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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
3連戦最後のアウェイゲームで向き合うFC町田ゼルビアは、今、Jリーグで最も力のあるチームの1つと言えるだろう。
第7節終了時点の戦績は5勝1分1敗。最近5試合は4勝1敗の戦績で、前々節はベガルタ仙台、前節は大宮アルディージャを相手にいずれも3-0と完勝している。順位は横浜FCに次ぐ2位で、得点「13」はリーグ3位、失点「4」はリーグ1位タイと抜群の安定感を誇る。体力的な疲労が蓄積する3連戦のラスト、しかも敵地での戦いとなれば、ジェフにとって“難しい相手”と言わざるを得ない。
尹 晶煥監督が言う。
「(次の相手・町田は)活発的に90分間戦う、そういうチームという印象ですね。今年の町田はすごく点が入る。お互い体力が落ちたときに、どっちがより集中して最後まで戦えるかが勝負のカギになると思います。本当に町田は全員が戦える。走る姿が去年よりさらに良くなってきたなという感じがあります」
ランコ ポポヴィッチが率いて3年目となる町田は、ジェフと同様、昨シーズンまでの主力が多く残留することでチーム力を維持している印象だ。モンテディオ山形からFWヴィニシウス アラウージョ、松本山雅FCからMF山口一真、大宮アルディージャからMF翁長 聖、ガンバ大阪からDF菅沼駿哉、さらにジェフからDF岡野 洵らが加入したが、現時点で安定した出場機会を得ているのは全試合にスタメン出場している翁長のみ。つまり昨シーズンまでの主力が継続的なスタイルの中で安定したパフォーマンスを披露している“チーム力”こそが、現時点での好調の原動力になっていると言える。その点では、今シーズンのチームが実現しようとする“スタイル”はジェフに近い。
最大の特長は守備の堅さにあると言えるだろう。前述のとおり7試合で4失点はリーグ首位の堅守で、最近2試合は仙台、大宮と攻撃陣にタレントを抱えるチームを相手に無失点に抑えている。特に攻守の切り替え、そして球際のインテンシティーはリーグ屈指だ。あらゆる局面で1対1の勝負に勝たなければ、流れを引き寄せられない。
熊谷アンドリューが言う。
「(町田は)調子が良いですし、しっかりボールをつないでくるチームだと思います。(前節対戦した)新潟戦と同様にトップ下の選手がいるので、そこを警戒してプレーしたいです。(攻撃面では)相手陣地でボールを持つ時間を増やさなければいけない。それは、チーム全体で感じています。そこを自分がどうにかできるようにやっていければと思います」
攻守の切り替えや球際のインテンシティーについては、ジェフも前節のアルビレックス戦で一定以上のパフォーマンスを示すことができた。アディショナルタイムの劇的勝利にチームを導いたのは、殊勲の決勝ゴールを挙げたキャプテン鈴木大輔を中心とする最終ラインと、熊谷、田口泰士を軸とする中盤の安定感だ。昨シーズン終盤につかんだ“守備の手応え”を完璧に取り戻せば、戦えない相手はいない。尹監督も力強くそう話した。
「町田戦以降、横浜FCなど上位のチームと対戦するので、そこで勝つためにも、まず町田戦に勝って、その後(良い)雰囲気にのれれば。横浜FCも強いですけど、我々が簡単に負けるようなチームではないと思っています。まず明日の試合に勝って、コンディション的にのれるようにしないといけないと思います」
互いに守備の安定感を武器とするチーム同士の対戦となれば、ポイントとなるのは1点を奪い切る決定力だろう。新潟戦のジェフはゴールこそ1点にとどまったものの、特に後半は勇気を持って前線からプレスを掛け、それによって数多くのチャンスを演出した。指揮官がいつも言っているが、決定力は多くの決定機を作ることで上げるしかない。そうした意味において、秋山陽介がスタメン出場し、後半途中から末吉塁がピッチに立った左サイドからの突破はチームにとって大きな武器となりそうだ。
秋山が言う。
「個人のところで負けないことは大前提ですが、相手のやりたいサッカーをやらせないよう自分たちの色を出していけたらと思います。ポジションを問わず誰が得点を取ってもいいですし、全員が得点を取る意識で試合はやるべきだと思うので、自分もチャンスがあればゴールを狙っていって結果を出したいです」
好調の上位陣を倒せばさらに勢いを出せる。3連戦を連勝で締めくくって、またひとつ大きな自信を手に入れたい。
尹晶煥監督
(新潟戦は)2連敗をしたあとの試合だったので、ホームで勝ちたいという意欲がすごく目立った試合だったと思います。勝った次の日もですし、今日もそうですけど、雰囲気が全然違うので、勝利というのは本当に大事だなと感じました。
(次の相手・町田は)活発的に90分間戦う、そういうチームという印象ですね。今年の町田はすごく点が入る。特に前半、スタートしてからの得点が多いので、そういうところも気になります。でも僕らも守れるチームなので、そういうところを抑えながら、後半お互い体力が落ちたときに、どっちがより集中して最後まで戦えるかが勝負のカギになると思います。本当に町田は全員が戦える。走る姿が去年よりさらに良くなってきたなという感じがあります。
町田戦以降、横浜FCなど上位のチームと対戦するので、そこで勝つためにも、まず町田戦に勝って、その後(良い)雰囲気にのれれば。横浜FCも強いですけど、我々は簡単に負けるようなチームではないと思っています。まず明日の試合に勝って、コンディション的にのれるようにしないといけないと思います。
熊谷アンドリュー
(連戦で)多少疲れてはいますが、すぐに試合も来るので、しっかりコンディションを整えたい気持ちです。
今まで出場機会の少ない選手たちが出場したことで刺激をもらい、自分も「もっとやらなければいけない」という気持ちになりました。まずはもっとコンディションを上げなければダメだと思いましたし、あとは攻撃面でチームの手助けができるようプレーしたいと思っています。
(町田は)調子が良いですし、しっかりボールをつないでくるチームだと思います。(前節対戦した)新潟戦と同様にトップ下の選手がいるので、そこを警戒してプレーしたいです。(攻撃面では)相手陣地でボールを持つ時間を増やさなければいけない。それは、チーム全体で感じています。そこを自分がどうにかできるようにやっていければと思います。(サイドのカバーや中への対応として)運動量は多くなると思いますが、そこは得意としている部分ですし、やらなければいけない部分なので手を抜かずやっていきたいです。
(前節は)守備の面では良かったと思うのですが、攻撃の面でまだまだ改善できるところが多くあるので、そこは意識してやっていきたい部分です。
秋山陽介
(前節は自身にとって)久しぶりの試合でもあり、自分たちのやるべきことはハッキリしていたので、迷いはなく自然にプレーできたと思っています。(コンビネーションは)選手の特長も分かってきましたし、自分の動きも周りの選手が感じてくれています。まだまだ高めていけると思うので、日ごろからコミュニケーションを取って試合を通して良くなっていけばいいと思います。
(町田は)ずっと調子が良く勝ち進んでいるなかで、自分たちにとっても大事な戦いになります。個人のところで負けないことは大前提ですが、相手のやりたいサッカーをやらせないよう自分たちの色を出していけたらと思います。
ポジションを問わず誰が得点を取ってもいいですし、全員が得点を取る意識で試合はやるべきだと思うので、自分もチャンスがあればゴールを狙っていって結果を出したいです。昇格するうえで得点は大事になってくるので、そこに対してはどんどん関わって貢献できたらと思っています。
[前節の布陣/町田]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/町田]
J2第3節 03/06 vs 金沢(A) 2○1
J2第4節 03/13 vs 岡山(H) 3○1
J2第5節 03/20 vs 東京V(A) 1●2
J2第6節 03/26 vs 仙台(A) 3○0
J2第7節 03/30 vs 大宮(H) 3○0
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第3節 03/06 vs 山形(H) 0△0
J2第4節 03/13 vs 金沢(A) 1○0
J2第5節 03/20 vs 群馬(H) 0●1
J2第6節 03/26 vs 栃木(A) 1●2
J2第7節 03/30 vs 新潟(H) 1○0
[過去の対戦成績]
19/06/29 千葉 1-2 町田
19/09/01 町田 1-1 千葉
20/08/09 町田 0-2 千葉
20/10/17 千葉 0-0 町田
21/05/23 千葉 1-1 町田
21/10/10 町田 0-1 千葉
TICKET
第7節終了時点の戦績は5勝1分1敗。最近5試合は4勝1敗の戦績で、前々節はベガルタ仙台、前節は大宮アルディージャを相手にいずれも3-0と完勝している。順位は横浜FCに次ぐ2位で、得点「13」はリーグ3位、失点「4」はリーグ1位タイと抜群の安定感を誇る。体力的な疲労が蓄積する3連戦のラスト、しかも敵地での戦いとなれば、ジェフにとって“難しい相手”と言わざるを得ない。
尹 晶煥監督が言う。
「(次の相手・町田は)活発的に90分間戦う、そういうチームという印象ですね。今年の町田はすごく点が入る。お互い体力が落ちたときに、どっちがより集中して最後まで戦えるかが勝負のカギになると思います。本当に町田は全員が戦える。走る姿が去年よりさらに良くなってきたなという感じがあります」
ランコ ポポヴィッチが率いて3年目となる町田は、ジェフと同様、昨シーズンまでの主力が多く残留することでチーム力を維持している印象だ。モンテディオ山形からFWヴィニシウス アラウージョ、松本山雅FCからMF山口一真、大宮アルディージャからMF翁長 聖、ガンバ大阪からDF菅沼駿哉、さらにジェフからDF岡野 洵らが加入したが、現時点で安定した出場機会を得ているのは全試合にスタメン出場している翁長のみ。つまり昨シーズンまでの主力が継続的なスタイルの中で安定したパフォーマンスを披露している“チーム力”こそが、現時点での好調の原動力になっていると言える。その点では、今シーズンのチームが実現しようとする“スタイル”はジェフに近い。
最大の特長は守備の堅さにあると言えるだろう。前述のとおり7試合で4失点はリーグ首位の堅守で、最近2試合は仙台、大宮と攻撃陣にタレントを抱えるチームを相手に無失点に抑えている。特に攻守の切り替え、そして球際のインテンシティーはリーグ屈指だ。あらゆる局面で1対1の勝負に勝たなければ、流れを引き寄せられない。
熊谷アンドリューが言う。
「(町田は)調子が良いですし、しっかりボールをつないでくるチームだと思います。(前節対戦した)新潟戦と同様にトップ下の選手がいるので、そこを警戒してプレーしたいです。(攻撃面では)相手陣地でボールを持つ時間を増やさなければいけない。それは、チーム全体で感じています。そこを自分がどうにかできるようにやっていければと思います」
攻守の切り替えや球際のインテンシティーについては、ジェフも前節のアルビレックス戦で一定以上のパフォーマンスを示すことができた。アディショナルタイムの劇的勝利にチームを導いたのは、殊勲の決勝ゴールを挙げたキャプテン鈴木大輔を中心とする最終ラインと、熊谷、田口泰士を軸とする中盤の安定感だ。昨シーズン終盤につかんだ“守備の手応え”を完璧に取り戻せば、戦えない相手はいない。尹監督も力強くそう話した。
「町田戦以降、横浜FCなど上位のチームと対戦するので、そこで勝つためにも、まず町田戦に勝って、その後(良い)雰囲気にのれれば。横浜FCも強いですけど、我々が簡単に負けるようなチームではないと思っています。まず明日の試合に勝って、コンディション的にのれるようにしないといけないと思います」
互いに守備の安定感を武器とするチーム同士の対戦となれば、ポイントとなるのは1点を奪い切る決定力だろう。新潟戦のジェフはゴールこそ1点にとどまったものの、特に後半は勇気を持って前線からプレスを掛け、それによって数多くのチャンスを演出した。指揮官がいつも言っているが、決定力は多くの決定機を作ることで上げるしかない。そうした意味において、秋山陽介がスタメン出場し、後半途中から末吉塁がピッチに立った左サイドからの突破はチームにとって大きな武器となりそうだ。
秋山が言う。
「個人のところで負けないことは大前提ですが、相手のやりたいサッカーをやらせないよう自分たちの色を出していけたらと思います。ポジションを問わず誰が得点を取ってもいいですし、全員が得点を取る意識で試合はやるべきだと思うので、自分もチャンスがあればゴールを狙っていって結果を出したいです」
好調の上位陣を倒せばさらに勢いを出せる。3連戦を連勝で締めくくって、またひとつ大きな自信を手に入れたい。
尹晶煥監督
(新潟戦は)2連敗をしたあとの試合だったので、ホームで勝ちたいという意欲がすごく目立った試合だったと思います。勝った次の日もですし、今日もそうですけど、雰囲気が全然違うので、勝利というのは本当に大事だなと感じました。
(次の相手・町田は)活発的に90分間戦う、そういうチームという印象ですね。今年の町田はすごく点が入る。特に前半、スタートしてからの得点が多いので、そういうところも気になります。でも僕らも守れるチームなので、そういうところを抑えながら、後半お互い体力が落ちたときに、どっちがより集中して最後まで戦えるかが勝負のカギになると思います。本当に町田は全員が戦える。走る姿が去年よりさらに良くなってきたなという感じがあります。
町田戦以降、横浜FCなど上位のチームと対戦するので、そこで勝つためにも、まず町田戦に勝って、その後(良い)雰囲気にのれれば。横浜FCも強いですけど、我々は簡単に負けるようなチームではないと思っています。まず明日の試合に勝って、コンディション的にのれるようにしないといけないと思います。
熊谷アンドリュー
(連戦で)多少疲れてはいますが、すぐに試合も来るので、しっかりコンディションを整えたい気持ちです。
今まで出場機会の少ない選手たちが出場したことで刺激をもらい、自分も「もっとやらなければいけない」という気持ちになりました。まずはもっとコンディションを上げなければダメだと思いましたし、あとは攻撃面でチームの手助けができるようプレーしたいと思っています。
(町田は)調子が良いですし、しっかりボールをつないでくるチームだと思います。(前節対戦した)新潟戦と同様にトップ下の選手がいるので、そこを警戒してプレーしたいです。(攻撃面では)相手陣地でボールを持つ時間を増やさなければいけない。それは、チーム全体で感じています。そこを自分がどうにかできるようにやっていければと思います。(サイドのカバーや中への対応として)運動量は多くなると思いますが、そこは得意としている部分ですし、やらなければいけない部分なので手を抜かずやっていきたいです。
(前節は)守備の面では良かったと思うのですが、攻撃の面でまだまだ改善できるところが多くあるので、そこは意識してやっていきたい部分です。
秋山陽介
(前節は自身にとって)久しぶりの試合でもあり、自分たちのやるべきことはハッキリしていたので、迷いはなく自然にプレーできたと思っています。(コンビネーションは)選手の特長も分かってきましたし、自分の動きも周りの選手が感じてくれています。まだまだ高めていけると思うので、日ごろからコミュニケーションを取って試合を通して良くなっていけばいいと思います。
(町田は)ずっと調子が良く勝ち進んでいるなかで、自分たちにとっても大事な戦いになります。個人のところで負けないことは大前提ですが、相手のやりたいサッカーをやらせないよう自分たちの色を出していけたらと思います。
ポジションを問わず誰が得点を取ってもいいですし、全員が得点を取る意識で試合はやるべきだと思うので、自分もチャンスがあればゴールを狙っていって結果を出したいです。昇格するうえで得点は大事になってくるので、そこに対してはどんどん関わって貢献できたらと思っています。
[前節の布陣/町田]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/町田]
J2第3節 03/06 vs 金沢(A) 2○1
J2第4節 03/13 vs 岡山(H) 3○1
J2第5節 03/20 vs 東京V(A) 1●2
J2第6節 03/26 vs 仙台(A) 3○0
J2第7節 03/30 vs 大宮(H) 3○0
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第3節 03/06 vs 山形(H) 0△0
J2第4節 03/13 vs 金沢(A) 1○0
J2第5節 03/20 vs 群馬(H) 0●1
J2第6節 03/26 vs 栃木(A) 1●2
J2第7節 03/30 vs 新潟(H) 1○0
[過去の対戦成績]
19/06/29 千葉 1-2 町田
19/09/01 町田 1-1 千葉
20/08/09 町田 0-2 千葉
20/10/17 千葉 0-0 町田
21/05/23 千葉 1-1 町田
21/10/10 町田 0-1 千葉