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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
ホーム・フクアリでの今シーズン初勝利を目指すモンテディオ山形戦は、ジェフにとって文字どおりの「総力戦」となりそうだ。
新型コロナウイルス感染症の陽性判定(選手3名)、並びに濃厚接触者(選手10名)については3月1日の発表のとおり。試合前日には監督及び小島秀仁の囲み取材に先立ってメディア向けのブリーフィングが行われ、新型コロナウイルス感染症に関するその後の経過と、それに伴う試合開催の可否について次のとおりの説明がなされた。
・10名の濃厚接触者の健康観察期間は3/5まで
・毎日実施している抗原検査の結果は選手・スタッフとも陰性
・その他の感染者及び濃厚接触者が出ていないまま3/5に至る
・従って、試合開催日(3/6)には濃厚接触者が「ゼロ」となる見込み
・千葉市保健所との協議確認を経て、Jリーグの規定に基づき試合開催の見通し
・ただし、試合当日の検査次第で中止/延期となる可能性もある
10名の濃厚接触者は保健所の指導に従う形でトレーニングを行うことができたが、チームが“難しい一週間”を過ごしてきたことは間違いない。もっとも、そうした状況下でもできる限りの「ベストな準備」を積むことができたと尹 晶煥監督は振り返る。
「コロナになってしまったということは現実で、でもこうなってしまったことは仕方ないし、試合をするということが決まって、今いる選手でやらないといけないと割り切って、少ない人数でしっかり明日に向けて準備してきています。選手たちも琉球戦で勝っていい雰囲気で帰ってきています」
1勝1敗で第3節を迎える山形は、前節、アウェイのロアッソ熊本戦に3-0で勝利して勢いに乗っている。昨シーズン途中から指揮を執るのはピーター クラモフスキー。就任後わずかな期間でチームを再建し、代名詞であるポゼッションスタイルを確立させて昨シーズンは7位まで浮上した。
もちろん今シーズンもそのスタイルは変わらない。昨シーズンの主力が多く残留しており、前節熊本戦のスタメンにおける新加入選手はGK後藤雅明(←ツエーゲン金沢)とFW藤本佳希(愛媛FC)の2名のみ。ジェフと同じ“継続路線”にあるチームだからこそ、互いの手の内を知る両者の戦術的な駆け引きがこの試合の勝敗を左右する大きなポイントとなりそうだ。
山形の印象について、小島秀仁が言う。
「去年からやっていることは変わっていなくて、本当に良いサッカーをしていると思います。戦術面で深まってより怖い攻撃を仕掛けてくると思うので、そのあたりの良さを出させないように、(ジェフとしては)自分たちのサッカーをどれだけできるかが大事になります」
小島の言うとおり、ジェフにとっては「守備の設定」が大切な要素となるだろう。足元にテンポの速いパスをつないでくる相手に対し、どのエリアでプレスを仕掛け、どのエリアでボールを奪ってカウンターに転じるのか。前節の琉球戦ではそうした「守備の設定」が見事にハマり、安定感を取り戻したことが勝利に直結した。
“使える選手”が当日になるまでわからない難しい状況だが、琉球戦ではJリーグデビューを果たした若手も期待どおりのパフォーマンスを見せて選手層の厚みを感じさせた。西久保駿介は「プロでも通用すると感じることができた」と自身のストロングポイントであるヘディングの自信を深め、篠原友哉は「次のチャンスが来たときは、走ることはもちろん、チームを助けられるプレーを」と“次”へのモチベーションを高めている。
尹監督が言う。
「コロナの陽性者が出てしまっても、他の選手たちが『逆に自分たちにチャンスがきている』と思って、そこをうまくやっていきたいという姿勢が今週すごく見えているので、明日は期待できる試合になると思っています」
誰がピッチに立とうとも、試合当日のピッチで戦う選手がチームの現状におけるベストプレーヤーだ。琉球戦で手に入れた勢いを持続させるためにも、文字どおりの「総力戦」で勝点3を掴み、今シーズンホーム初勝利の喜びをファン・サポーターと共有したい。
尹晶煥監督
(選手が)コロナになってしまったということは現実で、でもこうなってしまったことは仕方ないし、試合をするということが決まって、今いる選手でやらないといけないと割り切って、少ない人数でしっかり明日に向けて準備してきています。選手たちも琉球戦勝っていい雰囲気で帰ってきています。コロナの陽性者が出てしまっても、他の選手たちが「逆に自分たちにチャンスがきている」と思って、そこをうまくやっていきたいという姿勢が今週すごく見えているので、明日は期待できる試合になると思っています。
(山形は)選手は何人か替わっていますけど、去年とあまり変わっていないシステムで、やり方は変わっていないと思います。去年は嫌な負け方をしてしまったので、今年は山形になんとか勝ちたいと思っています。
(明日は)お互いを信じ合って、声をかけながら、もちろんミスはあると思いますけど、そういう信頼感を持って90分間闘ってほしいなと思います。やっぱりホームでは勝たないといけません。明日は何とかして勝点3を取るという覚悟を持って準備しているので、期待してください。
小島秀仁
イレギュラーなことはいろいろ起きましたけれど、チームの雰囲気としては、連敗もせず(前節・琉球戦を)勝利で終われたので良くなっていますし、良い準備ができていると思います。開幕戦で勝てなかったことの重みも十分に感じましたし、それを引きずらずに勝てたことは自分たちの成長にもつながっていると思うので、あの勝利は大きかったです。
僕自身(琉球戦は)手術してからの復帰戦だったので、ピッチに戻れたことがまずポジティブな要素ですし、勝って終われたことが本当に良かったです。ただゲームを落ち着かせるという意味ではまだまだ実力不足だったので、改善点はあると思っています。
(山形は)去年からやっていることは変わっていなくて、本当に良いサッカーをしていると思います。戦術面で深まってより怖い攻撃を仕掛けてくると思うので、そのあたりの良さを出させないように、(ジェフとしては)自分たちのサッカーをどれだけできるかが大事になります。
[前節の布陣/山形]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/山形]
J2第1節 2/19 vs 群馬(A) 0●1
J2第2節 2/27 vs 熊本(A) 3○0
[戦績/ジェフ]
J2第1節 2/20 vs 岩手(H) 0●1
J2第2節 2/26 vs 琉球(A) 2○1
[過去の対戦成績]
19/05/12 山形 3-1 千葉
19/10/06 千葉 1-4 山形
20/07/29 山形 0-0 千葉
20/11/08 千葉 1-5 山形
21/06/06 千葉 1-1 山形
21/08/09 山形 3-1 千葉
TICKET
新型コロナウイルス感染症の陽性判定(選手3名)、並びに濃厚接触者(選手10名)については3月1日の発表のとおり。試合前日には監督及び小島秀仁の囲み取材に先立ってメディア向けのブリーフィングが行われ、新型コロナウイルス感染症に関するその後の経過と、それに伴う試合開催の可否について次のとおりの説明がなされた。
・10名の濃厚接触者の健康観察期間は3/5まで
・毎日実施している抗原検査の結果は選手・スタッフとも陰性
・その他の感染者及び濃厚接触者が出ていないまま3/5に至る
・従って、試合開催日(3/6)には濃厚接触者が「ゼロ」となる見込み
・千葉市保健所との協議確認を経て、Jリーグの規定に基づき試合開催の見通し
・ただし、試合当日の検査次第で中止/延期となる可能性もある
10名の濃厚接触者は保健所の指導に従う形でトレーニングを行うことができたが、チームが“難しい一週間”を過ごしてきたことは間違いない。もっとも、そうした状況下でもできる限りの「ベストな準備」を積むことができたと尹 晶煥監督は振り返る。
「コロナになってしまったということは現実で、でもこうなってしまったことは仕方ないし、試合をするということが決まって、今いる選手でやらないといけないと割り切って、少ない人数でしっかり明日に向けて準備してきています。選手たちも琉球戦で勝っていい雰囲気で帰ってきています」
1勝1敗で第3節を迎える山形は、前節、アウェイのロアッソ熊本戦に3-0で勝利して勢いに乗っている。昨シーズン途中から指揮を執るのはピーター クラモフスキー。就任後わずかな期間でチームを再建し、代名詞であるポゼッションスタイルを確立させて昨シーズンは7位まで浮上した。
もちろん今シーズンもそのスタイルは変わらない。昨シーズンの主力が多く残留しており、前節熊本戦のスタメンにおける新加入選手はGK後藤雅明(←ツエーゲン金沢)とFW藤本佳希(愛媛FC)の2名のみ。ジェフと同じ“継続路線”にあるチームだからこそ、互いの手の内を知る両者の戦術的な駆け引きがこの試合の勝敗を左右する大きなポイントとなりそうだ。
山形の印象について、小島秀仁が言う。
「去年からやっていることは変わっていなくて、本当に良いサッカーをしていると思います。戦術面で深まってより怖い攻撃を仕掛けてくると思うので、そのあたりの良さを出させないように、(ジェフとしては)自分たちのサッカーをどれだけできるかが大事になります」
小島の言うとおり、ジェフにとっては「守備の設定」が大切な要素となるだろう。足元にテンポの速いパスをつないでくる相手に対し、どのエリアでプレスを仕掛け、どのエリアでボールを奪ってカウンターに転じるのか。前節の琉球戦ではそうした「守備の設定」が見事にハマり、安定感を取り戻したことが勝利に直結した。
“使える選手”が当日になるまでわからない難しい状況だが、琉球戦ではJリーグデビューを果たした若手も期待どおりのパフォーマンスを見せて選手層の厚みを感じさせた。西久保駿介は「プロでも通用すると感じることができた」と自身のストロングポイントであるヘディングの自信を深め、篠原友哉は「次のチャンスが来たときは、走ることはもちろん、チームを助けられるプレーを」と“次”へのモチベーションを高めている。
尹監督が言う。
「コロナの陽性者が出てしまっても、他の選手たちが『逆に自分たちにチャンスがきている』と思って、そこをうまくやっていきたいという姿勢が今週すごく見えているので、明日は期待できる試合になると思っています」
誰がピッチに立とうとも、試合当日のピッチで戦う選手がチームの現状におけるベストプレーヤーだ。琉球戦で手に入れた勢いを持続させるためにも、文字どおりの「総力戦」で勝点3を掴み、今シーズンホーム初勝利の喜びをファン・サポーターと共有したい。
尹晶煥監督
(選手が)コロナになってしまったということは現実で、でもこうなってしまったことは仕方ないし、試合をするということが決まって、今いる選手でやらないといけないと割り切って、少ない人数でしっかり明日に向けて準備してきています。選手たちも琉球戦勝っていい雰囲気で帰ってきています。コロナの陽性者が出てしまっても、他の選手たちが「逆に自分たちにチャンスがきている」と思って、そこをうまくやっていきたいという姿勢が今週すごく見えているので、明日は期待できる試合になると思っています。
(山形は)選手は何人か替わっていますけど、去年とあまり変わっていないシステムで、やり方は変わっていないと思います。去年は嫌な負け方をしてしまったので、今年は山形になんとか勝ちたいと思っています。
(明日は)お互いを信じ合って、声をかけながら、もちろんミスはあると思いますけど、そういう信頼感を持って90分間闘ってほしいなと思います。やっぱりホームでは勝たないといけません。明日は何とかして勝点3を取るという覚悟を持って準備しているので、期待してください。
小島秀仁
イレギュラーなことはいろいろ起きましたけれど、チームの雰囲気としては、連敗もせず(前節・琉球戦を)勝利で終われたので良くなっていますし、良い準備ができていると思います。開幕戦で勝てなかったことの重みも十分に感じましたし、それを引きずらずに勝てたことは自分たちの成長にもつながっていると思うので、あの勝利は大きかったです。
僕自身(琉球戦は)手術してからの復帰戦だったので、ピッチに戻れたことがまずポジティブな要素ですし、勝って終われたことが本当に良かったです。ただゲームを落ち着かせるという意味ではまだまだ実力不足だったので、改善点はあると思っています。
(山形は)去年からやっていることは変わっていなくて、本当に良いサッカーをしていると思います。戦術面で深まってより怖い攻撃を仕掛けてくると思うので、そのあたりの良さを出させないように、(ジェフとしては)自分たちのサッカーをどれだけできるかが大事になります。
[前節の布陣/山形]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/山形]
J2第1節 2/19 vs 群馬(A) 0●1
J2第2節 2/27 vs 熊本(A) 3○0
[戦績/ジェフ]
J2第1節 2/20 vs 岩手(H) 0●1
J2第2節 2/26 vs 琉球(A) 2○1
[過去の対戦成績]
19/05/12 山形 3-1 千葉
19/10/06 千葉 1-4 山形
20/07/29 山形 0-0 千葉
20/11/08 千葉 1-5 山形
21/06/06 千葉 1-1 山形
21/08/09 山形 3-1 千葉