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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
今シーズン6度目となる“連勝”への挑戦は、成功すれば大きな前進、失敗すれば大きな後退を意味する重要なチャレンジとなりそうだ。
前節、敵地でV・ファーレン長崎に2-0と完勝したジェフは、尹 晶煥監督が就任直後から指摘し続けてきた「集中力」の改善を見た。守備の設定も、そこから生まれる攻撃の設定も立ち上がりからプランどおり。組織全体をコンパクトに保ち、プレスをかけながら相手を引き込んでボールにアタックすると、セカンドボールを拾ってショートカウンターにつなげた。
セットプレーの流れから新井一耀のゴールが生まれたのは10分。その後は落ち着いて試合を進め、68分にはチアゴ デ レオンソの加入後初ゴールによって一気に勝利を引き寄せた。チャンスの多さを考えれば決定力はまだまだ不十分だが、90分のマネジメントという点においてはほとんどパーフェクトなゲームだったと言っていい。尹監督が言う。
「集中している姿がすごく見えて、そういうところが攻守において良くなってきたことが勝利につながったと思います。いつも精神力や集中力の話はしています。まずそこが強くならないと、技術とかも集中力が切れてしまうと何もできません。まずそういうところをいつも話しています」
この勝利によって第18節終了時点の戦績を6勝5分7敗とした勝点「23」のジェフは13位に浮上。4位ファジアーノ岡山が勝点「28」と“2試合差以内”につけており、J2リーグは依然として大混戦が続いている。内容にも結果にも満足できる点は多くないが、まだまだ十分に前を追える。チームリーダーの田口泰士はその点を強調した。
「納得のいく結果は得られていませんが、まだまだ巻き返せる余地は大いにあります。そのために前節の勝利は絶対条件でしたし、勝利をさらに良いものにするためにも次のホームゲームでは必ず勝点3が必要だと思います。内容の良い試合は続いていると思いますが、結果が伴っていないことが問題で、その中で勝ち切れた前節は大きかったです」
今節、フクアリに戻ったジェフは水戸ホーリーホックを迎え撃つ。6勝4分8敗の水戸は16位につけているが、ジェフとの勝点差1ポイントと僅差で、つまり絶対に負けられない相手だ。前節はホームでアルビレックス新潟に0-3と完敗を喫したものの、最近5試合の戦績は2勝1分2敗と五分。ここ数年の対戦成績を考えても、難しい相手であることは間違いない。
尹監督が言う。
「(水戸は)対戦するチームによってシステムをけっこう変えてくるチームだと思っています。新潟との試合(前節)では4バックで相手に合わせて戦っていて、それが連戦の3試合目でどういう感じになるのか分かりませんが、お互い集中して戦うべきだと思います。相手の攻撃はけっこう積極的に前に来るし、前から守備することも多いです」
相手の出方を見極め、ピッチ内で戦い方に変化を加えるマネジメントはジェフが昨シーズン後半から磨き上げてきた“武器”のひとつだ。水戸がどのような戦い方を選択しても、こちらはピッチ内でそれを見極め、自分たちのスタイルを当てはめて応戦し、主導権を握ろうとするのみ。勝敗の行方を左右する重要なポイントはまさにそこで、徳島ヴォルティス戦や大分トリニータ戦のように、見極めが遅れて前半を無駄にするような戦いだけは避けなければならない。福満隆貴が言う。
「(水戸は)ショートカウンターが得意なチーム。ボールを取られないことは大事ですが、ボールを取られたときの切り替えは、いつも以上に意識していかなければと思います。(相手のプレスは)前からプレッシングをし、ボールを奪ってからのカウンターで得点をしているシーンが多く、得意としているようです。それをさせないようなポジショニングやサポートをするなど、攻守の切り替えが大事になる試合だと思います」
来週水曜日の天皇杯を含む5連戦。ここで勢いに乗れるかどうかは今シーズンの結末を左右する大きなポイントとなるだろう。田口の言うとおり、前節、長崎の地でつかんだ手応えを簡単に手放すわけないはいかない。今シーズン初の連勝が実現すれば、大きな一歩を踏み出せるはずだ。
尹晶煥監督
(前節の長崎戦は)集中している姿がすごく見えて、そういうところが攻守において良くなってきたことが勝利につながったと思います。
(水戸は)対戦するチームによってシステムをけっこう変えてくるチームだと思っています。新潟との試合(前節)では4バックで相手に合わせて戦っていて、それが連戦の3試合目でどういう感じになるのか分かりませんが、お互い集中して戦うべきだと思います。相手の攻撃はけっこう積極的に前に来るし、前から守備することも多いです。積極的に出て行くシーンがけっこう多かったので、それをやられないようにすることが一番いいと思います。相手が狙っているところにハマらないようにするのが一番大事です。
いつも精神力や集中力の話はしています。まずそこが強くならないと、技術とかも集中力が切れてしまうと何もできません。まずそういうところをいつも話しています。それくらい勝ちたい気持ちがあれば90分間集中してやってくれると思いますし、フクアリで3連戦なので、全部勝ちたいという気持ちで準備をしています。
田口泰士
(ここまで)納得のいく結果は得られていませんが、まだまだ巻き返せる余地は大いにあります。そのために前節の勝利は絶対条件でしたし、勝利をさらに良いものにするためにも次のホームゲームでは必ず勝点3が必要だと思います。内容の良い試合は続いていると思いますが、結果が伴っていないことが問題で、その中で勝ち切れた前節は大きかったです。
得点を奪えないと勝てないので、そこはもっと突き詰めていきたいと思います。(水戸は)若い選手が多くて勢いがありますし、技術ある選手も多い。チームとしても、しっかりボールを保持しながらという戦い方をしてくるなかで、自分たちも自信をもってプレーできれば必ず良い結果が出ると思っています。前節のように全員が勝ちたい気持ちを前面に出して、自分たちのやりたいプレー、やりたいサッカーができたら、必ず勝点3は得られると思います。前節に限らず早い時間帯での先制点は大事なので、早く得点を取れるに越したことはありません。(大事になるのは)続けていくこと。前節のように、自分たちでゲームコントロールしながら90分間戦うことです。
福満隆貴
(前節の長崎戦で)失点しなかったことはチームとしても大きかったですし、その前の熊本戦で最後に追いつき、「その勝点1を無駄にしないように、この試合に必ず勝って千葉に帰る」と選手・スタッフを含めて話をしていたので、勝って帰ることができて良かったと思っています。(自身としては)どのポジションを与えられても100%でプレーすることは変わりませんし、(失点を)ゼロで抑えて勝てたことはアピールになったと思います。
(水戸は)ショートカウンターが得意なチーム。ボールを取られないことは大事ですが、ボールを取られたときの切り替えは、いつも以上に意識していかなければと思います。(相手のプレスは)前からプレッシングをし、ボールを奪ってからのカウンターで得点をしているシーンが多く、得意としているようです。それをさせないようなポジショニングやサポートをするなど、攻守の切り替えが大事になる試合だと思います。
(自身のアシストやゴールは)狙いつつ、チームの勝利にまずは貢献する。それをしていくことで、アシストとゴールはついてくると思います。ホームで勝って、連勝という良い流れにもっていきたいです。
[前節の布陣/水戸]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/水戸]
J2第14節 05/04 vs 岡山(A) 1●2
J2第15節 05/08 vs 町田(H) 0△0
J2第16節 05/14 vs 東京V(A) 2○0
J2第17節 05/21 vs 岩手(H) 3○0
J2第18節 05/25 vs 新潟(H) 0●3
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第14節 05/04 vs 徳島(A) 0●1
J2第15節 05/08 vs 岡山(H) 1○0
J2第16節 05/15 vs 秋田(H) 0●1
J2第17節 05/21 vs 熊本(A) 1△1
J2第18節 05/25 vs 長崎(A) 2○0
[過去の対戦成績]
19/03/17 水戸 1-1 千葉
19/09/14 千葉 2-1 水戸
20/07/04 水戸 0-3 千葉
20/10/10 千葉 1-5 水戸
21/04/21 水戸 0-1 千葉
21/11/07 千葉 2-2 水戸
TICKET
前節、敵地でV・ファーレン長崎に2-0と完勝したジェフは、尹 晶煥監督が就任直後から指摘し続けてきた「集中力」の改善を見た。守備の設定も、そこから生まれる攻撃の設定も立ち上がりからプランどおり。組織全体をコンパクトに保ち、プレスをかけながら相手を引き込んでボールにアタックすると、セカンドボールを拾ってショートカウンターにつなげた。
セットプレーの流れから新井一耀のゴールが生まれたのは10分。その後は落ち着いて試合を進め、68分にはチアゴ デ レオンソの加入後初ゴールによって一気に勝利を引き寄せた。チャンスの多さを考えれば決定力はまだまだ不十分だが、90分のマネジメントという点においてはほとんどパーフェクトなゲームだったと言っていい。尹監督が言う。
「集中している姿がすごく見えて、そういうところが攻守において良くなってきたことが勝利につながったと思います。いつも精神力や集中力の話はしています。まずそこが強くならないと、技術とかも集中力が切れてしまうと何もできません。まずそういうところをいつも話しています」
この勝利によって第18節終了時点の戦績を6勝5分7敗とした勝点「23」のジェフは13位に浮上。4位ファジアーノ岡山が勝点「28」と“2試合差以内”につけており、J2リーグは依然として大混戦が続いている。内容にも結果にも満足できる点は多くないが、まだまだ十分に前を追える。チームリーダーの田口泰士はその点を強調した。
「納得のいく結果は得られていませんが、まだまだ巻き返せる余地は大いにあります。そのために前節の勝利は絶対条件でしたし、勝利をさらに良いものにするためにも次のホームゲームでは必ず勝点3が必要だと思います。内容の良い試合は続いていると思いますが、結果が伴っていないことが問題で、その中で勝ち切れた前節は大きかったです」
今節、フクアリに戻ったジェフは水戸ホーリーホックを迎え撃つ。6勝4分8敗の水戸は16位につけているが、ジェフとの勝点差1ポイントと僅差で、つまり絶対に負けられない相手だ。前節はホームでアルビレックス新潟に0-3と完敗を喫したものの、最近5試合の戦績は2勝1分2敗と五分。ここ数年の対戦成績を考えても、難しい相手であることは間違いない。
尹監督が言う。
「(水戸は)対戦するチームによってシステムをけっこう変えてくるチームだと思っています。新潟との試合(前節)では4バックで相手に合わせて戦っていて、それが連戦の3試合目でどういう感じになるのか分かりませんが、お互い集中して戦うべきだと思います。相手の攻撃はけっこう積極的に前に来るし、前から守備することも多いです」
相手の出方を見極め、ピッチ内で戦い方に変化を加えるマネジメントはジェフが昨シーズン後半から磨き上げてきた“武器”のひとつだ。水戸がどのような戦い方を選択しても、こちらはピッチ内でそれを見極め、自分たちのスタイルを当てはめて応戦し、主導権を握ろうとするのみ。勝敗の行方を左右する重要なポイントはまさにそこで、徳島ヴォルティス戦や大分トリニータ戦のように、見極めが遅れて前半を無駄にするような戦いだけは避けなければならない。福満隆貴が言う。
「(水戸は)ショートカウンターが得意なチーム。ボールを取られないことは大事ですが、ボールを取られたときの切り替えは、いつも以上に意識していかなければと思います。(相手のプレスは)前からプレッシングをし、ボールを奪ってからのカウンターで得点をしているシーンが多く、得意としているようです。それをさせないようなポジショニングやサポートをするなど、攻守の切り替えが大事になる試合だと思います」
来週水曜日の天皇杯を含む5連戦。ここで勢いに乗れるかどうかは今シーズンの結末を左右する大きなポイントとなるだろう。田口の言うとおり、前節、長崎の地でつかんだ手応えを簡単に手放すわけないはいかない。今シーズン初の連勝が実現すれば、大きな一歩を踏み出せるはずだ。
尹晶煥監督
(前節の長崎戦は)集中している姿がすごく見えて、そういうところが攻守において良くなってきたことが勝利につながったと思います。
(水戸は)対戦するチームによってシステムをけっこう変えてくるチームだと思っています。新潟との試合(前節)では4バックで相手に合わせて戦っていて、それが連戦の3試合目でどういう感じになるのか分かりませんが、お互い集中して戦うべきだと思います。相手の攻撃はけっこう積極的に前に来るし、前から守備することも多いです。積極的に出て行くシーンがけっこう多かったので、それをやられないようにすることが一番いいと思います。相手が狙っているところにハマらないようにするのが一番大事です。
いつも精神力や集中力の話はしています。まずそこが強くならないと、技術とかも集中力が切れてしまうと何もできません。まずそういうところをいつも話しています。それくらい勝ちたい気持ちがあれば90分間集中してやってくれると思いますし、フクアリで3連戦なので、全部勝ちたいという気持ちで準備をしています。
田口泰士
(ここまで)納得のいく結果は得られていませんが、まだまだ巻き返せる余地は大いにあります。そのために前節の勝利は絶対条件でしたし、勝利をさらに良いものにするためにも次のホームゲームでは必ず勝点3が必要だと思います。内容の良い試合は続いていると思いますが、結果が伴っていないことが問題で、その中で勝ち切れた前節は大きかったです。
得点を奪えないと勝てないので、そこはもっと突き詰めていきたいと思います。(水戸は)若い選手が多くて勢いがありますし、技術ある選手も多い。チームとしても、しっかりボールを保持しながらという戦い方をしてくるなかで、自分たちも自信をもってプレーできれば必ず良い結果が出ると思っています。前節のように全員が勝ちたい気持ちを前面に出して、自分たちのやりたいプレー、やりたいサッカーができたら、必ず勝点3は得られると思います。前節に限らず早い時間帯での先制点は大事なので、早く得点を取れるに越したことはありません。(大事になるのは)続けていくこと。前節のように、自分たちでゲームコントロールしながら90分間戦うことです。
福満隆貴
(前節の長崎戦で)失点しなかったことはチームとしても大きかったですし、その前の熊本戦で最後に追いつき、「その勝点1を無駄にしないように、この試合に必ず勝って千葉に帰る」と選手・スタッフを含めて話をしていたので、勝って帰ることができて良かったと思っています。(自身としては)どのポジションを与えられても100%でプレーすることは変わりませんし、(失点を)ゼロで抑えて勝てたことはアピールになったと思います。
(水戸は)ショートカウンターが得意なチーム。ボールを取られないことは大事ですが、ボールを取られたときの切り替えは、いつも以上に意識していかなければと思います。(相手のプレスは)前からプレッシングをし、ボールを奪ってからのカウンターで得点をしているシーンが多く、得意としているようです。それをさせないようなポジショニングやサポートをするなど、攻守の切り替えが大事になる試合だと思います。
(自身のアシストやゴールは)狙いつつ、チームの勝利にまずは貢献する。それをしていくことで、アシストとゴールはついてくると思います。ホームで勝って、連勝という良い流れにもっていきたいです。
[前節の布陣/水戸]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/水戸]
J2第14節 05/04 vs 岡山(A) 1●2
J2第15節 05/08 vs 町田(H) 0△0
J2第16節 05/14 vs 東京V(A) 2○0
J2第17節 05/21 vs 岩手(H) 3○0
J2第18節 05/25 vs 新潟(H) 0●3
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第14節 05/04 vs 徳島(A) 0●1
J2第15節 05/08 vs 岡山(H) 1○0
J2第16節 05/15 vs 秋田(H) 0●1
J2第17節 05/21 vs 熊本(A) 1△1
J2第18節 05/25 vs 長崎(A) 2○0
[過去の対戦成績]
19/03/17 水戸 1-1 千葉
19/09/14 千葉 2-1 水戸
20/07/04 水戸 0-3 千葉
20/10/10 千葉 1-5 水戸
21/04/21 水戸 0-1 千葉
21/11/07 千葉 2-2 水戸