先日の台風によって、特に千葉県南部に住む方々が被災をされました。心からお見舞い申し上げます。

昨日、何人かの選手と我々スタッフで現地に足を運んだのですが、予想以上に被害状況が大きいと感じました。僕自身はその地域で子どもたちと少しだけサッカーをやらせてもらって、その中でもボールを蹴る子どもたちの楽しそうな顔を見て、逆に僕自身が勇気をもらった気がしています。

今日のミーティングでも「我々にはやらなければいけないことがある」と選手たちに話しました。そういう意味でも、最後の最後まで身体を張って、耐え抜いた試合につながったのではないかと思います。本来なら我々が勇気を与えなければならない立場ですが、そういう中で「やらなければいけない」という思いを乗せてもらったというか、本当に意味のあるゲームでした。本当に、勝点が取れてよかったと思います。

―― 7試合ぶりの勝利について。

終わった瞬間は、勝点を取ることができて率直に「嬉しい」という気持ちがあったのですが、まだまだ目が開いた状況ではないので、こういう戦いを次の試合も続けるという身の引き締まる思いもわいてきました。

―― 前節からスタメンを5人入れ替えました。

意図としては、今週は走ることをテーマとしてトレーニングをした中で、調子のいい選手、またはトレーニングでしっかり走った選手（を起用しました）。その中でまた少し入れ替えて、今回の戦いに沿ったメンバーということで送り出しました。ピッチに立った選手たちはやらなければいけないミッションをしっかり遂行してくれたと思います。

―― ミッションとは？

水戸さんが相手ということで、こちらの準備を上回ること、想定以上のことも当然あったのですが、その中でもしっかり戦える。みんな戦える選手であることは間違いないのですが、その中でも調子のいい選手を見て、送り出しました。具体的にはハードワークというテーマがあったので、それをやれる選手を選びました。

―― 千葉県は暗いニュースが多い中で、明るいニュースとなりました。

繰り返すようですが、実際に足を運んでみて、台風の影響が思っていたより大きいことを感じました。もちろん柏レイソルさんもいるのですが、我々が千葉の代表であるという気持ちで、もう一度顔を上げて戦う姿を見せたいという思いでやりましたし、やらなければいけないという気持ちになったということで、選手たちが本当によく戦ってくれたと思います。

点に絡めたら1番良かったですけど、クレーベとの距離感を意識しながらプレーしました。台風の被害があり、こういう状況の中でのゲームだったので、勝点を取ることができて本当に良かったと思います。昨日は短い時間でしたが、市原市役所に行きました。僕らはサッカーを頑張るしかないので、勝てて良かったです。戦う気持ちは出せたゲームだったと思います。

相手のイヤなところを狙いつつ、課題もありましたけれど、今の状況を考えれば勝点3を取れたことが何より大きい。スペースでもらうこと、スペースを作る動きをすることが僕の仕事なので、結果がついてきて良かったと思います。なかなか勝てない状況でピッチに立たせてもらった責任があるので、みんなの力に後押ししてもらって勝てました。続けられるように頑張ります。

本当に嬉しいです。喉から手が出るほどほしかった勝利なので。この瞬間のためにサッカーをやっているんだという気持ちでした。めっちゃ嬉しいです。はい。めっちゃ気持ちいいです。

今日は勝たなきゃいけない試合だったと思います。僕らの勝利がどれだけの力になるかわからないけれど、大きな勝利だったと思います。右サイドからはシンプルにクレーベを狙ってクロスという形でした。ちゃんとしたアシストではないけれど、1つのゴールにつながったということで、これからもっと良くなっていけばいいと思います。今日はみんな集中していたし、最後まで気を抜くことなく戦えました。それが勝因だと思います。

みんなもベストを出していたけどなかなか結果につながらなかったので、久々にホームで勝点3を取れたことが本当に嬉しいです。（1点目は）遠目からいいシュートを打つことができました。あのタイミングで追いつけたことで「行こうぜ」という気持ちになれました。

（2点目のPKは）蹴り方は昔からずっとやっているし、あの蹴り方が好きなのでチャンスがあればまたやりたいと思います。パーフェクトに近いPKだったと思います。今週はすごくいい練習ができたし、その結果だと思います。勝点3を取ることができて本当に良かった。これを続けたいと思います。