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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
ゴールデンウィークの5連戦を終えて第15節を消化したJ2リーグは、例年以上の大混戦模様に突入している。
首位に立つアルビレックス新潟と2位ベガルタ仙台、3位横浜FCが勝点「29」で並び、4位のファジアーノ岡山が5ポイント離れて勝点「24」、さらに5位モンテディオ山形が勝点「23」で続いている。以下、勝点「22」で6位の東京ヴェルディから同「19」で17位のジェフまでの差はわずかに3ポイント。ひとつの勝利で順位が大幅に変動する大混戦模様だからこそ、ここでしっかりと踏ん張り、着実にポイントを上乗せさせるチームの真価が問われている。
尹 晶煥監督が言う。
「内容的には良くなってきましたが、でもいろいろな面で足りないところもけっこう見えてきたというか、やっぱり積極的にもっとやらないといけないなということは感じています。満足はしていません。点を決めるためにはリスクを冒していかないといけないところもあるので、そういうところをもっと積極的にやっていきたい」
この5連戦、ジェフは2勝1分2敗という五分の戦績で勝点7を積み上げた。
浮き彫りになったポイントは、相手のスタイルに対する「相性」だ。大分トリニータや徳島ヴォルティスのように選手が流動的にポジションを変え、変化に飛んだパスワークで攻撃を組み立てようとするチームに対しては、新加入のチアゴ デ アロンソを最前線に配置するジェフの守備は思ったように機能しなかった。しかし、レノファ山口FCやファジアーノ岡山のように特定の“型”を持っているチームに対しては、こちらが組織的に連動するスタイルを貫けば互角以上に戦える。
5連戦のそうした経験を踏まえて、いかなる相手に対しても柔軟に対応できるチームになることが今のジェフの課題だ。試合を重ねながら少しずつ日本のサッカーに慣れつつあるチアゴ デ レオンソは、その点に対する自信と確信を示している。
「フィジカルのところでも徐々に良くなってきている感覚がありますし、そして自分も非常にインテンシティーの高い日本サッカーに慣れてきているのかなと思っています。(得点については)自分自身にもプレッシャーをかけています。そして自分のことをもっと見るよう、味方にもそういう要求をしています」
昨シーズンに続き、ブラウブリッツ秋田は吉田謙監督の下ではっきりとした型を持つチームを作り上げてきた。
第15節終了時点の戦績は6勝2分7敗。勝点「20」で15位。上位陣との対戦が続いた最近5試合は、ザスパクサツ群馬に競り勝った後でファジアーノ岡山、ベガルタ仙台に連敗。FC琉球に勝利して迎えた5連戦のラストゲームは、敵地で横浜FCと向き合い、1-0と見事な完封勝利を収めた。
チームのスタイルは昨シーズンから変わらない。圧倒的な運動量と球際の激しさ、強さをベースとし、積極的にロングボールを前線に放り込んでセカンドボール確保からの前進を図る。昨シーズンの対戦ではジェフはこのスタイルに苦しめられ、1分1敗と勝利を挙げることができなかった。
勝敗のポイントとなるのは、相手のロングボールに対する対応と、セカンドボールへの反応だ。この勝負に勝ってボール保持率を高め、自分たちの型、つまり両サイドに攻撃の起点を作ってのコンビネーションから縦に攻め込みたい。キャプテンの鈴木大輔は、試合の展開について次のように予想した。
「自分たちのやり方に自信を持って徹底してくる印象があります。強度の高い守備とカウンターのところ、ロングボールの競り合いやセカンドボールを拾うところ、バトルのところがポイントになると思いますが、そういう基本的なところをしっかりやってくる印象なので、逆に自分たちがそういうことを疎かにしないようにしたい」
尹 監督が言う。
「すごくハードワークしているチームで、やりたいことがハッキリしています。ロングボールが多いし、そのセカンドボールを拾ってどんどん前に進むというところが強みだと思います。そこにどれだけ対応できるか」
勝点3で大きなジャンプアップが期待できるからこそ、1勝の重みは計り知れない。この重要なゲームをホームで戦えること、その意味を噛み締めながら全力で勝点3を奪いにいきたい。
尹晶煥監督
(5連戦を経て)内容的には良くなってきましたが、でもいろいろな面で足りないところもけっこう見えてきたというか、やっぱり積極的にもっとやらないといけないなということは感じています。満足はしていません。点を決めるためにはリスクを冒していかないといけないところもあるので、そういうところをもっと積極的にやっていきたい。選手にもそういう話はしているので、ちょっとずつ変わってくると思います。
(秋田は)すごくハードワークしているチームで、やりたいことがハッキリしています。ロングボールが多いし、そのセカンドボールを拾ってどんどん前に進むというところが強みだと思います。そこにどれだけ対応できるか。その後のセカンドボールをどれくらい拾って攻撃につなげられるかが大事になると考えています。(秋田は)運動量が豊富で切り替えも早くて戻りも早いチームなので、カウンターに行くときとそうでないときの落ち着きがすごく大事だと思います。
鈴木大輔
(5連戦のなかで)修正しながらという部分はありました。自分たちからアグレッシブにボールを奪いに行くところは表現できたと思うので、そういったところは改善していると思っています。(終盤に得点を取ることが多く)負けの試合を引き分けに持っていくこと、引き分けの試合を勝ちに持っていく回数は増えたと思います。チームとしてのメンタリティーが上がっていると思います。
(秋田は)自分たちのやり方に自信を持って徹底してくる印象があります。強度の高い守備とカウンターのところ、ロングボールの競り合いやセカンドボールを拾うところ、バトルのところがポイントになると思いますが、そういう基本的なところをしっかりやってくる印象なので、逆に自分たちがそういうことを疎かにしないようにしたいです。一人ひとりのアグレッシブさがJ2の中で際立っているチームだと思いますし、上位陣相手にそういう戦いをして、しっかり勝ちを収めているチームなので、自分たちは本当にリスペクトしていますし、誰がというよりは秋田のサッカーに自分たちがしっかり挑んできたいと思っています。
チアゴ デ レオンソ
(前節は)ホームで勝てたので非常に気持ちよかったですし、勝利に飢えていた自分がいたので、勝ってホッとした気持ちもありました。そして何よりも、自分たちがこの試合に挑む姿勢、チームとして一体感を出す姿が見せられたと思っています。
(自身としては)フィジカルのところでも徐々に良くなってきている感覚がありますし、そして自分も非常にインテンシティーの高い日本サッカーに慣れてきているのかなと思っています。今までプレーしてきたリーグより、比べものにならないほどインテンシティーが高いです。(得点については)自分自身にもプレッシャーをかけています。そして自分のことをもっと見るよう、味方にもそういう要求をしています。
(秋田は)非常にアグレッシブに戦うチームだと思います。ただ、自分たちは彼らよりも技術的なところで上回っていると思っていますし、ブレずに技術のところで差を見せ続けられればいいと思います。そして何よりもホームで戦うので、彼らに負けないような闘争心を見せることができれば勝てると思います。
[前節の布陣/秋田]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/秋田]
J2第11節 04/24 vs 群馬(A) 1○0
J2第12節 04/27 vs 岡山(H) 0●1
J2第13節 05/01 vs 仙台(A) 1●3
J2第14節 05/04 vs 琉球(H) 2○1
J2第15節 05/08 vs 横浜FC(H)1○0
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第11節 04/23 vs 東京V(A) 1△1
J2第12節 04/27 vs 山口(H) 2○0
J2第13節 04/30 vs 大分(H) 0●3
J2第14節 05/04 vs 徳島(A) 0●1
J2第15節 05/08 vs 岡山(H) 1○0
[過去の対戦成績]
2021/03/14 千葉 0-2 秋田
2021/07/11 秋田 1-1 千葉
TICKET
首位に立つアルビレックス新潟と2位ベガルタ仙台、3位横浜FCが勝点「29」で並び、4位のファジアーノ岡山が5ポイント離れて勝点「24」、さらに5位モンテディオ山形が勝点「23」で続いている。以下、勝点「22」で6位の東京ヴェルディから同「19」で17位のジェフまでの差はわずかに3ポイント。ひとつの勝利で順位が大幅に変動する大混戦模様だからこそ、ここでしっかりと踏ん張り、着実にポイントを上乗せさせるチームの真価が問われている。
尹 晶煥監督が言う。
「内容的には良くなってきましたが、でもいろいろな面で足りないところもけっこう見えてきたというか、やっぱり積極的にもっとやらないといけないなということは感じています。満足はしていません。点を決めるためにはリスクを冒していかないといけないところもあるので、そういうところをもっと積極的にやっていきたい」
この5連戦、ジェフは2勝1分2敗という五分の戦績で勝点7を積み上げた。
浮き彫りになったポイントは、相手のスタイルに対する「相性」だ。大分トリニータや徳島ヴォルティスのように選手が流動的にポジションを変え、変化に飛んだパスワークで攻撃を組み立てようとするチームに対しては、新加入のチアゴ デ アロンソを最前線に配置するジェフの守備は思ったように機能しなかった。しかし、レノファ山口FCやファジアーノ岡山のように特定の“型”を持っているチームに対しては、こちらが組織的に連動するスタイルを貫けば互角以上に戦える。
5連戦のそうした経験を踏まえて、いかなる相手に対しても柔軟に対応できるチームになることが今のジェフの課題だ。試合を重ねながら少しずつ日本のサッカーに慣れつつあるチアゴ デ レオンソは、その点に対する自信と確信を示している。
「フィジカルのところでも徐々に良くなってきている感覚がありますし、そして自分も非常にインテンシティーの高い日本サッカーに慣れてきているのかなと思っています。(得点については)自分自身にもプレッシャーをかけています。そして自分のことをもっと見るよう、味方にもそういう要求をしています」
昨シーズンに続き、ブラウブリッツ秋田は吉田謙監督の下ではっきりとした型を持つチームを作り上げてきた。
第15節終了時点の戦績は6勝2分7敗。勝点「20」で15位。上位陣との対戦が続いた最近5試合は、ザスパクサツ群馬に競り勝った後でファジアーノ岡山、ベガルタ仙台に連敗。FC琉球に勝利して迎えた5連戦のラストゲームは、敵地で横浜FCと向き合い、1-0と見事な完封勝利を収めた。
チームのスタイルは昨シーズンから変わらない。圧倒的な運動量と球際の激しさ、強さをベースとし、積極的にロングボールを前線に放り込んでセカンドボール確保からの前進を図る。昨シーズンの対戦ではジェフはこのスタイルに苦しめられ、1分1敗と勝利を挙げることができなかった。
勝敗のポイントとなるのは、相手のロングボールに対する対応と、セカンドボールへの反応だ。この勝負に勝ってボール保持率を高め、自分たちの型、つまり両サイドに攻撃の起点を作ってのコンビネーションから縦に攻め込みたい。キャプテンの鈴木大輔は、試合の展開について次のように予想した。
「自分たちのやり方に自信を持って徹底してくる印象があります。強度の高い守備とカウンターのところ、ロングボールの競り合いやセカンドボールを拾うところ、バトルのところがポイントになると思いますが、そういう基本的なところをしっかりやってくる印象なので、逆に自分たちがそういうことを疎かにしないようにしたい」
尹 監督が言う。
「すごくハードワークしているチームで、やりたいことがハッキリしています。ロングボールが多いし、そのセカンドボールを拾ってどんどん前に進むというところが強みだと思います。そこにどれだけ対応できるか」
勝点3で大きなジャンプアップが期待できるからこそ、1勝の重みは計り知れない。この重要なゲームをホームで戦えること、その意味を噛み締めながら全力で勝点3を奪いにいきたい。
尹晶煥監督
(5連戦を経て)内容的には良くなってきましたが、でもいろいろな面で足りないところもけっこう見えてきたというか、やっぱり積極的にもっとやらないといけないなということは感じています。満足はしていません。点を決めるためにはリスクを冒していかないといけないところもあるので、そういうところをもっと積極的にやっていきたい。選手にもそういう話はしているので、ちょっとずつ変わってくると思います。
(秋田は)すごくハードワークしているチームで、やりたいことがハッキリしています。ロングボールが多いし、そのセカンドボールを拾ってどんどん前に進むというところが強みだと思います。そこにどれだけ対応できるか。その後のセカンドボールをどれくらい拾って攻撃につなげられるかが大事になると考えています。(秋田は)運動量が豊富で切り替えも早くて戻りも早いチームなので、カウンターに行くときとそうでないときの落ち着きがすごく大事だと思います。
鈴木大輔
(5連戦のなかで)修正しながらという部分はありました。自分たちからアグレッシブにボールを奪いに行くところは表現できたと思うので、そういったところは改善していると思っています。(終盤に得点を取ることが多く)負けの試合を引き分けに持っていくこと、引き分けの試合を勝ちに持っていく回数は増えたと思います。チームとしてのメンタリティーが上がっていると思います。
(秋田は)自分たちのやり方に自信を持って徹底してくる印象があります。強度の高い守備とカウンターのところ、ロングボールの競り合いやセカンドボールを拾うところ、バトルのところがポイントになると思いますが、そういう基本的なところをしっかりやってくる印象なので、逆に自分たちがそういうことを疎かにしないようにしたいです。一人ひとりのアグレッシブさがJ2の中で際立っているチームだと思いますし、上位陣相手にそういう戦いをして、しっかり勝ちを収めているチームなので、自分たちは本当にリスペクトしていますし、誰がというよりは秋田のサッカーに自分たちがしっかり挑んできたいと思っています。
チアゴ デ レオンソ
(前節は)ホームで勝てたので非常に気持ちよかったですし、勝利に飢えていた自分がいたので、勝ってホッとした気持ちもありました。そして何よりも、自分たちがこの試合に挑む姿勢、チームとして一体感を出す姿が見せられたと思っています。
(自身としては)フィジカルのところでも徐々に良くなってきている感覚がありますし、そして自分も非常にインテンシティーの高い日本サッカーに慣れてきているのかなと思っています。今までプレーしてきたリーグより、比べものにならないほどインテンシティーが高いです。(得点については)自分自身にもプレッシャーをかけています。そして自分のことをもっと見るよう、味方にもそういう要求をしています。
(秋田は)非常にアグレッシブに戦うチームだと思います。ただ、自分たちは彼らよりも技術的なところで上回っていると思っていますし、ブレずに技術のところで差を見せ続けられればいいと思います。そして何よりもホームで戦うので、彼らに負けないような闘争心を見せることができれば勝てると思います。
[前節の布陣/秋田]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/秋田]
J2第11節 04/24 vs 群馬(A) 1○0
J2第12節 04/27 vs 岡山(H) 0●1
J2第13節 05/01 vs 仙台(A) 1●3
J2第14節 05/04 vs 琉球(H) 2○1
J2第15節 05/08 vs 横浜FC(H)1○0
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第11節 04/23 vs 東京V(A) 1△1
J2第12節 04/27 vs 山口(H) 2○0
J2第13節 04/30 vs 大分(H) 0●3
J2第14節 05/04 vs 徳島(A) 0●1
J2第15節 05/08 vs 岡山(H) 1○0
[過去の対戦成績]
2021/03/14 千葉 0-2 秋田
2021/07/11 秋田 1-1 千葉