TOP TEAM選手・試合情報

試合日程・結果

2022 SEASON MATCHES試合日程・結果

第102回天皇杯 JFA 第102回全日本サッカー選手権大会が幕を開ける。

2回戦から出場するジェフの初戦の相手は、同じJ2リーグを舞台するツエーゲン金沢。第19節終了時点のJ2リーグでは7勝6分6敗の戦績で勝点「27」を記録し、8位につけているチームだ。ジェフとの勝点差はわずかに「1」。もちろん順位も肉薄している。

もっとも、最近5試合は3勝1分1敗と白星が先行しており、ここ3試合は負けなしと好調を維持している。第17節はモンテディオ山形に1-1のドローを演じたものの、第18節は敵地ながら東京ヴェルディに3-1と快勝し、前節はいわてグルージャ盛岡に2-1と競り勝って連勝を成し遂げた。

尹 晶煥監督が言う。

「お互い中2日で試合をするし、天皇杯というまた特別な試合でもあります。僕らは今(プレー可能な)人数がそこまでいないので、なかなかメンバーを組むのも難しいところなんですけど、(これまでリーグ戦に)出ていなかった選手たちにチャンスを与えるべきなのか、キツいけどこの前の試合(水戸戦)のメンバーを中心にするべきなのか、少し悩んでいるところです」

この試合の後、週末のリーグ戦第20節はジェフが中3日、金沢が中2日で行われることになっており、両指揮官ともメンバー編成には苦心するだろう。ちなみに金沢は前々節の東京V戦、前節の岩手戦ともまったく同じスタメンで戦っているため、週末のリーグ戦を考慮するとメンバーの大幅に入れ替える可能性も考えられる。

いずれにしても、途中出場から前節の決勝ゴールをアシストした豊田陽平を始め、特徴的な個のタレントが揃ったチームだ。結果を残しているここ3試合は中盤の配置を変えて4-3-1-2とし、技巧派MFの嶋田慎太郎をトップ下に据えたことで攻撃に躍動感が生まれている。どのようなメンバーで戦うにしても、ここ数試合で状態を上げてきたジェフのスタイル、その精度を落とすことなく戦いたい。

新井一耀が言う。

「リーグ戦での前回対戦(第4節)は1-0で勝ちましたが、なかなか簡単にいく試合ではありませんでした。ピンチもあったなかで、自分たちが1点を取って守り切れた。(今回も)難しい試合になるとは思いますが、後ろがしっかり耐えて(失点を)ゼロでいければ、今のチーム状況だったら得点が取れると思いますし、セットプレーでも得点を取れる自信があります。まずは早い時間帯に失点しないことが大事です。そこに集中してプレーしたいです」

決定力を課題としてきたジェフも、ここ3試合、積極的な攻撃参加によって厚みのあるサイド攻撃を演出し、そこから数多くのチャンスを演出している。前節の水戸ホーリーホック戦は先制点を奪われながらも積極性を失わず、ブワニカ啓太や風間宏矢ら前線のタレントが結果を残して逆転勝利に貢献した。

ブワニカが言う。

「自分が出場した試合で2回対戦していますが、パスをつないでくる良いチームで、守備で振り回されたところがあります。ビルドアップがうまいチームという印象です。(そういう相手に対して)相手に合わせるというより、自分たちが持っているモノをピッチの上で出すだけだと思っているので、“相手がこうだからこうする”といったようことは考えていません」

今シーズン初の連勝を成し遂げたチームには“流れ”が来つつある。尹監督が言う。

「今のチームの雰囲気でいえば、(リーグ戦で)2連勝してすごく良い雰囲気なので、天皇杯にも勝って、その雰囲気にのっていきたい気持ちはあります。明日勝ってその雰囲気を(週末のリーグ戦の)仙台戦に持っていきたいです」

ハードなスケジュールでの連戦が続くが、この勢いを加速させて週末の首位・ベガルタ仙台戦に望むためにも勝利という結果がほしい。ホームのメリットを最大限に活かして、まずは2回戦を突破しよう。


尹晶煥監督
(直近のリーグ戦の水戸戦は)先に失点はしてしまいましたが、そのあとすぐ同点ゴールと追加点まで入れることができました。みんなが落ち着いてプレーをしてくれたので、そういうところは良かったと思います。
(明日の天皇杯は)お互い中2日で試合をするし、天皇杯というまた特別な試合でもあります。僕らは今(プレー可能な)人数がそこまでいないので、なかなかメンバーを組むのも難しいところなんですけど、(これまでリーグ戦に)出ていなかった選手たちにチャンスを与えるべきなのか、キツいけどこの前の試合(水戸戦)のメンバーを中心にするべきなのか、少し悩んでいるところです。この5連戦が終わったあとは、(試合間隔が)週1回とか3連戦で、そこまでの(5連戦ほどの)ハードなスケジュールではないので、うまく対応はできると思うんですけど、そういうところが今の悩みですね。
(天皇杯に対しては)いろいろな考え方があると思います。今のチームの雰囲気でいえば、(リーグ戦で)2連勝してすごく良い雰囲気なので、天皇杯にも勝って、その雰囲気にのっていきたい気持ちはあります。明日勝ってその雰囲気を(週末のリーグ戦の)仙台戦に持っていきたいです。


新井一耀
(金沢との)リーグ戦での前回対戦(第4節)は1-0で勝ちましたが、なかなか簡単にいく試合ではありませんでした。ピンチもあったなかで、自分たちが1点を取って守り切れた。(今回も)難しい試合になるとは思いますが、後ろがしっかり耐えて(失点を)ゼロでいければ、今のチーム状況だったら得点が取れると思いますし、セットプレーでも得点を取れる自信があります。まずは早い時間帯に失点しないことが大事です。そこに集中してプレーしたいです。
1点取ると受け身になってしまうというか、守りに入ることがありますが、最近は受け身にならずに守備も攻撃的な形で意識して出ていくことをやっています。キツく耐えるのが難しい時間帯もあるかもしれませんが、そういう時間帯を耐えることによって、また自分たちのペースにもなりますし、そこがすごく大事だと感じています。
去年の天皇杯は川崎フロンターレに(3回戦で)PK戦の末負けてしまいましたが、自分たちもそういう戦い方はできる。90分で試合に勝てればいいのですが、連戦ですし、延長プラスPK戦に入ることも考えると総力戦にもなると思います。メンバーに入った選手全員で、その一戦に勝ち切ることを意識したいです。


ブワニカ啓太
(水戸戦で今シーズン初ゴールを決めたが)次の試合に向けて気持ちを切り替えてやっています。利き足ではない左足で、あんなに良いシュートが打てた試合は人生で一度もなかった。左足で初めてプロになって決めたことが良かったです。良いゴールだったと思っていますが、今は次に向けて準備しなければダメだと考えています。
(天皇杯は)トーナメント方式で、得失点も関係ありません。1-0でも2-0でも勝つことが大事なので、自分が得点を取ることしか今は考えていません。キレイなゴールができればいいのですが、得点が入れば何でもいいです。(相手の金沢に所属する)稲葉楽選手や須藤直輝選手は同じ世代の仲間なので、そこには負けたくないですし、違いを見せられたらと思っています。自分が出場した試合で2回対戦していますが、パスをつないでくる良いチームで、守備で振り回されたところがあります。ビルドアップがうまいチームという印象です。(そういう相手に対して)相手に合わせるというより、自分たちが持っているモノをピッチの上で出すだけだと思っているので、“相手がこうだからこうする”といったようことは考えていません。



[前節の布陣/金沢]


[前節の布陣/ジェフ]


[最近5試合の戦績/金沢]
J2第15節 05/08 vs 山口(H) 1○0
J2第16節 05/15 vs 仙台(A) 1●4
J2第17節 05/21 vs 山形(H) 1△1
J2第18節 05/25 vs 東京V(A) 3○1
J2第19節 05/29 vs 岩手(H) 2○1


[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第15節 05/08 vs 岡山(H) 1○0
J2第16節 05/15 vs 秋田(H) 0●1
J2第17節 05/21 vs 熊本(A) 1△1
J2第18節 05/25 vs 長崎(A) 2○0
J2第19節 05/29 vs 水戸(H) 2○1


[過去の対戦成績]
20/07/15 金沢 0-2 千葉
20/10/21 千葉 2-0 金沢
21/04/11 金沢 0-1 千葉
21/07/17 千葉 2-1 金沢
22/03/13 金沢 0-1 千葉

TICKET
INFO
この試合の
チケット情報
6.1 (水) 19:00 KICKOFF 第102回 天皇杯 2回戦 VS ツエーゲン金沢

試合会場フクダ電子アリーナ

この試合のチケット購入はこちら