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2019 SEASON MATCHES試合日程・結果
フクダ電子アリーナ
9,341名
JUDGE審 判
主 審 | 榎本 一慶 |
---|---|
副 審 | 大塚 晴弘 |
日高 晴樹 |
STATICSスタッツ
ジェフユナイテッド千葉
シュート | 19 |
---|---|
G K | 7 |
C K | 9 |
直接FK | 11 |
間接FK | 4 |
オフサイド | 4 |
P K | 0 |
MEMBER CHANGE交 代
- 66′
OUT堀米 勇輝
INアラン ピニェイロ
- 75′
OUT熊谷 アンドリュー
IN工藤 浩平
- 84′
OUT乾 貴哉
IN佐藤 寿人
CARD警告/退場
- 39′
警 告クレーベ
- 82′
警 告佐藤 優也
STARTING MEMBERスターティングメンバー
23 | 佐藤 優也 | GK | GK | ヤン オレ ジーバース | 43 |
---|---|---|---|---|---|
25 | 茶島 雄介 | DF | DF | 柳澤 亘 | 22 |
17 | 新井 一耀 | DF | DF | 阿部 正紀 | 2 |
5 | 増嶋 竜也 | DF | DF | 甲斐 健太郎 | 4 |
28 | 乾 貴哉 | DF | DF | 会津 雄生 | 15 |
8 | 堀米 勇輝 | MF | MF | 三島 頌平 | 6 |
20 | 矢田 旭 | MF | MF | 市丸 瑞希 | 37 |
18 | 熊谷 アンドリュー | MF | MF | 永島 悠史 | 28 |
13 | 為田 大貴 | MF | FW | 粟飯原 尚平 | 24 |
9 | クレーベ | FW | FW | 前田 遼一 | 11 |
10 | 船山 貴之 | FW | FW | 山岸 祐也 | 9 |
SUB MEMBERサブメンバー
1 | 鈴木 椋大 | GK | GK | ビクトル | 25 |
---|---|---|---|---|---|
4 | エベルト | DF | DF | 竹田 忠嗣 | 3 |
2 | ゲリア | DF | DF | 藤谷 匠 | 17 |
33 | 安田 理大 | DF | MF | 風間 宏矢 | 14 |
22 | 工藤 浩平 | MF | MF | 咸 泳俊 | 26 |
11 | 佐藤 寿人 | FW | MF | 中島 賢星 | 30 |
21 | アラン ピニェイロ | FW | FW | ライアン デ フリース | 10 |
MANAGER監督
江尻 篤彦 | 大木 武 |
- INTERVIEW
- 試合後コメント
MANAGER
江尻 篤彦監督
9,300人というサポーターが駆けつけてくれて、我々を後押ししてもらった結果がこういう形になったかなというふうに思います。
ゲームは…納得できないです。最後の失点が僕にとってはすごく納得できなくて、良いゲームが最後の失点でパッと消えてしまったかなと。
そういう印象です。
―― こういう前半4得点という展開になったところの要因は?
ラインを上げてかなり前からプレッシャーに行ってというところはあるかと思いますが、そのあたりの監督の意図と、なぜこのタイミングでこういう戦術に転換したのでしょうか。
僕がバトンタッチを受けてからまずやらなければいけないことは、守備の構築でした。
それに少し重きを置きすぎてしまった結果が、得点力不足だった。このチーム一人ひとりレベルの高い選手がそろっている中で、結局それが、守備のほうに選手の頭(考え)が多くいってしまいすぎて、それが今の状況を招いているなという、僕のマネジメント不足だなと思っています。
きっかけはこのあいだの山形戦の敗戦で、やれるのにトライしないというか。
そういうメンタリティーが少し蔓延していたのを、今回はトライを思い切ってしようと。ミスしてもやり続けると。
そういうかたちで選手を送り出しました。いろんな日々の毎日のトレーニングもありましたけれど、大きい内容はやっぱりメンタリティーかなと思います。
僕もそうですけれども、山形戦の敗戦で選手がより一層「やらなければいけない」というような気持ちになったかなと思っています。
戦術的なところはいつもと変わらず、岐阜さんを分析して、今日やった戦い方が一番ベストかなと、それを選手が勇気を持ってやってくれた結果だと思います。
―― 「1失点が納得できない」とのことですが、「状況に応じて戦う」ということをやってきた中で、たぶん最後までラインが高かった。
不慣れな左サイドバックの選手がいて、やはりそこのところで何度も裏を取られる状況がありました。
そこでラインを下げるとか、そういう判断ができるようになることが理想なのではないでしょうか。
そういうことが本当に選手の中でやれれば一番理想ですけれど、僕としたら今回はそういうトライをさせたかったので。
ある意味(失点は)想定内といえば想定内なんですけど、まぁやられると悔しい。
ただ、我々の良さ、フアン エスナイデル前監督のときの良さというものはそういうところだと僕は思っているので、アグレッシブに90分間やり続ける、その代償がこの1失点で。そこは合わせて修正するということ。
逆に失敗しないと課題が出ない。選手にも今週言っていたんですけど、攻撃も動かそうとしてボールを取られないと課題が出ないと。
「逆に課題を出したほうがいい」、「みんなで修正しようよ」、というような前向きなトライが、攻撃もそうですし守備でもこれを次の東京ヴェルディ戦に向けて大きく修正したいなと思っています。
納得はいかないですけど、なんだかそういう部分では、僕のやり方の中で一つ良いきっかけになったかなというふうに思います。
―― このやり方を続けていくと?
僕はこのチームの良さだと思っているので。
最後皆さんも分かるように4バックでチャレンジして、不慣れな為田と茶島がサイドにいましたけれど、ある意味そういう中で彼らもディフェンスとしての役割をしっかり学んでほしい。
誰がどこでもやれる、アグレッシブに戦える、そういうチームにしたいと思っています。
―― 前節・山形戦、後半前に「5メートル、ラインを上げろ」と言ったのが実際は10メートル下がったという話がありました。
今回、相手が前半途中にフォーメーションを変えてきた中で、前半はうまく対応し、後半の入りに関しては今回も注意していたかと思うのですが、その後半の入りに2回決定機を作られてしまったところの選手のメンタル面について、監督はどのようにご覧になりましたか。
岐阜さんもいろいろとやり方を変えてきました。その対応はしっかりやらなければいけないと思います。
ただパーフェクトにできればそれに越したことはないのですが、最後の最後はやっぱり体を張って失点をしないということがベースになってきます。
そんな簡単なリーグではないし、百戦錬磨の大木さんのやってくることですから、我々がすべて「相手がこうしてくるから、こういうふうにして抑える」というのは、そんなに簡単じゃないと思っています。
僕の中で、(前半に)4点取って入って相手も(対策を)入れてくるっていう形では(後半開始の)15分は(失点)ゼロでいきたいなと。そういう中で一度二度、決定機は作られるんだろうなと(思っていた)。そこは修正しなければいけないんですけど、ある程度の想定の中で選手も最後は体を張る、失点しないというところが、今のウチらには大切だなと思いました。何よりもやっぱり攻撃も守備もポジティブにやらなければいけないというような状況に入っているので、「最後の最後はやられない」なおかつ今言われたように修正がしっかりできれば。もう一歩二歩だと思うんですけど、しっかりそういうところはまた課題としてやっていきたいと思います。
―― 3試合ぶりに堀米選手をスタメンで使い、セットプレーはもちろん、それ以外にも非常に効いていました。
“対岐阜”という部分で、戦術的に彼を起用してどういうパフォーマンスを期待し、実際にどうだったかを教えてください。
彼を起用するにあたって、僕(が監督)になってからメンバー外のトレーニングゲームを入れています。
彼はトレーニングゲームで一生懸命やって結果を出してくれました。そういうところで、結果を出した選手を使いたいと思って、それが彼を使うきっかけになりました。
岐阜を分析したときに、両脇、アンカー、ダブルボランチ脇、センターバックとボランチの間、そこは我々にとったら大きなポイントになるかなと。
彼を生かすも殺すも彼のポジション取りと、彼の持っているセンスやボールタッチ。
そういうモノが1週間のトレーニングの中とトレーニングゲームですごく良い表現をしていました。
狙いとしてはそういうところを突いていきたいなというところでした。
なおかつ彼がいるだけで、そこにボールは入りません。
そこにボールをどう入れていくかというトレーニングを1週間かけてやり、パス出しと、彼があそこのポジションで前を向くということが、今回たまたまうまくいったかなと思います。それで、彼を使いました。
FW 10
船山 貴之
今日は前の3人の連係が良かったです。距離感といい、クレーベの球離れといい、良かったというふうに思います。(1点目のバックヘッドは)狙っていないです。(ゴールは)見えていません。2点目(チーム3点目)は狙いどおりでした。あれは入ったと思いましたね。(アシストをした)クレーベさまさまです(笑)最近クレーベとは相性というか、分かり合えて来ているなと思っているので、良かったです。後半は、前半で4点差がついてしまうと難しくなりますが、最後の失点は本当にいらないと思います。
(前線の3人の関係は)最近(工藤)浩平くんとずっとやっていましたが、ホリ(堀米勇輝)にはまた違った良さがあると思うので、それをいかにアイツが気を遣わずにできるかというか、ケアをしながらできるかというふうには思っていました。もうちょっとゴールに絡んでいいのかなとは思いますけどね。ホリがタメてくれることによって、みんなが上がれる時間もできるので、それは継続してほしいです。
この前の山形戦が本当にひどすぎたので、あれをやっていたら上がれない。いち選手としてやってはいけない試合だったと思っているので、あれは反省の一言です。今日くらいが最低限できればと思います。
MF 8
堀米 勇輝
(セットプレーについては)ずっとキックの感触が良くて、自信をもって蹴ることができて良かったです。中には(空中戦に)強い人はいっぱいいるので、自分が良いボールを蹴れば点になる。トレーニングゲームやトレーニングのときからそういう感覚はあったので、本番で出せて良かったです。
自分たちがつなぎのところで、相手がどのくらいハメに来るのかとか、センターバックとボランチが誰について行って、シャドーのところに誰が来るのかっていうのは(考えていたが)、思った以上に来なくて、ボランチはボランチに行っていたし、センターバックは出るのを嫌がっていた。ちょうど俺が(攻撃の)矢印を持ったところでボールを受けることができたから、そこは一つ、自分の中で手ごたえとしてあるところです。
(試合に)出ているときも出ていないときも、やることはブレずに、ここに結果を求めに来たので、試合に出られないことに対してどうこうはなくて、変わらず自分にしっかり矢印を向けてやり続ければ、絶対結果はついてくると思っていました。(トレーニングゲームで結果を出したことが起用理由になったと江尻監督が話したことについて)そういうところにこだわってやっている選手が今までずっと結果を残してきていると思うし、トレーニングだから、トレーニングゲームだからというのは関係なく、常にベストを尽くしていればこういう本番のときにベストを発揮しやすい。そこはこれからどういう状況になっても、自分のスタンスとして変わらずやっていきたいと思います。
DF 17
新井 一耀
入りから圧倒できたというか、自分たちのやりたいことができました。
高い位置から奪ってしっかり後ろもラインを上げてコンパクトにしてというところで、それを怖がらずにみんながやった結果です。
しっかり後ろからつないだのもそうだし、トライした結果が良い方向に出たので、本当にこういうのは自信になると思うし、これを続けていくことによってどんどん良くなっていくと思うので、しっかりと続けられるようにという感じです。
消極的になるとどうしても後手に回ってしまうし、(この試合は)ホームだったというのもあるので、「圧倒しよう」というみんなの強い思いもあったと思います。それが結果に表れて良かったです。
90分間を考えたときに、最後プレスがかからなくなったときのライン設定などまだまだ課題はたくさんありますけれど、それがベースとしてしっかり入りからできるようになった。それをどの相手でも続けてやっていかなきゃいけないし、ホーム・アウェイ関係なく、そういうサッカーがジェフのサッカーだという風にできるよう、やっていきたいと思います。
(得点シーンは)なんかボールが来てヘディングしたって感じだったので、狙いどおりってわけでもないし、ホリくん(堀米)のボールも良かったし、そういうところで自分もしっかり相手に競り勝てたので…まあ、ヘディングしたら入ったという感じです(笑)。
(頭一つ抜けていたが)映像を見たらそうだったので、そういう形をもっと自分でも増やして、点が取れる選手になりたいなと思います。