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試合日程・結果

2020 SEASON MATCHES試合日程・結果

誰が呼んだか“世界3大カップ”のひとつ、『ちばぎんカップ』が今年はジェフのホーム・フクアリで開催される。

対峙するのは、もちろん柏レイソル。同じ千葉県内に本拠地を構える絶対的なライバルだ。1995年の第1回開催から数えて、通算戦績はジェフの9勝15敗。第25回となる今シーズンはなんとしても勝利を記録し、成績を五分に近づけたい。

昨季、同じJ2リーグを舞台とした柏は、25勝9分8敗という圧倒的な戦績で長いシーズンを戦い終え、J2優勝を成し遂げて1年でのJ1昇格を決めた。今オフ、ネルシーニョ監督率いるチームはジュビロ磐田からDF大南拓磨、横浜FCからDF北爪健吾、ファジアーノ岡山からMF仲間隼斗、湘南ベルマーレから神谷優太(昨季は愛媛FCへ期限付き移籍)ら、主にJ2リーグで結果を残した即戦力を次々に獲得。戦力的なパワーアップに成功した。

もちろん、昨季は27得点を記録して得点ランキング2位に輝いたFWオルンガ、19得点でエースとしての存在感を示したクリスティアーノ、圧巻のボール奪取能力で中盤を引き締めたヒシャルジソンら充実の外国籍選手ラインナップを筆頭に、各ポジションには昨季サイドバックも務めたFW瀬川祐輔、31試合に出場して11得点を記録したMF江坂 任、キャプテンを務めるMF大谷秀和、進境著しいDF古賀太陽、絶対的な守護神であるGK中村航輔ら中核を担う選手が顔を並べ、“昇格組”ながらJ1リーグで上位を狙える陣容が揃っていると言えるだろう。

一方、尹 晶煥新監督の下で始動直後からフルパワーでトレーニングを積んできたジェフは、大きなケガ人を出すことなく沖縄キャンプを終え、充実のコンディションでこの一戦を迎える。佐藤勇人から腕章を受け継いだ新キャプテンの熊谷アンドリューが言う。

「チームとしての共有する理解度が深まっている手応えがあります。勝つ自信はありますし、監督が求める戦術やピッチで表現したいことを、チームでできるようにしたい」

今シーズンも背番号10を身にまとう船山貴之も自信をのぞかせた。

「(沖縄キャンプは)ここ数年に比べるとすごくハードにやってきたから、ケガ人が出てしまうかなとも思っていたのですが、ほぼ全員がしっかりキャンプをやり切れたというのはチームにとってすごく大きいことだし、良かったこと。この試合はリーグ開幕前だから“確認”の意味合いが大きいので、ポジティブな確認、修正の機会として大事にしたい」

尹 晶煥新監督を迎えて新たな一歩を踏み出したジェフにとっては、チームとしての現在地を図る上で重要な一戦だ。今シーズンにおける“可能性”を示す内容と結果で、ファン・サポーターとともに新シーズンの幕開けを楽しみたい。柏には、負けられない。


尹 晶煥監督
(レイソルは)かなり強固なチームだと思っています。スペシャルな外国籍選手もいますし攻撃に力を注いでいるという印象がありますが、全ての選手が守備の意識をしっかり持っているなという印象も受けます。一人一人が守備意識をしっかり持っているので、(昨シーズンの)最少失点につながった思いますし、1回のチャンスを決めきれる能力を持った選手がいるので、大量得点につながるというシーンも多く見受けられたんだろうと思います。まず我々のサッカーがどこまで出来るのか、我々がやろうとしているサッカーをいかに表現できるかというところが試合の分かれ目だと考えています。ダービーはたくさん経験してきましたが、最大限勝つために試合をしないといけないですし、ダービーというのはJ1、J2というのは関係なく、言葉通り“ダービー”なので、どのような形であれ、勝利を持ち帰ることがファンのためだと思っています。

新井 一耀
シーズンが始まってから3部練もやってきたし、個人としても去年より走れているという感覚があり、みんなもそう話しています。キャンプ中にトレーニングゲームをやって、試合勘も少しずつできてきているし、組織でしっかり守れるように戦術の理解もコミュニケーションのところも深まってきていると思うので、いい準備はできていると思います。
(レイソルは)個のインパクトがかなりあります。そこを11人がしっかり守備をして無失点で抑えられたらベストですけど、少ない失点で抑えて、なおかつ相手より点を取って勝てたら、本当に自信になると思います。チャレンジ精神をみんなが持ってガムシャラにプレーすることで得られるものがあると思うので、相手がレイソルだからといって臆病にならないようにチャレンジしてきたいと思います。

米倉 恒貴
沖縄キャンプはハードなトレーニングをこなし、監督が求めるサッカーを積み上げてきましたし、しっかりとシーズンに入るためにも、ちばぎんカップを大事にしたいです。もちろん、勝つつもりで臨みます。そして勝つだけではなく内容としても自分たちがどれだけやれるかを示す戦いになると思っています。
柏は昔からの宿敵でライバルチーム。現在は自分たちよりも格上のチームです。所属している外国籍選手は、日本人のフィジカルでは抑え切れないほどの力があるので、それをどう組織で守るか。ここまでやってきているのでそれを試したいですし、個人的には高校時代(県立八千代高等学校)の同級生である山崎亮平選手との対戦も楽しみな部分です。頑張ります!

熊谷 アンドリュー
沖縄キャンプを通じ、チームとしての共有する理解度が深まっている手応えがあります。レイソルとは去年のリーグ戦でも対戦していますが、ボロボロ(2敗)にやられてしまいました。しかし千葉県にあるチーム同士、ダービーなので負けられない相手でもあります。キャンプで積み上げてきたことを徹底することで勝つ自信はありますし、監督が求める戦術やピッチで表現したいことを、チームでできるようにしたい。しっかりと戦って勝利を収めたいと思います。そして、この大会を何連覇も続けられるようにやっていきたいですし、この試合に勝つことで、リーグ戦にも雰囲気良く入っていきたい。レイソルが強い相手であることは間違いありませんが、自分たちは勝ちにいくだけです。


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この試合の
チケット情報
2.9 (日) 13:05 KICKOFF ちばぎんカップ 第25回 VS 柏レイソル

試合会場フクダ電子アリーナ

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