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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
いわてグルージャ盛岡との2022シーズン開幕戦、ジェフは最後まで“らしさ”を発揮することができず、0-1の黒星を喫した。
課題はいくつも浮き彫りになった。
ロングボールを多用する相手に対し、セカンドボールを拾って主導権を握れなかった。ビルドアップ時には“いい状態”で前線にボールを預けることができず、むしろそこを狙われてカウンターを受けた。失点シーンだけでなくセットプレーからいくつかの決定機を作られ、最後までビハインドを跳ね返すことができなかった。内容、結果とも厳しい90分だったことは間違いない。
尹晶煥監督が振り返る。
「残念な気持ちもありますけど、これをどういう風に雰囲気を変えていくかが一番課題になってきています。負けてしまったことは仕方ないにしても、その後の切り替えがどれくらい早く戻せるかが大事です。今週はまずそういうところを戻すことをしてきてたので、明日の試合はそれが大事になってくると思います」
1週間の調整期間を経て、ジェフは敵地で行われるFC琉球との第2節に臨む。開幕戦でFC町田ゼルビアと対峙した琉球は、このゲームをスコアレスドローで終えて勝点1を手にした。4-4-2システムの粘り強い守備をベースにした戦いが印象に残る90分だった。
チャン ミンギュがその印象を語る。
「前へのプレッシングが良い。ボールを奪ってからの速いカウンターがあるので、守備面ではリスク管理する準備をしています」
昨シーズンまで在籍した風間宏矢はスタイルについて言及した。
「ベースとしては変わらない琉球のスタイルだと思いました。何をやってくるか、どういうメンバーで来るかは分からないので、そこに関しては少し怖いなという部分がありますが、良いチームだと思いました」
昨シーズン途中から喜名哲裕監督が率いる琉球は、樋口靖洋前監督が作り上げたポゼッションを重視する攻撃的なスタイルではなく、ベースとなる守備の再構築を主眼に置いたチーム作りを継続している。システムは4-4-2でフィールドプレーヤー10人が連動し、複数で囲んでボールを奪ってカウンターに転じる。
今オフには風間宏矢を含む昨シーズンまでの多くの主力選手がチームを離れたが、町田との開幕戦ではスタメン起用された新加入選手が活躍。センターバックの中川 創と大森理生はいずれも期限付き移籍による加入でプロ初スタメン。ボランチの武沢一翔は大卒新人でこちらもプロ初スタンだったが、それぞれに与えられた役割をこなし、チームとしての連動性を乱すことなく無失点に貢献した。
尹監督が言う。
「すごくハードワークしてやっているなという感じで、去年とやり方はそこまで変わっていないなという印象です。琉球はそこまでロングボールはないので、前からのプレッシングをどれくらいできるかが重要になるんじゃないかなと思っています」
その言葉のとおり、ハードワークを特長とする相手との対戦では特にセカンドボールのリアクションが勝敗をわけるポイントとなるだろう。ジェフは高い位置から積極的にプレスを仕掛け、セカンドボールを広い、相手の4-4-2のブロックを左右に大きく揺さぶって突破口を見いだしたい。開幕戦で見せることができなかった“自分たちのスタイル”を表現することができれば、勝利の可能性は大きく高まる。
チャンが言う。
「相手が有機的に連動して動くところは良さだと思いますが、相手に合わせるのではなく、我々のサッカーをすることが良いと思っています。勝つだけです」
風間も同じく、勝利へのこだわりを示した。
「チームが勝てればいいので勝つためのプレーをしようと思っています。ボールを受けてもっと自分自身の良さを出したいと思っているので積極的にプレーしたいです」
開幕戦を落としたからこそ、今シーズン最初のアウェイゲームだからこそ、ジェフにとって大事な90分だ。何としても勝点3を持ち帰りたい。
尹晶煥監督
(開幕戦で敗れ)残念な気持ちもありますけど、これをどういう風に雰囲気を変えていくかが一番課題になってきています。負けてしまったことは仕方ないにしても、その後の切り替えがどれくらい早く(精神的に)戻ってくるかが大事です。今週はまずそういうところを戻すことをしてきたので、明日の試合はそれが大事になってくると思います。
(琉球は)すごくハードワークしてやっているなという感じで、去年とやり方はそこまで変わっていないなという印象です。琉球はそこまでロングボールはないので、前からのプレッシングをどれくらいできるかが重要になるんじゃないかなと思っています。
どんな試合も難しさはあると思いますけど、特に開幕でああいう風に負けてしまったので、精神的に選手たちがどれくらい戻ってきているかが大事になります。1試合1試合ハードワークして戦うしかないと思います。
チャン ミンギュ
(開幕戦は)結果を出さなければいけないと思っていましたが、勝点を取れなかったことを残念に思っています。
(琉球戦に向けては)映像を見ながら準備をしています。昨シーズン、(ジェフは)良い雰囲気で最後に勝点を積み上げましたが、(開幕戦に敗れ)良い雰囲気を続けることができず、勝点をチームで積み上げていくことができなかったので、次の試合で勝点を取ることは、昇格に向けて必要だと思っています。
(琉球の特長は)前へのプレッシングが良い。ボールを奪ってからの速いカウンターがあるので、守備面ではリスク管理する準備をしています。
(ジェフは)昨年から多くの選手が残っていることで、コミュニケーションの問題はないと感じています。相手も我々を研究してくるので細かいコミュニケーションのところをうまくやっていかなければいけないと思います。相手が有機的に連動して動くところは良さだと思いますが、相手に合わせるのではなく、我々のサッカーをすることが良いと思っています。勝つだけです。
風間 宏矢
開幕戦はいつも難しいのですが相手の岩手も自信をもって戦ってきましたし、ちばぎんカップとは違う相手でもあり、攻めあぐねる展開となりました。要因としては相手の得意なセットプレーを立て続けに与えてしまい、ロングスローで自陣を下げられ難しい展開でした。試合の中で修正するのは簡単なことではないので難しい部分もありましたが、ボールを持つ時間をもう少し長くできれば、相手の隙を突く時間はあったと思います。
(琉球の開幕戦を見て)ベースとしては変わらない琉球のスタイルだと思いました。何をやってくるか、どういうメンバーで来るかは分からないので、そこに関しては少し怖いなという部分がありますが、良いチームだと思いました。
琉球は、どの相手でもしっかりと攻めてきます。隙もあるので、しっかりと突けたらいいと思っています。チームが勝てればいいので勝つためのプレーをしようと思っています。ボールを受けてもっと自分自身の良さを出したいと思っているので積極的にプレーしたいです。
[前節の布陣/琉球]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/琉球]
J2第1節 2/20 vs 町田(A) 0△0
[戦績/ジェフ]
J2第1節 2/19 vs 岩手(H) 0●1
[過去の対戦成績]
19/04/03 千葉 1-0 琉球
19/07/31 琉球 0-2 千葉
20/02/23 千葉 1-0 琉球
20/09/27 琉球 0-1 千葉
21/03/27 千葉 1-2 琉球
21/11/13 琉球 2-2 千葉
TICKET
課題はいくつも浮き彫りになった。
ロングボールを多用する相手に対し、セカンドボールを拾って主導権を握れなかった。ビルドアップ時には“いい状態”で前線にボールを預けることができず、むしろそこを狙われてカウンターを受けた。失点シーンだけでなくセットプレーからいくつかの決定機を作られ、最後までビハインドを跳ね返すことができなかった。内容、結果とも厳しい90分だったことは間違いない。
尹晶煥監督が振り返る。
「残念な気持ちもありますけど、これをどういう風に雰囲気を変えていくかが一番課題になってきています。負けてしまったことは仕方ないにしても、その後の切り替えがどれくらい早く戻せるかが大事です。今週はまずそういうところを戻すことをしてきてたので、明日の試合はそれが大事になってくると思います」
1週間の調整期間を経て、ジェフは敵地で行われるFC琉球との第2節に臨む。開幕戦でFC町田ゼルビアと対峙した琉球は、このゲームをスコアレスドローで終えて勝点1を手にした。4-4-2システムの粘り強い守備をベースにした戦いが印象に残る90分だった。
チャン ミンギュがその印象を語る。
「前へのプレッシングが良い。ボールを奪ってからの速いカウンターがあるので、守備面ではリスク管理する準備をしています」
昨シーズンまで在籍した風間宏矢はスタイルについて言及した。
「ベースとしては変わらない琉球のスタイルだと思いました。何をやってくるか、どういうメンバーで来るかは分からないので、そこに関しては少し怖いなという部分がありますが、良いチームだと思いました」
昨シーズン途中から喜名哲裕監督が率いる琉球は、樋口靖洋前監督が作り上げたポゼッションを重視する攻撃的なスタイルではなく、ベースとなる守備の再構築を主眼に置いたチーム作りを継続している。システムは4-4-2でフィールドプレーヤー10人が連動し、複数で囲んでボールを奪ってカウンターに転じる。
今オフには風間宏矢を含む昨シーズンまでの多くの主力選手がチームを離れたが、町田との開幕戦ではスタメン起用された新加入選手が活躍。センターバックの中川 創と大森理生はいずれも期限付き移籍による加入でプロ初スタメン。ボランチの武沢一翔は大卒新人でこちらもプロ初スタンだったが、それぞれに与えられた役割をこなし、チームとしての連動性を乱すことなく無失点に貢献した。
尹監督が言う。
「すごくハードワークしてやっているなという感じで、去年とやり方はそこまで変わっていないなという印象です。琉球はそこまでロングボールはないので、前からのプレッシングをどれくらいできるかが重要になるんじゃないかなと思っています」
その言葉のとおり、ハードワークを特長とする相手との対戦では特にセカンドボールのリアクションが勝敗をわけるポイントとなるだろう。ジェフは高い位置から積極的にプレスを仕掛け、セカンドボールを広い、相手の4-4-2のブロックを左右に大きく揺さぶって突破口を見いだしたい。開幕戦で見せることができなかった“自分たちのスタイル”を表現することができれば、勝利の可能性は大きく高まる。
チャンが言う。
「相手が有機的に連動して動くところは良さだと思いますが、相手に合わせるのではなく、我々のサッカーをすることが良いと思っています。勝つだけです」
風間も同じく、勝利へのこだわりを示した。
「チームが勝てればいいので勝つためのプレーをしようと思っています。ボールを受けてもっと自分自身の良さを出したいと思っているので積極的にプレーしたいです」
開幕戦を落としたからこそ、今シーズン最初のアウェイゲームだからこそ、ジェフにとって大事な90分だ。何としても勝点3を持ち帰りたい。
尹晶煥監督
(開幕戦で敗れ)残念な気持ちもありますけど、これをどういう風に雰囲気を変えていくかが一番課題になってきています。負けてしまったことは仕方ないにしても、その後の切り替えがどれくらい早く(精神的に)戻ってくるかが大事です。今週はまずそういうところを戻すことをしてきたので、明日の試合はそれが大事になってくると思います。
(琉球は)すごくハードワークしてやっているなという感じで、去年とやり方はそこまで変わっていないなという印象です。琉球はそこまでロングボールはないので、前からのプレッシングをどれくらいできるかが重要になるんじゃないかなと思っています。
どんな試合も難しさはあると思いますけど、特に開幕でああいう風に負けてしまったので、精神的に選手たちがどれくらい戻ってきているかが大事になります。1試合1試合ハードワークして戦うしかないと思います。
チャン ミンギュ
(開幕戦は)結果を出さなければいけないと思っていましたが、勝点を取れなかったことを残念に思っています。
(琉球戦に向けては)映像を見ながら準備をしています。昨シーズン、(ジェフは)良い雰囲気で最後に勝点を積み上げましたが、(開幕戦に敗れ)良い雰囲気を続けることができず、勝点をチームで積み上げていくことができなかったので、次の試合で勝点を取ることは、昇格に向けて必要だと思っています。
(琉球の特長は)前へのプレッシングが良い。ボールを奪ってからの速いカウンターがあるので、守備面ではリスク管理する準備をしています。
(ジェフは)昨年から多くの選手が残っていることで、コミュニケーションの問題はないと感じています。相手も我々を研究してくるので細かいコミュニケーションのところをうまくやっていかなければいけないと思います。相手が有機的に連動して動くところは良さだと思いますが、相手に合わせるのではなく、我々のサッカーをすることが良いと思っています。勝つだけです。
風間 宏矢
開幕戦はいつも難しいのですが相手の岩手も自信をもって戦ってきましたし、ちばぎんカップとは違う相手でもあり、攻めあぐねる展開となりました。要因としては相手の得意なセットプレーを立て続けに与えてしまい、ロングスローで自陣を下げられ難しい展開でした。試合の中で修正するのは簡単なことではないので難しい部分もありましたが、ボールを持つ時間をもう少し長くできれば、相手の隙を突く時間はあったと思います。
(琉球の開幕戦を見て)ベースとしては変わらない琉球のスタイルだと思いました。何をやってくるか、どういうメンバーで来るかは分からないので、そこに関しては少し怖いなという部分がありますが、良いチームだと思いました。
琉球は、どの相手でもしっかりと攻めてきます。隙もあるので、しっかりと突けたらいいと思っています。チームが勝てればいいので勝つためのプレーをしようと思っています。ボールを受けてもっと自分自身の良さを出したいと思っているので積極的にプレーしたいです。
[前節の布陣/琉球]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/琉球]
J2第1節 2/20 vs 町田(A) 0△0
[戦績/ジェフ]
J2第1節 2/19 vs 岩手(H) 0●1
[過去の対戦成績]
19/04/03 千葉 1-0 琉球
19/07/31 琉球 0-2 千葉
20/02/23 千葉 1-0 琉球
20/09/27 琉球 0-1 千葉
21/03/27 千葉 1-2 琉球
21/11/13 琉球 2-2 千葉