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2018 SEASON MATCHES試合日程・結果
課題を克服するチャンスが、再びめぐってきた。
今シーズンにおけるアウェイの戦績は1分5敗。5得点17失点というデータを見れば、たとえチームに苦手意識がなくとも「致命的な課題」と指摘されて仕方がない。
対戦相手は昨シーズンはJ1リーグを戦った大宮アルディージャ。第12節終了時点で10位と中位に甘んじているが、戦力を見ればリーグ屈指のタレント集団であり、J1昇格争いの一角を担うチームであることは間違いない。しかも、最近5試合は3勝1分1敗と白星が先行。4試合負けなし、3連勝中と絶好調だ。
好調の要因は守備の安定にある。
最近5試合はいずれも1失点以下で、前節、大分トリニータに逆転勝利を挙げた石井正忠監督は「守備が安定したことによって、思い切って前に行けるようにもなっています。まずは守備の安定が大きなポイントになっている」とコメント。4-4-2システムをベースとするチームは連動した守備でスペースを埋め、どのエリアでも数的優位を保って“囲い込む守備”を得意とする。大前元紀や富山貴光といった縦への推進力があるアタッカー陣のカウンターも鋭い。
フアン エスナイデル監督が言う。
「もちろん直接的な攻撃も使ってくるチームですが、連動したコンビネーションを使ったプレーもうまいと思います。彼らも競争をしてくるチームなので、我々も良い状態にあれば面白い試合になると思っています」
上位につけるファジアーノ岡山に競り勝ったジェフは、改めてホームでの強さを証明した。
この試合を勝利に導いたのは、指揮官の思い切った采配と、それを徹底的に実行した選手たちの実行力だった。攻撃は両サイドのスペースを広く使って相手を揺さぶり、斜めのランニングで最終ラインの背後に飛び込む。ホルヘ サリーナス、茶島雄介と攻撃的なタレントが並んだ最終ラインは、相手のFWに対して近藤直也と増嶋竜也、熊谷アンドリューの3人で対応。船山貴之のゴールは本人が「ラッキー」と振り返るものだったが、勝利という結果は間違いなく戦略的、戦術的な駆け引きによってもたらされたものと言える。
茶島が振り返る。
「とにかく自分にできることをしっかりやろうと。ディフェンダーですし、まずはしっかり守備から入ることを一番に意識しました。岡山戦は、自分たちがボールを持つ展開が多かったので、自分とサリーナスのところで良いポジションとって攻めることができました」
もちろん、重要なゲームをモノにしたとはいえ、順位はいまだ16位と下位にある。混戦を抜け出して上位争いに加わるためには、アウェイでの勝率を高めて連勝のサイクルに乗るしかない。矢田旭が言う。
「連勝をしたい。勝てば甲府戦での勝点1が生きますし、3連戦勝ってしめくくりたいと思います。大宮はドリブルで運べる選手、裏に抜ける選手、高さがあって（ボールを）収める選手、中盤でつなげる選手といて、バランスが良いチームという印象です」
いまのジェフには、第10節ヴァンフォーレ甲府戦で初めて手にしたアウェイでの勝点1から始まる良い流れがある。課題を克服する大きなチャンスだ。
フアン エスナイデル監督
（大宮は前節対戦した）岡山とタイプは違いますが、良いチームだと思います。もちろん直接的な攻撃も使ってくるチームですが、連動したコンビネーションを使ったプレーもうまいと思います。彼らも競争をしてくるチームなので、我々も良い状態にあれば面白い試合になると思っています。もちろん（昨シーズン）J1にいたチームなので、そういう意味では本当にリスペクトしています。逆に言えば、本当にこれ以上ない良い試合が待っていると思います。何回も言いましたが、良い環境で、たくさんのサポーターがいて、良い相手がいる試合、それこそ一番楽しめる状況です。なので、我々が持っている力をいかに表現するか、いかに楽しんでやるかということが大切になってくると思います。今にでも試合をしたいくらい楽しみにしています。2日間で良いリカバーをして、試合に臨みたいと思っています。
ホルヘ サリーナス
（岡山戦で出場したポジションである）サイドバックでプレーしたことは少ないですが、周りの選手のクオリティーも高いので、自分のことを助けてくれるし、自分もできる自信があったので気持ちよくプレーすることができました。ジェフでは初めてでしたが、パラグアイでは2、3試合やったことがあるポジションなので、何が要求されるのかは分かっています。甲府戦も岡山戦も、自分としては最善の力を尽くすことができました。自分の力を引き続き示して、チームに貢献することだけを考えて準備をしていきたいと思います。
（大宮戦は）アウェイであっても、ホームで見せたような強い姿勢を見せなければいけません。5月6日は自分にとって大事な日（誕生日）だし、勝利につながればいいなと思っています。
エベルト
先発出場でも途中出場でも、すべての選手が試合に向けた準備をすることが必要です。（岡山戦に向けては）自分も最善の準備をしていました。ロングボールを放り込まれると、我々のゴールに近い位置で守備をすることになるので大変ですが、何事に対しても準備をしなければいけませんし、それが我々の仕事です。立ち上がりからチームが集中して取り組めていました。あとから入った選手もそのリズムに乗っていい働きをしていたと思います。（エスナイデル監督からは）できるだけシンプルにプレーをして、守備で貢献してほしいというメッセージでした。
（大宮戦は）アウェイでも良い結果を残さなければいけません。ホームと同じように自信を持って戦うことが必要となります。その戦いができれば、結果は付いてきます。
茶島 雄介
（サイドバックとして出場した岡山戦は）とにかく自分にできることをしっかりやろうと。ディフェンダーですし、まずはしっかり守備から入ることを一番に意識しました。岡山戦は、自分たちがボールを持つ展開が多かったので、自分とサリーナスのところで良いポジションとって攻めることができました。そこは良かったと思います。自分たちが上に行くためには、上位のチームに対して絶対に勝っていかないと差が縮まらないのでこれからも続けていきたいと思います。
大宮は個々の力が高い選手がいるので、そういう意味ではすごく気が抜けない相手だと思っています。今は連戦だし、中2日での戦いなので、このまま勢い・流れをもってやっていきたいです。本当に総力戦で、チーム全員で戦わないといけなくなると思うので、しっかり準備したいです。
熊谷 アンドリュー
（岡山戦で失点を）ゼロに抑えられたことは、守っているほうとしてはすごく良い結果が出たと感じています。正直、（岡山が）一人退場になって以降ロングボールを蹴られたときのほうが、自分たちとしてはやりにくかったです。サイドバックにチャジくん（茶島選手）とサリーちゃん（サリーナス選手）が入ったことで、逆に自分の役割がハッキリしました。マスさん（増嶋選手）とドゥさん（近藤選手）と3人で守り切るということが監督から求められていたので、それをしっかりできて良かったです。
（大宮には）シモビッチ選手がいて、昨シーズンも（名古屋との対戦で）嫌な思い出があるので、しっかり抑えられるようにしたいです。アウェイで勝つことができるようになれば、絶対に順位も上がると思うので、みんなで力を合わせて戦っていきたいです。早く順位を上げたいので、勝つことだけを考えてやっていきたいと思います。
矢田 旭
（岡山戦では）90分間を通してボールを持てましたし、相手のパワープレーに対して押し込まれる時間帯もありましたが前半から攻め込むことができました。攻撃に持ち味を出せるメンバー構成でもあって、チームとしてそれを生かそうと思ってプレーをしました。守備では、みんなで助け合うことを意識しました。
チームとして良くなっているので、（大宮戦で）連勝をしたい。勝てば（前々節の）甲府戦での勝点1が生きますし、3連戦勝ってしめくくりたいと思います。大宮はドリブルで運べる選手、裏に抜ける選手、高さがあって（ボールを）収める選手、中盤でつなげる選手といて、バランスが良いチームという印象です。難しい試合になりますが、気持ちのこもったプレーを見せれば良い試合になると感じます。
船山 貴之
（中2日で迎える大宮戦は）アウェイですが、距離的に近いところなのでそれはプラスに考えたいです。大宮とは順位が（6つ）離れていますが、勝てば勝点で並ぶことができる相手です。大宮も苦戦しているところがある印象なので、ここで叩いて自分たちの順位を上げていきたいと思います。バースデーゴールは（松本在籍時の2012年と2014年に）決めたことがあります。嬉しさは他のゴールとそんなに変わらないけれど（笑）。でもそういう意味では、岡山戦の1点は（ヒーローインタビューで「ミス」とコメントしたものの）大きかったなと思いますね。
ゴールデンウィークの連戦で負けることなく、最後の大宮戦で良い試合ができるかどうかというのはとても重要だと思います。勝てるように頑張ります。
［前節の結果／大宮］
大分 1-2 大宮
［前節の布陣／大宮］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近の戦績／岡山］
04/07 山口 2-1 大宮
04/14 大宮 1-1 岡山
04/22 新潟 0-1 大宮
04/28 大宮 2-0 東京V
05/03 大分 1-2 大宮
［過去の対戦成績］
08/04/12 千葉 2-4 大宮
08/10/26 大宮 2-1 千葉
09/06/27 千葉 0-2 大宮
09/08/22 大宮 1-1 千葉
15/04/11 千葉 2-0 大宮
15/09/27 大宮 2-1 千葉
今シーズンにおけるアウェイの戦績は1分5敗。5得点17失点というデータを見れば、たとえチームに苦手意識がなくとも「致命的な課題」と指摘されて仕方がない。
対戦相手は昨シーズンはJ1リーグを戦った大宮アルディージャ。第12節終了時点で10位と中位に甘んじているが、戦力を見ればリーグ屈指のタレント集団であり、J1昇格争いの一角を担うチームであることは間違いない。しかも、最近5試合は3勝1分1敗と白星が先行。4試合負けなし、3連勝中と絶好調だ。
好調の要因は守備の安定にある。
最近5試合はいずれも1失点以下で、前節、大分トリニータに逆転勝利を挙げた石井正忠監督は「守備が安定したことによって、思い切って前に行けるようにもなっています。まずは守備の安定が大きなポイントになっている」とコメント。4-4-2システムをベースとするチームは連動した守備でスペースを埋め、どのエリアでも数的優位を保って“囲い込む守備”を得意とする。大前元紀や富山貴光といった縦への推進力があるアタッカー陣のカウンターも鋭い。
フアン エスナイデル監督が言う。
「もちろん直接的な攻撃も使ってくるチームですが、連動したコンビネーションを使ったプレーもうまいと思います。彼らも競争をしてくるチームなので、我々も良い状態にあれば面白い試合になると思っています」
上位につけるファジアーノ岡山に競り勝ったジェフは、改めてホームでの強さを証明した。
この試合を勝利に導いたのは、指揮官の思い切った采配と、それを徹底的に実行した選手たちの実行力だった。攻撃は両サイドのスペースを広く使って相手を揺さぶり、斜めのランニングで最終ラインの背後に飛び込む。ホルヘ サリーナス、茶島雄介と攻撃的なタレントが並んだ最終ラインは、相手のFWに対して近藤直也と増嶋竜也、熊谷アンドリューの3人で対応。船山貴之のゴールは本人が「ラッキー」と振り返るものだったが、勝利という結果は間違いなく戦略的、戦術的な駆け引きによってもたらされたものと言える。
茶島が振り返る。
「とにかく自分にできることをしっかりやろうと。ディフェンダーですし、まずはしっかり守備から入ることを一番に意識しました。岡山戦は、自分たちがボールを持つ展開が多かったので、自分とサリーナスのところで良いポジションとって攻めることができました」
もちろん、重要なゲームをモノにしたとはいえ、順位はいまだ16位と下位にある。混戦を抜け出して上位争いに加わるためには、アウェイでの勝率を高めて連勝のサイクルに乗るしかない。矢田旭が言う。
「連勝をしたい。勝てば甲府戦での勝点1が生きますし、3連戦勝ってしめくくりたいと思います。大宮はドリブルで運べる選手、裏に抜ける選手、高さがあって（ボールを）収める選手、中盤でつなげる選手といて、バランスが良いチームという印象です」
いまのジェフには、第10節ヴァンフォーレ甲府戦で初めて手にしたアウェイでの勝点1から始まる良い流れがある。課題を克服する大きなチャンスだ。
フアン エスナイデル監督
（大宮は前節対戦した）岡山とタイプは違いますが、良いチームだと思います。もちろん直接的な攻撃も使ってくるチームですが、連動したコンビネーションを使ったプレーもうまいと思います。彼らも競争をしてくるチームなので、我々も良い状態にあれば面白い試合になると思っています。もちろん（昨シーズン）J1にいたチームなので、そういう意味では本当にリスペクトしています。逆に言えば、本当にこれ以上ない良い試合が待っていると思います。何回も言いましたが、良い環境で、たくさんのサポーターがいて、良い相手がいる試合、それこそ一番楽しめる状況です。なので、我々が持っている力をいかに表現するか、いかに楽しんでやるかということが大切になってくると思います。今にでも試合をしたいくらい楽しみにしています。2日間で良いリカバーをして、試合に臨みたいと思っています。
ホルヘ サリーナス
（岡山戦で出場したポジションである）サイドバックでプレーしたことは少ないですが、周りの選手のクオリティーも高いので、自分のことを助けてくれるし、自分もできる自信があったので気持ちよくプレーすることができました。ジェフでは初めてでしたが、パラグアイでは2、3試合やったことがあるポジションなので、何が要求されるのかは分かっています。甲府戦も岡山戦も、自分としては最善の力を尽くすことができました。自分の力を引き続き示して、チームに貢献することだけを考えて準備をしていきたいと思います。
（大宮戦は）アウェイであっても、ホームで見せたような強い姿勢を見せなければいけません。5月6日は自分にとって大事な日（誕生日）だし、勝利につながればいいなと思っています。
エベルト
先発出場でも途中出場でも、すべての選手が試合に向けた準備をすることが必要です。（岡山戦に向けては）自分も最善の準備をしていました。ロングボールを放り込まれると、我々のゴールに近い位置で守備をすることになるので大変ですが、何事に対しても準備をしなければいけませんし、それが我々の仕事です。立ち上がりからチームが集中して取り組めていました。あとから入った選手もそのリズムに乗っていい働きをしていたと思います。（エスナイデル監督からは）できるだけシンプルにプレーをして、守備で貢献してほしいというメッセージでした。
（大宮戦は）アウェイでも良い結果を残さなければいけません。ホームと同じように自信を持って戦うことが必要となります。その戦いができれば、結果は付いてきます。
茶島 雄介
（サイドバックとして出場した岡山戦は）とにかく自分にできることをしっかりやろうと。ディフェンダーですし、まずはしっかり守備から入ることを一番に意識しました。岡山戦は、自分たちがボールを持つ展開が多かったので、自分とサリーナスのところで良いポジションとって攻めることができました。そこは良かったと思います。自分たちが上に行くためには、上位のチームに対して絶対に勝っていかないと差が縮まらないのでこれからも続けていきたいと思います。
大宮は個々の力が高い選手がいるので、そういう意味ではすごく気が抜けない相手だと思っています。今は連戦だし、中2日での戦いなので、このまま勢い・流れをもってやっていきたいです。本当に総力戦で、チーム全員で戦わないといけなくなると思うので、しっかり準備したいです。
熊谷 アンドリュー
（岡山戦で失点を）ゼロに抑えられたことは、守っているほうとしてはすごく良い結果が出たと感じています。正直、（岡山が）一人退場になって以降ロングボールを蹴られたときのほうが、自分たちとしてはやりにくかったです。サイドバックにチャジくん（茶島選手）とサリーちゃん（サリーナス選手）が入ったことで、逆に自分の役割がハッキリしました。マスさん（増嶋選手）とドゥさん（近藤選手）と3人で守り切るということが監督から求められていたので、それをしっかりできて良かったです。
（大宮には）シモビッチ選手がいて、昨シーズンも（名古屋との対戦で）嫌な思い出があるので、しっかり抑えられるようにしたいです。アウェイで勝つことができるようになれば、絶対に順位も上がると思うので、みんなで力を合わせて戦っていきたいです。早く順位を上げたいので、勝つことだけを考えてやっていきたいと思います。
矢田 旭
（岡山戦では）90分間を通してボールを持てましたし、相手のパワープレーに対して押し込まれる時間帯もありましたが前半から攻め込むことができました。攻撃に持ち味を出せるメンバー構成でもあって、チームとしてそれを生かそうと思ってプレーをしました。守備では、みんなで助け合うことを意識しました。
チームとして良くなっているので、（大宮戦で）連勝をしたい。勝てば（前々節の）甲府戦での勝点1が生きますし、3連戦勝ってしめくくりたいと思います。大宮はドリブルで運べる選手、裏に抜ける選手、高さがあって（ボールを）収める選手、中盤でつなげる選手といて、バランスが良いチームという印象です。難しい試合になりますが、気持ちのこもったプレーを見せれば良い試合になると感じます。
船山 貴之
（中2日で迎える大宮戦は）アウェイですが、距離的に近いところなのでそれはプラスに考えたいです。大宮とは順位が（6つ）離れていますが、勝てば勝点で並ぶことができる相手です。大宮も苦戦しているところがある印象なので、ここで叩いて自分たちの順位を上げていきたいと思います。バースデーゴールは（松本在籍時の2012年と2014年に）決めたことがあります。嬉しさは他のゴールとそんなに変わらないけれど（笑）。でもそういう意味では、岡山戦の1点は（ヒーローインタビューで「ミス」とコメントしたものの）大きかったなと思いますね。
ゴールデンウィークの連戦で負けることなく、最後の大宮戦で良い試合ができるかどうかというのはとても重要だと思います。勝てるように頑張ります。
［前節の結果／大宮］
大分 1-2 大宮
［前節の布陣／大宮］
［前節の布陣／ジェフ］
［最近の戦績／岡山］
04/07 山口 2-1 大宮
04/14 大宮 1-1 岡山
04/22 新潟 0-1 大宮
04/28 大宮 2-0 東京V
05/03 大分 1-2 大宮
［過去の対戦成績］
08/04/12 千葉 2-4 大宮
08/10/26 大宮 2-1 千葉
09/06/27 千葉 0-2 大宮
09/08/22 大宮 1-1 千葉
15/04/11 千葉 2-0 大宮
15/09/27 大宮 2-1 千葉
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