前半と後半は違う内容でした。前半は良くなかった。我々らしくないサッカーでした。後半に関しては試合を支配していましたし、同点ゴールも決めました。もう1点取るための努力もしたと思っています。ただ、いいサッカーをしたチームが勝つとは限りませんし、決定力があるチームが勝ち、我々にはその決定力がありませんでした。

前半は“受け”に回りすぎました。そこを修正できなかったことが、苦しい展開につながってしまったと思います。（得点シーンについては）チームとしての決め事がそのままうまくハマったので良かったです。ただ、その後に“もう1点”を取ることができなかったことが結果につながってしまいました。「取れる時に取るか」が勝利するためにいかに大事であるか、そのことを改めて実感しました。

最初のセットプレーで失点してしまったことは想定外でした。監督が準備した戦術をうまく表現することができなかった前半だったと思います。後半については、相手が引いてくれたこともあり、流れを変えることができました。1点取って、いい雰囲気だったんですが、やはりあの時間に追加点を取れないと流れが変わってしまうことは分かっていたので……。結果的には、それが最後に何度もカウンターを招いてしまった原因になった気がします。

最後に失点した場面は、何とか耐えて、カウンターでと思っていました。勢いのあるチームと、勢いを手に入れられないチームの差だと思います。次もアウェイですが、とにかく勝つしかありません。チームのみんなで、この状況を何とか変えたいと思います。

前半は自分たちのミスが多かったし、それによって苦しくなってしまったと思います。ピッチに入ったのは同点ゴールの直後でした。その後の時間帯は相手を押し込む時間帯が長かったのですが、最後のところの精度が低かった。あの時間帯に逆転することができれば結果は変わっていたと思うのですが、それができなかったとしても、チーム全員で最後の失点を避けなければいけなかったと思います。自分もボールウォッチャーになってしまっていたので、悔しいです。

次もアウェイですが、まずは、今日の後半のようなプレーを前半からやること。その時間帯に決定機をたくさん作って、1点でも多く取ること。それをしっかりやって、勝つしかありません。