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試合日程・結果

2017 SEASON MATCHES試合日程・結果

残り5試合。ジェフは勝点「53」の10位。6位徳島ヴォルティスとの差は「7」。崖っぷちに立たされた中で連勝を成し遂げ、わずかな望みをつなぐために挑む相手はアビスパ福岡。最大の課題であるアウェイでの強豪との一戦だが、今のジェフにとっては望むところ。むしろ「最高の舞台」が整ったと言っていい。

ここで勝てば希望を持ち続けられる。アウェイ戦の苦手意識も克服できるかもしれない。そして何より、これまで積み上げてきた自分たちのサッカーを、確信に変えられる大きなチャンスだ。

フアン エスナイデル監督が言う。

「(福岡は)良いチームだと思います。実際にそれが、順位表に反映されているのだと思います。私たちにとってそういうチームと戦えるということは本当に嬉しいことです。我々は良くなってきているし、まだまだ良くなる。今の我々がどこにポジションにいるのか、本当に成長しているか、ここから成長できるかどうかを図るためにも良い相手です」

福岡にはこれまでのジェフにない確固たる強さがある。最近5試合の戦績は3勝2分と無敗。そのうち4戦はアウェイの戦いだったが、強固な守備と決定力が乱れることはなく結果を残し、追いすがる3位V・ファーレン長崎のプレッシャーを跳ねのけて2位をキープしている。

今節は攻撃の中核を担うジウシーニョを累積警告による出場停止で欠くが、最近3試合はいずれも途中出場から“切り札”として投入されているウェリントンをはじめ、ベテランアタッカーの坂田大輔、城後寿などオプションは豊富だ。
システムは4バックと3バックを使い分けているが、仲川輝人や松田力のアタッカー陣はいずれも好調。中盤では三門雄大や山瀬功治らベテランが与えられた仕事をきっちりとこなし、最終ラインでは駒野友一と岩下敬輔のベテランに加え、冨安健洋ら進境著しいヤングタレントもいる。2位という順位にふさわしいタレントが揃ったチームだ。

佐藤優也が言う。

「個の力が強いというイメージ。どんな選手が出てきても、いろいろなやり方や抑え方があると思うので、その時その時の判断をしていきたいです。ただ自分たちのやり方は変わりません。ここからのアウェイ2試合が大事になります。まず1つ(勝利)を取ることで先も見えてくるので、やるだけです」

キャプテンの近藤直也も“自分たちのサッカー”が変わらないことを強調した。

「ウェリントン選手が出る、出ないでは相手のサッカーも変わってくると思います。ただ、ウチは相手のサッカーに合わせることはありません。決め切るべきところで決めて、後ろはしっかりと守りたい。それができれば、勝点3は必ず取れると思っています」

中盤の主導権争いは、この試合の行方を左右するだろう。ジェフはボールを支配して主導権を握りたい。福岡は得意とするカウンター攻撃の起点を中盤に作りたい。ボールを奪った瞬間、奪われた瞬間のリアクションが、攻守の精度を左右することになる。

前節の松本山雅FC戦で示したように、自分たちのサッカーができればどこからでも点が取れる。球際の厳しさと運動量で上回れば、まずは内容で相手を凌駕できる。その手応えをラリベイが口にした。

「松本戦は完全にうちのリズムでゲームを進められました。非常に効果的な攻撃ができたと思います。我々は攻撃面でいつもオプションをいろいろ持っていますが、岡山戦、松本戦では決めるべきところで決められた、それが非常に大きいです。残り試合は全勝しないといけません。大事なのは誰がゴールを決めるかではなく、6位以内に入ること。可能性が数字的にはまだあるわけですから、それに食らいついていくために、誰でもいいからゴールを決めて勝利するということです」

強豪とのアウェイ戦だからこそ、ジェフの力を証明するチャンス。臆せず、堂々と戦えば、必ず結果は転がり込んでくる。


フアン エスナイデル監督
彼ら(福岡)のシステムは5バックだったり4バックだったりと変わっていますが、やり方に関してはそんなに変わっているとは私は思いません。難しいシチュエーションになると予想されるのは、前回戦ったときと一緒です。強く来るチームですし、経験ある選手も多いです。時間を使うこともうまいですし、監督は(チームとして)ゴールをさせるために(選手の力を)引き出すのがうまいですね。良いチームだと思います。実際にそれが、順位表に反映されているのだと思います。私たちにとってそういうチームと戦えるということは本当に嬉しいことです。我々は良くなってきているし、まだまだ良くなる。今の我々がどこにポジションにいるのか、本当に成長しているか、ここから成長できるかどうかを図るためにも良い相手です。

佐藤 優也
(松本戦は)攻撃陣さまさまです(笑)。相手のターゲットの選手に“行く、行かない”という部分がうまくできていたので、セカンドボールを狙う相手に仕事をさせなかったと思っています。だからこそ、自分たちが(セカンドボールを)拾い、ゲームを支配できていました。相手もいろいろなメンタリティーで戦っていますが、ウチもそれ以上の“上位に行く”という強いメンタルでプレーをしています。
(福岡は)個の力が強いというイメージ。どんな選手が出てきても、いろいろなやり方や抑え方があると思うので、その時その時の判断をしていきたいです。ただ自分たちのやり方は変わりません。ここからのアウェイ2試合が大事になります。まず1つ(勝利)を取ることで先も見えてくるので、やるだけです。

キム ボムヨン
今シーズン、前半や後半の入りところの失点が多くて、松本戦も後半開始すぐに失点してしまいました。自分たちがしっかり無失点で守れれば、いい意味で力を抜ける試合もあったと思うのに、それがなかなかうまくできず失点してしまっていることが悔しいです。(福岡がどう戦ってくるかにしても)自分たちのやることは変わらないし、今シーズン自分もスピードのあるフォワードとも背の高いフォワードとも対戦してきました。短い経験だけどそれをしっかり試合に出して、しっかり守り切りたいと思います。今までホームで連勝してもアウェイで負けてしまうことが多かったけれど、次こそアウェイでしっかり勝って、戻ってきたらその勢いで4連勝5連勝とできると思います。サポーターたちにももっと喜んでもらえるように、自分たちももっと雰囲気を盛り上げていけるように、頑張って闘いたいです。

近藤 直也
(福岡戦との)ホームでの対戦時では、相手はそれほど前からプレスに来るわけではなく、ウチがボールを支配して福岡がカウンター狙いという形で、そしてセットプレーでの場面ではウェリントン選手を狙ってきました。今回に関してはどういう形になるか分かりませんが、ウェリントン選手が出る、出ないでは相手のサッカーも変わってくると思います。ただ、ウチは相手のサッカーに合わせることはありません。前からプレッシングすること、良いディフェンスラインのコントロールでオフサイドを取るべき場面では取ること、危ない場面は下げることがここ数試合はできています。京都戦のようにならないためにも、決め切るべきところで決めて、後ろはしっかりと守りたい。それができれば、勝点3は必ず取れると思っています。

乾 貴哉
(松本戦は)前半の立ち上がりは相手の流れで、そこで失点せずに得点を取れたことが良かった。後半の立ち上がりに失点をしてしまいましたが、落ち着いてプレーできたことが勝因。全員がボールを拾って、前の選手がしっかりと決め切ったことが大きかったと感じます。ただ、個人としてはイージーなミスも多かったので、そこはしっかりと修正して次に臨みたいと思います。ホームでの2連勝は非常に大事でした。ここからアウェイでの2連戦が始まります。そこで勝利を掴めればプレーオフの可能性はぐんと広がってきます。
(福岡は)前線のウェリントン選手にボールを集めてくる印象がありますが、ウチが松本戦のような試合をできれば、勝てると思っています。

町田 也真人
(松本戦は)自分がピッチに入ったときには2点差(3-1)だったので、その点差を維持したかったですし、試合の流れを変えずにさらに上げていけるようにと思ってプレーをしました。(ゴールは)もしかしたら「何かがあるかも」と、準備をしていました。船山貴之選手も良いプレーをしていたので、(ポジション争いの)危機感も出ました。だからこそ、あれ以上のプレーを出さなければいけないと感じています。どのポジションも競争が熱くなればいいですし、日替わりのヒーローが出ないとダメだと感じます。
(福岡は)ウェリントン選手だけではなく、仲川輝人選手のスピードにも注意をしたい。アウェイでの戦いが続きますが僕たちは(残り5試合で)5勝をしないとプレーオフが見えません。ここから3勝、4勝と勝ち星を増やしたいです。頑張ります!

ラリベイ
(松本戦の)前半は非常に拮抗した内容で、それほどチャンスは多くなかったと思いますが、後半(山本)真希のゴールが決まってからは、完全にうちのリズムでゲームを進められました。非常に効果的な攻撃ができたと思います。我々は攻撃面でいつもオプションをいろいろ持っていますが、岡山戦、松本戦では決めるべきところで決められた、それが非常に大きいです。個人的にもコンディションも上がってきて、精神的にも落ち着いた状態で自信を持って臨めているので、これからもっともっと良くしていって、良い状態でシーズンを終えたいと思います。
残り試合も少ないですし(このアウェイ2連戦を含めて)全勝しないといけません。大事なのは誰がゴールを決めるかではなく、6位以内に入ること。可能性が数字的にはまだあるわけですから、それに食らいついていくために、誰でもいいからゴールを決めて勝利するということです。


[前節の結果/福岡]
大分 1-1 福岡


[前節の布陣/福岡]



[前節の布陣/ジェフ]



[最近の戦績/福岡]
09/18 熊本 1-1 福岡
09/24 岐阜 1-2 福岡
09/30 福岡 2-1 山口
10/07 横浜FC 1-3 福岡
10/14 大分 1-1 福岡


[過去の対戦成績]
14/06/07 福岡 1-0 千葉
14/10/04 千葉 3-0 福岡
15/06/14 千葉 2-2 福岡
15/10/10 福岡 1-0 千葉
17/06/10 千葉 0-0 福岡
TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
10.22 (日) 14:00 KICKOFF 明治安田生命J2リーグ 第38節 VS アビスパ福岡

試合会場レベルファイブスタジアム

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