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試合日程・結果

2019 SEASON MATCHES試合日程・結果

新たなる1年は、今シーズンも「ちばぎんカップ」から幕を開ける。

「しっかり良いプレーができれば勝つ可能性は上がりますし、それをなるべくやろうとは思っています。相手より良いサッカーをする、それは試合に勝つためです。もちろん相手もJ1にいた選手が多く残っていますが、ただ以前から我々がやろうと思っていることは変わりません」

フアン エスナイデル監督の下で積み上げてきたサッカーの完成度を高めるという意味では、やはり新戦力の“フィット具合”が気になるところだ。昨季までJ1リーグを連覇した川崎フロンターレでプレーしていた田坂祐介は充実の表情で話した。

「ここで柏に勝てば、シーズン中に嫌な印象を与えることができるのも事実です。アウェイでの対戦となりますが、自分たちのスタイルを見せる意味でも、キャンプやトレーニングでやってきたことを貫いて真っ向勝負をしたいと考えます」

最終ラインの中核を担う増嶋竜也は、長く柏レイソルでプレーした。敵将ネルシーニョへの感謝を述べながら、「倒したい」と意気込む。

「自分の価値観を大きく変えてくれた監督で、感謝の気持ちもあるし再会できるのは楽しみです。タイトルを獲らせてくれて自分の世界が大きく変わったと思っているし、いろいろな景色を見せてくれたなので、忘れられない監督の一人です。レイソルサポーターの皆さんの前でプレーできるのは楽しみですが、ジェフのユニフォームを着ている限りはレイソルを倒しにいくつもりで、ジェフのために全力を尽くしたいと思っています」

ジェフにとって2019シーズンは、とてつもなく悔しい思いを味わい、過去最低の成績に終わった昨シーズンのリベンジだ。その第一歩として、柏レイソルに全力をぶつけたい。

一方の柏レイソルにとっても、昨シーズンはとても悔しい1年となった。

ロシアW杯の日本代表メンバーに名を連ねたGK中村航輔、森保一新監督率いる新生日本代表の一員としてアジアカップを戦った伊東純也、さらに東京五輪世代の守備リーダーである中山雄太、さらには屈指のゴールゲッターであるFWクリスティアーノやMF江坂任ら多くのタレントを擁しながら、最終成績は12勝3分19敗。勝点39は例年どおりなら“ほぼ残留圏”と言える勝点だが、ハイレベルな混戦となった残留争いの中で17位に沈み、J2リーグ降格を強いられた。

DF鈴木大輔、中山雄太、MF細貝萌、中川寛斗、さらにFW伊東純也らはチームを去ったが、ヴィッセル神戸からかつてジェフでもプレーしたDF高橋峻希、京都サンガF.C.からDF染谷悠太、浦和レッズからMF菊池大介、清水エスパルスからMF村田和哉ら即戦力を次々に獲得。ヒシャルジソンとガブリエルという2人の新ブラジル人助っ人を加え、やはり今シーズンのJ2リーグにおける優勝候補と評されるにふさわしい陣容を整えている。

さらに、新指揮官にはかつてチームをJ1優勝に導いた名将ネルシーニョを5年ぶりに迎え入れ、当時ヘッドコーチを務めていた前アビスパ福岡監督の井原正巳が再びヘッドコーチに就任。Jリーグの頂点に立った当時の組織力を取り戻すことができれば、間違いなく今シーズンの優勝候補となり、ジェフにとっては昇格争いのライバルとなるに違いない。

1995年に始まった「ちばぎんカップ」は今大会で24回目の開催となる。通算成績はジェフの8勝15敗。この差を縮める勝利を掴み取り、新シーズンへの弾みとしたい。


フアン エスナイデル監督
(キャンプでは)良い共同生活ができましたし、新しい選手が早く順応するためには大切なことでした。フィジカル的にも精神的にも良いキャンプができたと思います。常に足りないことはあるので、時間はいくらあっても足りませんが、まもなくシーズンは始まります。
(ちばぎんカップに向けては)結果はパフォーマンスに依存することがあるので、内容と結果は切って語ることはできないと思っています。しっかり良いプレーができれば勝つ可能性は上がります。相手より良いサッカーをする、それは試合に勝つためです。もちろん相手もJ1にいた選手が多く残っていますが、ただ以前から我々がやろうと思っていることは変わりません。相手のことはリスペクトしますが、相手よりうまくできるということを信じて、私たちはやろうと思っています。

増嶋 竜也
(会場である三協フロンテア柏スタジアムは)長いことプレーしていたグラウンドなので思い入れもありますし、3年ぶりくらいにプレーするので楽しみです。レイソルとのリーグ戦は(契約上)出られないので、ちばぎんカップで思いっきり楽しみたいなと思います。
(敵将・ネルシーニョ監督は)自分の価値観を大きく変えてくれた監督で、感謝の気持ちもあるし再会できるのは楽しみです。タイトルを獲らせてくれて自分の世界が大きく変わったと思っているし、いろいろな景色を見せてくれたなので、忘れられない監督の一人です。
レイソルサポーターの皆さんの前でプレーできるのは楽しみですが、ジェフのユニフォームを着ている限りはレイソルを倒しにいくつもりで、ジェフのために全力を尽くしたいと思っています。

エベルト
(今シーズン)柏とは同じリーグで戦っていくので、自分たちに何ができるかを相手に見せなければいけません。柏のネルシーニョ監督は、ブラジルでも有名な監督。ボールをしっかり保持するサッカーをすることで優れています。(試合では常に)相手のブラジル人選手だけではなく、すべての選手を止めたいと思っています。仮にクリスティアーノ・ロナウド選手が来たとしても、止めたいと思っていますよ(笑)。
リーグ開幕戦に向けてチームは上向きで仕上がってきているので、最後までこの状態を維持したいですし、シーズンに向けての良い戦いができるようにしたいです。ファン・サポーター皆さんの力が私の力になることは間違いないので、応援を力に変えて頑張りたいと思っています。

下平 匠
(柏は)うまい選手が多いイメージがあります。今シーズンは監督も選手も替わっていますが、どういうスタイルで、どういうサッカーをやってくるか分からない部分もあります。クリスティアーノ選手など危険な選手がいるので、しっかりと抑えたいと考えます。(敵将・ネルシーニョ監督は)嫌らしさは感じませんが、相手の良いところを消してくるイメージです。ただ今シーズンは同じカテゴリーなので、この試合に勝って良いイメージをつけるためにも頑張りたいです。
ジェフはクロス攻撃が強みでもありますが、新加入のアラン ピニェイロ選手やクレーベ選手など前線の選手はスピードあるので、シンプルに裏を狙うことも大切です。しかし、そればかりになってボールを失いリズムを壊してもいけないので、試合の流れを見て考えたいです。

田坂 祐介
(柏の)前線の選手は個の能力が高く、個人で打開をして得点を取る能力に長けている印象があるので、気を付けたいと思います。チーム力もJ2リーグではトップレベル。しかしここで柏に勝てば、シーズン中に嫌な印象を与えることができるのも事実です。アウェイでの対戦となりますが、自分たちのスタイルを見せる意味でも、キャンプやトレーニングでやってきたことを貫いて真っ向勝負をしたいと考えます。
(敵将・ネルシーニョ監督は)手堅く、内容的に良くない試合でも終わってみれば勝っているサッカーのイメージがあります。守備面が徹底されているため、、攻撃でのクオリティーで上回れるかどうを試す良い機会となるので頑張りたいと思います。

工藤 浩平
(2010年以来のちばぎんカップは)懐かしい(笑)。すごくバチバチ感があること、そして開幕戦前でもあることで、サポーターの皆さんに対して初のお披露目にもなるので非常に楽しみにしています。個人としても、ちばぎんカップが来るとシーズンが始まるなという思いがあります。(ちばぎんカップの思い出は)自分がまだ若い頃に阿部(勇樹/現・浦和)選手や佐藤(勇人)選手に「もっと行っていいぞ!」と声をかけてもらい、自信をもてた記憶があります。
(柏の印象は)降格をしてきましたが手強いチーム。リスペクトをしながらも、ここでしっかりと勝って勢いに乗ってシーズンを迎えたいです。勝敗だけではなく内容が一番。今年に懸ける思いを90分間を通して出せたらいいですね。

茶島 雄介
(キャンプは)個人的にはケガなくやれればと思っていたので、そこに関してはすごく良かったです。チームとしては、昨シーズンのキャンプよりトレーニングゲームも多くできたし、守備の部分でのみんなの共通意識はより高まってきているかなと思います。
(ちばぎんカップは)自分たちのやりたいことをしっかり表現しつつ、相手にもやらせないという部分を(開幕前の)最後の確認という意味も含めてやっていきたいと思います。昨シーズンは(柏と)カテゴリーも違ったので、そこまで何も考えず、気持ち的には公式戦みたいな感じで挑めた部分がありましたが、今シーズンは同じカテゴリーですし、「ウチはそんなに簡単じゃないぞ」というところを見せなければいけない。やはり戦う部分や球際だとか、そういう部分で負けないことが大事かなと思います。


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この試合の
チケット情報
2.17 (日) 13:00 KICKOFF ちばぎんカップ 第24回 VS 柏レイソル

試合会場三協フロンテア柏スタジアム

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