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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
第5節終了時点で2勝1分2敗。順位は首位・横浜FCと6ポイント差の9位。決して満足できる戦績ではないかもしれないがが、新型コロナウイルス感染症による困難に直面しつつ、それをチーム一丸となって乗り越えてきた結果には特別な意味がある。
迎える第6節からは中3日の3連戦。その初戦となる敵地での栃木SC戦は、だからこそ「大事」だと尹晶煥監督は強調した。
「(この5試合で)もっと勝点を取れる試合もあったと思いますが、コロナの影響やケガで何人か抜けているなか、選手も頑張ってきてくれたので、そこは良い方向で(ポジティブに)考えないといけないと思います。少しずつみんな戻ってきて、ここからの3連戦はすごく大事だと思っているので、戦力を全部使ってこの3試合をうまく乗り切っていきたい」
今シーズンから時崎 悠新監督が指揮を執る栃木SCは、ここまで昨シーズンまでとは違った表情を見せている。メインシステムは3-4-2-1。1トップの瀬沼優司を先頭とするハイプレスでパスコースを限定し、セカンドボールを拾って素早く縦へ。できるだけ敵陣内でボールを動かそうとするそのアグレッシブなスタイルは、試合を重ねながらその精度を高めている印象だ。
尹監督が言う。
「(栃木は)去年とはちょっとシステムが変わって、よりボールを回したりパスの回数もけっこう多くなってきたなというところもあります。また、守備のところでけっこう強く、前にどんどんボールにアプローチするところがあります。逆にそれを利用していければと思います」
前節は敵地でのいわてグルージャ盛岡(略称は岩手)戦に臨み、1-1のドロー決着。雪解け水が残る難しい環境下での勝負だったが、前半に瀬沼のゴールで先制すると試合を終始優位に進めた。試合終了間際に同点弾を許したものの、チーム全体として共有する戦術理解はまた一段回深まった印象だ。田口泰士が言う。
「監督も替わり、昨シーズンとは違うサッカーをしている印象です。ロングボールは強みだと思うので、90分を通してのバランスは大事にプレーしたいと思っています」
瀬沼を先頭とする前線の3人には警戒が必要だろう。2列目の右に位置する19歳のFW小堀 空は186センチの長身で、空中戦に強いだけでなくピッチのカバーエリアも広い。もう1人のアタッカーは今オフに福島ユナイテッドFCから加入したMFトカチ。トルコとドイツの国籍を持つアタッカーは高精度のキックを武器とし、第4節大宮アルディージャ戦では見事な直接FKを叩き込んで存在感を示した。彼ら3人が連動するハイプレスをかいくぐってビルドアップできるかどうかは、ジェフにとって大きなポイントとなりそうだ。
尹監督が指摘するとおり、相手のスタイルを「利用」するしたたかなサッカーでゴールを奪わなければならない。
ビルドアップで相手のハイプレスをかわし、背後を突くランニングで深みを取る。相手を押し込んだら中盤のボール支配率を高め、左右に揺さぶって有効なスペースを見つける。そこに積極的に飛び込む。「決定力」はここまでの課題だが、明確なプランを持って相手ゴールに迫ればきっとゴールを割れるはずだ。相手のスタイルがそれだけはっきりしているからこそ、こちらも明確なプランを持って敵地での戦いに挑みたい。
尹監督が言う。
「勝った試合を見てみると、守備のところがすごく強くて少ないチャンスでも決め切っていました。まずは守備をしっかりしながら攻めにいかないといけないし、そのベースは選手たちの中にあるので、それを徹底的にできるかどうかがカギになると思います」
難しい戦いだが、上位争いに食らいつくためにも連敗を避けたい。流れを取り戻す勝点3を持ち帰ろう。
尹晶煥監督
(この5試合で)もっと勝点を取れる試合もあったと思いますが、コロナの影響やケガで何人か抜けているなか、選手も頑張ってきてくれたので、そこは良い方向で(ポジティブに)考えないといけないと思います。少しずつみんな戻ってきて、この3連戦はすごく大事だと思っているので、戦力を全部使ってこの3試合をうまく乗り切っていきたいです。
(栃木は)去年とはちょっとシステムが変わって、よりボールを回したりパスの回数もけっこう多くなってきたなというところもあります。また、守備のところでけっこう強く、前にどんどんボールにアプローチするところがあるので、逆にそれを利用していければと思います。
(ジェフが)勝った試合を見てみると、守備のところがすごく強く、少ないチャンスでも決め切っていました。まずは守備をしっかりしながら攻めにいかないといけないし、そのベースは選手たちの中にあるので、それを徹底的にできるかどうかがカギになると思います。
西久保駿介
前節(群馬戦は)フクアリで負けているので、(今節の栃木戦は)勝点3を取る気持ちで、自分にできることを全面に出してチームで勝ちにいきたいです。
(得点については)逆サイドからのクロスで(自分が)決めたいという気持ちもあるし、逆にクロスでアシストしたいという気持ちも増えています。前節はクロスを上げ切れない部分があったので、その練習とか、「こうしたらいい」というのを(尹監督から)教わりました。フリーの状態であればピンポイントで上げられることもありますが、相手が(マークに)ついたりするとボールがブレたりするので、自主トレーニングなどで修正したいと思います。
(栃木は)スカウティングでは前から来る印象があります。逆手にとって自分たちの攻撃をしていきたいと思っています。前節、(自身がプレーする)右サイドからやられてしまったので、自分の背後はやらせないという覚悟でやっていきたいです。この1週間は、背後と守備の強度を意識して取り組んできました。
田口泰士
(前節は)後半の45分はチームとしてうまくプレーできたと思います。相手が下がったのではなく、自分たちが下げさせた45分間だったので、攻撃では良いパターンがいくつも出ましたし、ボールも意図的に保持できました。あとは決め切るというところが課題だと思います。うまく勝点を拾ってきた中での敗戦だったので本当に悔しいです。
(栃木は)監督も替わり、昨シーズンとは違うサッカーをしている印象です。ロングボールは強みだと思うので、90分を通してのバランスは大事にプレーしたいと思っています。栃木戦だけでなく、相手のミスを見逃さないようにチームとして狙っていきたいです。スカウティングを見ると、球際に激しく来ていました。一つひとつの局面で負けないよう自分たちの流れに持っていけるかが大事になってくるので、あとはゴールの(チャンスの)ところでしっかり得点を奪えるようにしたいです。
連戦の最初はすごく大事なので、アウェイで勝って、前節の(失った分の)勝点を取り返さないといけません。3連戦で3連勝できるように、まずは一つしっかり勝ちたいと思います。
[前節の布陣/栃木]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/栃木]
J2第1節 02/19 vs 秋田(H) 1○0
J2第2節 02/27 vs 東京V(A) 0●3
J2第3節 03/05 vs 岡山(H) 0●1
J2第4節 03/13 vs 大宮(H) 1△1
J2第5節 03/20 vs 岩手(A) 1△1
[戦績/ジェフ]
J2第1節 02/19 vs 岩手(H) 0●1
J2第2節 02/26 vs 琉球(A) 2○1
J2第3節 03/06 vs 山形(H) 0△0
J2第4節 03/13 vs 金沢(A) 1○0
J2第5節 03/20 vs 群馬(H) 0●1
[過去の対戦成績]
19/06/09 栃木 0-0 千葉
19/11/24 千葉 0-1 栃木
20/07/11 千葉 0-1 栃木
20/12/16 栃木 1-0 千葉
21/04/17 千葉 0-0 栃木
21/11/03 栃木 0-1 千葉
TICKET
迎える第6節からは中3日の3連戦。その初戦となる敵地での栃木SC戦は、だからこそ「大事」だと尹晶煥監督は強調した。
「(この5試合で)もっと勝点を取れる試合もあったと思いますが、コロナの影響やケガで何人か抜けているなか、選手も頑張ってきてくれたので、そこは良い方向で(ポジティブに)考えないといけないと思います。少しずつみんな戻ってきて、ここからの3連戦はすごく大事だと思っているので、戦力を全部使ってこの3試合をうまく乗り切っていきたい」
今シーズンから時崎 悠新監督が指揮を執る栃木SCは、ここまで昨シーズンまでとは違った表情を見せている。メインシステムは3-4-2-1。1トップの瀬沼優司を先頭とするハイプレスでパスコースを限定し、セカンドボールを拾って素早く縦へ。できるだけ敵陣内でボールを動かそうとするそのアグレッシブなスタイルは、試合を重ねながらその精度を高めている印象だ。
尹監督が言う。
「(栃木は)去年とはちょっとシステムが変わって、よりボールを回したりパスの回数もけっこう多くなってきたなというところもあります。また、守備のところでけっこう強く、前にどんどんボールにアプローチするところがあります。逆にそれを利用していければと思います」
前節は敵地でのいわてグルージャ盛岡(略称は岩手)戦に臨み、1-1のドロー決着。雪解け水が残る難しい環境下での勝負だったが、前半に瀬沼のゴールで先制すると試合を終始優位に進めた。試合終了間際に同点弾を許したものの、チーム全体として共有する戦術理解はまた一段回深まった印象だ。田口泰士が言う。
「監督も替わり、昨シーズンとは違うサッカーをしている印象です。ロングボールは強みだと思うので、90分を通してのバランスは大事にプレーしたいと思っています」
瀬沼を先頭とする前線の3人には警戒が必要だろう。2列目の右に位置する19歳のFW小堀 空は186センチの長身で、空中戦に強いだけでなくピッチのカバーエリアも広い。もう1人のアタッカーは今オフに福島ユナイテッドFCから加入したMFトカチ。トルコとドイツの国籍を持つアタッカーは高精度のキックを武器とし、第4節大宮アルディージャ戦では見事な直接FKを叩き込んで存在感を示した。彼ら3人が連動するハイプレスをかいくぐってビルドアップできるかどうかは、ジェフにとって大きなポイントとなりそうだ。
尹監督が指摘するとおり、相手のスタイルを「利用」するしたたかなサッカーでゴールを奪わなければならない。
ビルドアップで相手のハイプレスをかわし、背後を突くランニングで深みを取る。相手を押し込んだら中盤のボール支配率を高め、左右に揺さぶって有効なスペースを見つける。そこに積極的に飛び込む。「決定力」はここまでの課題だが、明確なプランを持って相手ゴールに迫ればきっとゴールを割れるはずだ。相手のスタイルがそれだけはっきりしているからこそ、こちらも明確なプランを持って敵地での戦いに挑みたい。
尹監督が言う。
「勝った試合を見てみると、守備のところがすごく強くて少ないチャンスでも決め切っていました。まずは守備をしっかりしながら攻めにいかないといけないし、そのベースは選手たちの中にあるので、それを徹底的にできるかどうかがカギになると思います」
難しい戦いだが、上位争いに食らいつくためにも連敗を避けたい。流れを取り戻す勝点3を持ち帰ろう。
尹晶煥監督
(この5試合で)もっと勝点を取れる試合もあったと思いますが、コロナの影響やケガで何人か抜けているなか、選手も頑張ってきてくれたので、そこは良い方向で(ポジティブに)考えないといけないと思います。少しずつみんな戻ってきて、この3連戦はすごく大事だと思っているので、戦力を全部使ってこの3試合をうまく乗り切っていきたいです。
(栃木は)去年とはちょっとシステムが変わって、よりボールを回したりパスの回数もけっこう多くなってきたなというところもあります。また、守備のところでけっこう強く、前にどんどんボールにアプローチするところがあるので、逆にそれを利用していければと思います。
(ジェフが)勝った試合を見てみると、守備のところがすごく強く、少ないチャンスでも決め切っていました。まずは守備をしっかりしながら攻めにいかないといけないし、そのベースは選手たちの中にあるので、それを徹底的にできるかどうかがカギになると思います。
西久保駿介
前節(群馬戦は)フクアリで負けているので、(今節の栃木戦は)勝点3を取る気持ちで、自分にできることを全面に出してチームで勝ちにいきたいです。
(得点については)逆サイドからのクロスで(自分が)決めたいという気持ちもあるし、逆にクロスでアシストしたいという気持ちも増えています。前節はクロスを上げ切れない部分があったので、その練習とか、「こうしたらいい」というのを(尹監督から)教わりました。フリーの状態であればピンポイントで上げられることもありますが、相手が(マークに)ついたりするとボールがブレたりするので、自主トレーニングなどで修正したいと思います。
(栃木は)スカウティングでは前から来る印象があります。逆手にとって自分たちの攻撃をしていきたいと思っています。前節、(自身がプレーする)右サイドからやられてしまったので、自分の背後はやらせないという覚悟でやっていきたいです。この1週間は、背後と守備の強度を意識して取り組んできました。
田口泰士
(前節は)後半の45分はチームとしてうまくプレーできたと思います。相手が下がったのではなく、自分たちが下げさせた45分間だったので、攻撃では良いパターンがいくつも出ましたし、ボールも意図的に保持できました。あとは決め切るというところが課題だと思います。うまく勝点を拾ってきた中での敗戦だったので本当に悔しいです。
(栃木は)監督も替わり、昨シーズンとは違うサッカーをしている印象です。ロングボールは強みだと思うので、90分を通してのバランスは大事にプレーしたいと思っています。栃木戦だけでなく、相手のミスを見逃さないようにチームとして狙っていきたいです。スカウティングを見ると、球際に激しく来ていました。一つひとつの局面で負けないよう自分たちの流れに持っていけるかが大事になってくるので、あとはゴールの(チャンスの)ところでしっかり得点を奪えるようにしたいです。
連戦の最初はすごく大事なので、アウェイで勝って、前節の(失った分の)勝点を取り返さないといけません。3連戦で3連勝できるように、まずは一つしっかり勝ちたいと思います。
[前節の布陣/栃木]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/栃木]
J2第1節 02/19 vs 秋田(H) 1○0
J2第2節 02/27 vs 東京V(A) 0●3
J2第3節 03/05 vs 岡山(H) 0●1
J2第4節 03/13 vs 大宮(H) 1△1
J2第5節 03/20 vs 岩手(A) 1△1
[戦績/ジェフ]
J2第1節 02/19 vs 岩手(H) 0●1
J2第2節 02/26 vs 琉球(A) 2○1
J2第3節 03/06 vs 山形(H) 0△0
J2第4節 03/13 vs 金沢(A) 1○0
J2第5節 03/20 vs 群馬(H) 0●1
[過去の対戦成績]
19/06/09 栃木 0-0 千葉
19/11/24 千葉 0-1 栃木
20/07/11 千葉 0-1 栃木
20/12/16 栃木 1-0 千葉
21/04/17 千葉 0-0 栃木
21/11/03 栃木 0-1 千葉