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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
最近5試合の戦績は2勝2敗1分。新型コロナウイルス感染症の影響下にある難しい時期をチーム一丸となって踏ん張ってきたからこそ、3連戦のラストゲームとなる前節のFC町田ゼルビア戦はなんとしても勝ちたかった。
それでも、1-1のドローという結果以上に大きな手応えをつかんだゲームでもあった。尹晶煥監督が振り返る。
「3連戦の最後の試合で、体力的にキツいと思ったんですけど、選手たちが90分間積極的にやってくれたので良いところもけっこう見えてきました。守備も良かったのですが、攻撃も特に右サイドで前半けっこう良い崩しができました。全体的に攻守においてうまくできたところが多かったので、それを続けてできるようにしないといけないと思います」
強固な守備をベースとしながら、どんな相手の主導権も握ろうとする。そうした“今シーズンバージョン”のジェフのスタイルは少しずつ表現され始めている。町田戦でも絶好調の相手に対して守勢に甘んじるのではなく、ボールを持ったら左右に揺さぶり、サイドからチャンスを作っていい流れを作った。だからこそ77分に先制点を献上したショックは小さくなかったが、チームは折れることなくすぐにゴールを奪い返し、最後までどちらに転ぶかわからない一進一退の攻防の末に勝点1を手に入れた。多くの選手がピッチに戻り、メンバーが整ってきた中で競争が生まれているチーム状態は、着実に上向いていると実感することができる。
キャプテンの鈴木大輔が言う。
「守備のところでは全員でハードワークできていますし、直近の2試合でセットプレーから得点が取れているのはすごく良いことだと思います。チームとして、しっかりしたベースが出せてきていると思います」
だからこそ、このタイミングで迎える首位・横浜FCとの対戦は今シーズンの行方を占うビッグゲームとなる可能性が高い、ホームでの戦績の低迷は近年のジェフが直面し続けてきた課題であり、それを克服しなければ本当の意味での成長もJ1昇格も見えてこない。格好の舞台で向き合う格好の相手だ。
第8節終了時点で首位に立つ横浜FCの原動力は、やはり攻撃陣の破壊力にある。
基本システムは3-4-2-1でジェフと同じ。全試合にスタメン出場している1トップの小川航基は8試合で7得点、主に2列目に位置する伊藤 翔は4得点と気を吐いており、さらに絶対的なチャンスメーカーの長谷川 竜也、フェリペ ヴィゼウ、クレーベの外国籍アタッカーコンビも存在感を示している。
中盤はベテランの高橋秀人と手塚康平が中盤の舵取り役を担い、左サイドには武田英二郎、右サイドには山下諒也や亀川諒史、イサカ ゼインなどタイプの違うタレントが揃う。岩武克弥を軸とする最終ラインにも安定感があり、首位に立つ理由が十分に理解できる充実ぶりだ。2年間、J1を経験しただけに選手層は厚い。
尹監督が言う。
「他のチームとの差はやっぱり決定力のところじゃないかなと思います。内容的にはそこまで変わらないんですけど、チャンスが来たときに決め切るところが他のチームとちょっと違うという印象があるので、そこをどう守れるかがポイントになると思っています」
では、ジェフはどう戦うべきか。福満は「1回のチャンス」を生かすことの重要性を改めて口にした。
「前からプレスに行ったときの精度、あとは決定力。“決め切るところで決め切るか”。基本的なところですが、そこを狙ってできるかどうかだと思います。もしかしたらチャンスは1回になってしまうかもしれませんが、その1回で決め切るためにチームとしてゴールを狙っていきたいです」
尹監督はホームで勝つことの意味を常々口にしてきたし、今シーズン初勝利となった第7節アルビレックス新潟戦直後もそれについて改めて言及した。チームとしての機運は着実に高まっている。このタイミングで首位の横浜FCに勝つことができればその機運がさらに高まることは間違いない。このチャンスを生かさない手はないと誰もが理解しているからこそ、なんとしてもフクアリで、勝利の喜びを共有したい。
尹晶煥監督
(前節の町田戦は)3連戦の最後の試合で、体力的にキツいと思ったんですけど、選手たちが90分間積極的にやってくれたので良いところもけっこう見えてきました。守備も良かったのですが、攻撃も特に右サイドで前半けっこう良い崩しができました。全体的に攻守においてうまくできたところが多かったので、それを続けてできるようにしないといけないと思います。
(首位の横浜FCと)他のチームとの差はやっぱり決定力のところじゃないかなと思います。内容的にはそこまで変わらないんですけど、チャンスが来たときに決め切るところが他のチームとちょっと違うという印象があるので、そこをどう守れるかがポイントになると思っています。もちろん試合の中で波はあるとは思いますけど、その波をどれくらい出さないかが大事なので、相手が1位でも良い選手がそろっていても、そこを恐れずに自分たちのプレーができれば、もっとうまく解決(ゲームを進めること)ができるんじゃないかなと思います。
鈴木大輔
守備のところでは全員でハードワークできていますし、直近の2試合でセットプレーから得点が取れているのはすごく良いことだと思います。チームとして、しっかりしたベースが出せてきていると思います。
(横浜FCは)接戦を打ち合いでも勝ってきているチームで、勝負強いと感じています。(ジェフとしては)逆に勝負強さを出していけたらと思います。(相手の選手)それぞれに決定力があり、集中した守備ができていても一瞬のところのクロスで点を取るとか、ショートカウンターで決め切るところもあります。(他のチームでは)外してくれていたのを確実に決めてくる。そういう警戒をしなければいけないと思っています。
J2リーグ全体を通しても、このまま(横浜FCに)負けなしで独走されるのは避けたいですし、勝点的にも離されつつあるところで食らいつくという意味でも、リーグ全体を面白くしたいと思っています。自分たちが上に行くためにもここは大一番なので、試合を全員で楽しみたいと思います。
福満隆貴
(前々節の)新潟戦は自分たちらしい粘り強い守備のなか、最後にセットプレーで勝てたことがチームとして大きかったと思いますし、(前節の)町田戦は前からのプレスがハマってショートカウンターのシーンが多くありましたが得点が取れず、先に失点をしてしまいました。そこから慌てることなく攻撃を続けた結果、セットプレーで得点を取れたことは大きいと思います。
(横浜FCは)しっかり複数得点を取っているというところでは、攻撃力の高さが際立っていると感じています。(ジェフとしては)前からプレスに行ったときの精度、あとは決定力。“決め切るところで決め切るか”。基本的なところですが、そこを狙ってできるかどうかだと思います。もしかしたらチャンスは1回になってしまうかもしれませんが、その1回で決め切るためにチームとしてゴールを狙っていきたいです。(決定機でのゴールについて)自分たちは、あと一歩のところまできているので、あと一歩をみんなで掴み取れるように継続する。今やっていることに自信をもっているので、ゴールという結果を求めていくことで勝点3を取れると考えています。
[前節の布陣/横浜FC]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/横浜FC]
J2第4節 03/13 vs 水戸(H) 3○2
J2第5節 03/20 vs 岡山(A) 1△1
J2第6節 03/26 vs 甲府(A) 2○1
J2第7節 03/30 vs 山形(H) 2○1
J2第8節 04/03 vs 琉球(H) 3○1
[戦績/ジェフ]
J2第4節 03/13 vs 金沢(A) 1○0
J2第5節 03/20 vs 群馬(H) 0●1
J2第6節 03/26 vs 栃木(A) 1●2
J2第7節 03/30 vs 新潟(H) 1○0
J2第8節 04/03 vs 町田(A) 1△1
[過去の対戦成績]
17/04/22 横浜FC 4-0 千葉
17/11/19 千葉 2-1 横浜FC
18/05/20 横浜FC 3-3 千葉
18/09/23 千葉 0-1 横浜FC
19/04/21 横浜FC 3-1 千葉
19/07/27 千葉 1-3 横浜FC
TICKET
それでも、1-1のドローという結果以上に大きな手応えをつかんだゲームでもあった。尹晶煥監督が振り返る。
「3連戦の最後の試合で、体力的にキツいと思ったんですけど、選手たちが90分間積極的にやってくれたので良いところもけっこう見えてきました。守備も良かったのですが、攻撃も特に右サイドで前半けっこう良い崩しができました。全体的に攻守においてうまくできたところが多かったので、それを続けてできるようにしないといけないと思います」
強固な守備をベースとしながら、どんな相手の主導権も握ろうとする。そうした“今シーズンバージョン”のジェフのスタイルは少しずつ表現され始めている。町田戦でも絶好調の相手に対して守勢に甘んじるのではなく、ボールを持ったら左右に揺さぶり、サイドからチャンスを作っていい流れを作った。だからこそ77分に先制点を献上したショックは小さくなかったが、チームは折れることなくすぐにゴールを奪い返し、最後までどちらに転ぶかわからない一進一退の攻防の末に勝点1を手に入れた。多くの選手がピッチに戻り、メンバーが整ってきた中で競争が生まれているチーム状態は、着実に上向いていると実感することができる。
キャプテンの鈴木大輔が言う。
「守備のところでは全員でハードワークできていますし、直近の2試合でセットプレーから得点が取れているのはすごく良いことだと思います。チームとして、しっかりしたベースが出せてきていると思います」
だからこそ、このタイミングで迎える首位・横浜FCとの対戦は今シーズンの行方を占うビッグゲームとなる可能性が高い、ホームでの戦績の低迷は近年のジェフが直面し続けてきた課題であり、それを克服しなければ本当の意味での成長もJ1昇格も見えてこない。格好の舞台で向き合う格好の相手だ。
第8節終了時点で首位に立つ横浜FCの原動力は、やはり攻撃陣の破壊力にある。
基本システムは3-4-2-1でジェフと同じ。全試合にスタメン出場している1トップの小川航基は8試合で7得点、主に2列目に位置する伊藤 翔は4得点と気を吐いており、さらに絶対的なチャンスメーカーの長谷川 竜也、フェリペ ヴィゼウ、クレーベの外国籍アタッカーコンビも存在感を示している。
中盤はベテランの高橋秀人と手塚康平が中盤の舵取り役を担い、左サイドには武田英二郎、右サイドには山下諒也や亀川諒史、イサカ ゼインなどタイプの違うタレントが揃う。岩武克弥を軸とする最終ラインにも安定感があり、首位に立つ理由が十分に理解できる充実ぶりだ。2年間、J1を経験しただけに選手層は厚い。
尹監督が言う。
「他のチームとの差はやっぱり決定力のところじゃないかなと思います。内容的にはそこまで変わらないんですけど、チャンスが来たときに決め切るところが他のチームとちょっと違うという印象があるので、そこをどう守れるかがポイントになると思っています」
では、ジェフはどう戦うべきか。福満は「1回のチャンス」を生かすことの重要性を改めて口にした。
「前からプレスに行ったときの精度、あとは決定力。“決め切るところで決め切るか”。基本的なところですが、そこを狙ってできるかどうかだと思います。もしかしたらチャンスは1回になってしまうかもしれませんが、その1回で決め切るためにチームとしてゴールを狙っていきたいです」
尹監督はホームで勝つことの意味を常々口にしてきたし、今シーズン初勝利となった第7節アルビレックス新潟戦直後もそれについて改めて言及した。チームとしての機運は着実に高まっている。このタイミングで首位の横浜FCに勝つことができればその機運がさらに高まることは間違いない。このチャンスを生かさない手はないと誰もが理解しているからこそ、なんとしてもフクアリで、勝利の喜びを共有したい。
尹晶煥監督
(前節の町田戦は)3連戦の最後の試合で、体力的にキツいと思ったんですけど、選手たちが90分間積極的にやってくれたので良いところもけっこう見えてきました。守備も良かったのですが、攻撃も特に右サイドで前半けっこう良い崩しができました。全体的に攻守においてうまくできたところが多かったので、それを続けてできるようにしないといけないと思います。
(首位の横浜FCと)他のチームとの差はやっぱり決定力のところじゃないかなと思います。内容的にはそこまで変わらないんですけど、チャンスが来たときに決め切るところが他のチームとちょっと違うという印象があるので、そこをどう守れるかがポイントになると思っています。もちろん試合の中で波はあるとは思いますけど、その波をどれくらい出さないかが大事なので、相手が1位でも良い選手がそろっていても、そこを恐れずに自分たちのプレーができれば、もっとうまく解決(ゲームを進めること)ができるんじゃないかなと思います。
鈴木大輔
守備のところでは全員でハードワークできていますし、直近の2試合でセットプレーから得点が取れているのはすごく良いことだと思います。チームとして、しっかりしたベースが出せてきていると思います。
(横浜FCは)接戦を打ち合いでも勝ってきているチームで、勝負強いと感じています。(ジェフとしては)逆に勝負強さを出していけたらと思います。(相手の選手)それぞれに決定力があり、集中した守備ができていても一瞬のところのクロスで点を取るとか、ショートカウンターで決め切るところもあります。(他のチームでは)外してくれていたのを確実に決めてくる。そういう警戒をしなければいけないと思っています。
J2リーグ全体を通しても、このまま(横浜FCに)負けなしで独走されるのは避けたいですし、勝点的にも離されつつあるところで食らいつくという意味でも、リーグ全体を面白くしたいと思っています。自分たちが上に行くためにもここは大一番なので、試合を全員で楽しみたいと思います。
福満隆貴
(前々節の)新潟戦は自分たちらしい粘り強い守備のなか、最後にセットプレーで勝てたことがチームとして大きかったと思いますし、(前節の)町田戦は前からのプレスがハマってショートカウンターのシーンが多くありましたが得点が取れず、先に失点をしてしまいました。そこから慌てることなく攻撃を続けた結果、セットプレーで得点を取れたことは大きいと思います。
(横浜FCは)しっかり複数得点を取っているというところでは、攻撃力の高さが際立っていると感じています。(ジェフとしては)前からプレスに行ったときの精度、あとは決定力。“決め切るところで決め切るか”。基本的なところですが、そこを狙ってできるかどうかだと思います。もしかしたらチャンスは1回になってしまうかもしれませんが、その1回で決め切るためにチームとしてゴールを狙っていきたいです。(決定機でのゴールについて)自分たちは、あと一歩のところまできているので、あと一歩をみんなで掴み取れるように継続する。今やっていることに自信をもっているので、ゴールという結果を求めていくことで勝点3を取れると考えています。
[前節の布陣/横浜FC]
[前節の布陣/ジェフ]
[戦績/横浜FC]
J2第4節 03/13 vs 水戸(H) 3○2
J2第5節 03/20 vs 岡山(A) 1△1
J2第6節 03/26 vs 甲府(A) 2○1
J2第7節 03/30 vs 山形(H) 2○1
J2第8節 04/03 vs 琉球(H) 3○1
[戦績/ジェフ]
J2第4節 03/13 vs 金沢(A) 1○0
J2第5節 03/20 vs 群馬(H) 0●1
J2第6節 03/26 vs 栃木(A) 1●2
J2第7節 03/30 vs 新潟(H) 1○0
J2第8節 04/03 vs 町田(A) 1△1
[過去の対戦成績]
17/04/22 横浜FC 4-0 千葉
17/11/19 千葉 2-1 横浜FC
18/05/20 横浜FC 3-3 千葉
18/09/23 千葉 0-1 横浜FC
19/04/21 横浜FC 3-1 千葉
19/07/27 千葉 1-3 横浜FC