーのMF川西翔太を起点とし、後藤、小手川宏基、三平和司が絡む攻撃には柔軟性とスピードがあり、ジェフ最終ラインの裏を狙う駆け引きが予想される。

キャプテンの近藤直也が言う。

「先制することが一番なので、後ろとしてはしっかりと守りつつ、(ラインの上げ下げは)監督も信頼をしてくれているので柔軟性をもってやっていきたいと思います」

ジェフは前節、FC岐阜を相手にアウェイで6得点を奪った。天皇杯2回戦を含めれば今シーズン初の公式戦での連勝となり、勝利に対する意欲はさらに高まっている。リーグ戦での連勝は後半戦を戦う上での最重要課題。“ホーム無敗”の利を活かして、なんとしても勝点3を奪いたい。

フアン エスナイデル監督が展望する。

「いつものように僕らが試合を支配し、ポゼッションは相手より多くできると思います。我々としては、良い攻撃をすることだけです。(大分が)守備に人数をかけてくるので、ボールを早く動かし、なるべく時間をかけずに良い攻撃をすることが大事になってきます。そして、勝つためには決定率を上げなければいけません」

単純な方程式だが、指揮官が掲げる“自分たちのサッカー”を実践して主導権を握り、近藤の言うとおり失点を抑えてゴールを奪えば勝利を手に入れることはできる。課題はやはり「決定力」だが、その意味においては公式戦3試合連続でゴールを記録している清武功暉の存在が心強い。清武にとって大分は、育成年代を過ごした思い入れの強いチームでもある。

「東京V戦と岐阜戦は勝ちにつながるゴールだったので、これからもそういうゴールを決められるように頑張っていきたいです。(岐阜戦で)久しぶりにアウェイで勝てたし、この流れを継続して連勝しないといけないと思います。(大分は)僕のことをアカデミーのときから応援してくれていたサポーターさんもいるので、そういう人たちにいい姿を見せられたらなと思います」

第20節を終えて13位。この不本意な順位を挽回するきっかけを自らの力で切り開きたい。


フアン エスナイデル監督
今季初めて公式戦で連勝したことが、ポジティブであることには変わりありません。ただ、すでに起きたことであり、次にやることとは別です。上のほうの順位と離されないようにするという意味では、次のホームゲームで勝つことが今は大事です。
(大分戦は)いつものように僕らが試合を支配し、ポゼッションは相手より多くできると思います。ただ相手のチームも良いですし、アウェイでも良い結果を出している、危険なチームです。岐阜とは違うタイプで、直線的にもっと速い攻撃をしてくると思うので、岐阜戦とは違うタイプの集中をしなければいけないでしょう。(前線に)速い選手がいて、運動量も多いので、カウンターには注意したいです。
我々としては、良い攻撃をすることだけです。(大分が)守備に人数をかけてくるので、ボールを早く動かし、なるべく時間をかけずに良い攻撃をすることが大事になってきます。そして、勝つためには決定率を上げなければいけません。

近藤 直也
(岐阜戦はアウェイで久々の勝利となったが)アウェイで勝てないことは特別意識をしておらず、ホームと同じようにチームは準備をしています。(試合は)自分たちのミスから失点をしてしまい嫌な雰囲気でしたが、すぐに同点ゴールを取れたのでチームとして持ち直すことができました。後半に「どう点を取っていこうか」と、選手のモチベーションも高いものがありました。
(大分戦でリーグも折り返しとなるが)納得のいく順位ではありません。これからの戦いが大事になっていきます。チームは、良いときと悪いときの波があるので、そこをなくしたいです。先制することが一番なので、後ろとしてはしっかりと守りつつ、(ラインの上げ下げは)監督も信頼をしてくれているので柔軟性をもってやっていきたいと思います。

大久保 裕樹
(岐阜戦は)ゼロで抑えたかったという思いです。(失点は)声掛けでやりようもあったと感じます。そして岐阜はつないでくるチームなのでやりづらさもありました。ミスも少なく、プレーの精度も高くやりづらい相手で、狙いをつけてプレスをかけなければボタンの掛け違いのようにやられてしまうので守りづらさがありました。しかしアウェイで勝てたことは大きいことで、弾みにもなります。リーグ戦での連勝はまだないので、続けて勝っていかなければ順位は上がりません。次の大分戦で誰が出るかは決まっていませんが、準備をしっかりして臨みたいと思っています。チームとしてまとまって、ホームの試合に臨みたい。連勝することで一つひとつ順位を上げていきたいと思います。

佐藤 勇人
(岐阜戦は)失点が多かったのですが、アウェイで勝てたことは大きいと思います。個人としては守備を締め直すことに集中してピッチに入りましたし、何とか逃げ切ること、欲を言えばもう1点を取って失点せずに終わりたかったと思います。次のホームで勝てば、リーグ戦連勝になるので、チームとして勝つための準備をしっかりとしたいです。
(大分は)調子が上がっているチームだという印象です。自分たちが今の順位から上に行くためには、上位チームを叩かなければいけません。ホームでもあるので勝点3を取る試合をしたい。そして、(その次の讃岐戦も含めて)ホームが2試合続くので、ここでどれだけ勝点を取れるかが重要になると思っています。

清武 功暉
(岐阜戦で)6点取れたことはすごくポジティブなことですが、アウェイで3点、4点と複数失点が続いているので、チーム全体でしっかり反省しないといけないなと思います。(自身公式戦3試合連続得点については)水戸戦は負けてしまいましたが、東京V戦と岐阜戦は勝ちにつながるゴールだったので、これからもそういうゴールを決められるように頑張っていきたいです。(岐阜戦で)久しぶりにアウェイで勝てたし、この流れを継続して連勝しないといけないと思います。リーグでの連勝でチームの雰囲気もガラッと変わると思うので、次の大分戦も勝ちで終わりたいと思います。
(大分は)アカデミーからずっと育ててもらったチームなので、本当に好きですし恩もあります。僕のことをアカデミーのときから応援してくれていたサポーターさんもいるので、そういう人たちにいい姿を見せられたらなと思います。

アランダ
(岐阜戦でジェフ初ゴールを決めたが)ゴールは常に狙っていましたし、うまくゴールが生まれて嬉しかったです。でも大事なことはチームが勝ったことで、チームに貢献することがまず第一という姿勢はこれからも変わりません。コンディション的にまだ足りない面もあって足がつってしまいましたが、90分戦いたいという気持ちがありましたし、自分の足がどうなろうとチームの勝利のことだけを考えてプレーしていました。
(大分戦は)ホームですし、我々が相手に精神的にもプレッシャーをかけなければいけないですね。勝利をつかむというのは簡単なことではないですが、プレッシャーを楽しまなければいけないし、そういうプレッシャーを味わうことができるのもある意味で選手の特権だと思うので、気持ちは強く、頭は冷静に、次の大分戦を戦いたいと思います。

高橋 壱晟
(岐阜戦をベンチから見て)すごく激しい試合だったと思いました。自分が交代で出場したならば、スペースはあったので得点を取りに行こうと考えていました。(得点は)良い形ばかりで、特にアランダ選手と指宿選手がクロスに合わせて奪ったゴールは参考になりました。チームとして、アウェイで勝てたことはプラス。自分は出場できなかったので悔しい気持ちはありますが、これを一つの経験として乗り越えることで、自分らしいプレーが出てくると思っています。大分戦では、自分たちが本当に良かった試合を思い出し、それを実行できれば絶対に勝てると思っています。自分たちのサッカーを貫いて勝ちたい。連勝することで気持ちは高まり、乗っていけると思います。


[前節の結果/大分]
群馬 0-4 大分


[前節の布陣/大分]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/大分]
06/03 水戸 2-0 大分
06/10 大分 2-2 横浜FC
06/17 大分 2-1 讃岐
06/21 町田 2-4 大分(天皇杯2回戦)
06/25 群馬 0-4 大分


[過去の対戦成績]
12/10/14 千葉 1-2 大分
14/07/05 大分 2-4 千葉
14/10/19 千葉 2-1 大分
15/06/21 大分 0-1 千葉
15/10/18 千葉 2-2 大分
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
7.1 (土) 18:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第21節 VS 大分トリニータ

試合会場フクダ電子アリーナ

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