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試合日程・結果

2018 SEASON MATCHES試合日程・結果

MANAGER

フアン エスナイデル監督

最初のプレーで難しくなってしまった試合だったと思います。あまり見たことがないようなゴールでしたが、すぐに取り返すことができたことは良かったと思います。ただ、その時間帯以外は、全体としてあまり良くなかったと思います。敵陣でも自陣でも球際で厳しく行けないところがありましたし、そういう局面で勝つことができませんでした。我々にとっては良くないことですが、相手のほうが(この試合に)懸かっているものが大きいと言うか、そういう部分が出てしまったと思います。相手にそれを見せられてしまったし、そうした小さな部分の積み重ねによって差が出てしまった。

球際の勝利など、ひとつひとつの局面において相手が勝っていたと思います。そうした意味において、相手の勝利に値するゲームだったと思いますし、おめでとうと言いたいと思います。彼らはJ1昇格を争うチームのひとつです。我々は、今日のゲームで残してしまった印象を払拭する以外にありません。内容が良かったここまでの5、6試合を、もう一度繰り返したいと思います。今日は我々にとって良くない日でした。

―― 後半に意図していた崩し方について教えてください。

外からの崩しのスペシャリストである為田(大貴)を入れましたが、そこから崩し切ることはできませんでした。一方で、茶島(雄介)を入れた右サイドからはある程度の攻撃はできたと思います。相手もうまく守りましたし、先ほども言ったとおり球際のインテンシティも非常に高かった。そこで勝てなければ、試合に勝つのは難しいと思います。相手選手をひとり抜いても、その抜かれた選手が速く戻る。相手はそういうプレーを徹底してきました。我々は先週の日曜日の試合で同じことをうまくやれていましたが、今日は同じことを大分にやられてしまった。それを上回ることができず、しかも、選手の立場になって考えると、ビハインドの状況で打開することは難しかったと思います。

―― 他会場の結果を受けて、J1昇格プレーオフ進出の可能性がなくなりました。

今の私が考えていることは、先週末の試合直後の私が考えていることと変わりません。今シーズンは、我々にとって良くない結果が続いてしまいました。あるいは、結果を続けて出すことができなかった。3連勝できないチームが上に行くことは難しいと思います。そうした考えについても、この試合の結果を受けて意見を変えるわけではなく、今までと同じです。

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矢田 旭MF 20

もちろんもったいないミスはあったけれど、それ以外にも、ボールを持っていたのに崩せなかったし、相手の狙いどおりの試合になってしまったと思います。打開策としてクサビのパスを入れようとしていましたが、後半はそれもなかなかできませんでした。僕自身もリズムを変えたいと思いながらプレーしていましたが、最後の最後まで、ピッチの上ではその解決策を見つけられなかった。確かにビハインドの状態で守備を固めたチームを崩すのは難しいけれど、あれだけボールを持っていたので、崩さなきゃいけないと思います。

今はただ、ものすごく悔しいという思いしかありません。シーズン開幕当初からこういう展開の試合は多いし、残り5試合という段階においても同じ問題を抱えているので。もちろん、少しずつ良くなっているし、崩せている試合もあるのですべてがダメというわけではありません。ただ、そうじゃない試合が多いことも事実だから、すごく情けないし、悔しい。悔しいです。

熊谷 アンドリューMF 18

相手は想像以上にシンプルにプレーしてきました。ミスは仕方がないと思っているので、みんなで切り替えることができたから追いつけたと思います。ただ、そこからの試合運びとしては、ボールを持つことはできていたけど、プレスはそれほど連動しなかったので……。自分がもう少し声を出して、(プレスを)止めるところは止めなければいけないと思いました。

引かれた相手をどう崩すのかが今の自分たちが抱えている課題で、でも、今日もそれをクリアすることができなかった。自分がもっと、ゴールに直結するようなパスを出さなきゃいけないと思います。目指しているサッカーが形にならない状況が続いているのは、やっぱり選手の責任なので不甲斐ない思いでいっぱいです。ただ、ここで下を向いても仕方がないので、みんなで切り替えて戦い続けるしかないと思います。

小島 秀仁MF 14

試合の立ち上がりにミスがあって、でもそれを全員でカバーできなかったということにチーム力のなさを感じています。やっぱり、1点取られると力を使うし、全員で前から行こうという焦りもありました。同点にできたのは良かったと思いますが、その後の失点も、もっと落ち着いていれば対応できたと思います。相手に先手を取られると後手に回ってしまうということを、改めて強く感じた試合でした。

自分としては、下がってパスを受けるよりも間のスペースに入ってパスを受けるほうがチャンスができていたと思うので、できるだけ高い位置でプレーすることを意識していました。そのプレーの質がまだまだだったし、入ってくるボールも少なかったので、自分がもっと要求して質を上げなきゃいけないと思いました。特に、相手にリードされてからは中央を締める守備を徹底されてしまったので、やっぱり先手を取るサッカーをしなければいけないと思います。

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