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2022 SEASON MATCHES試合日程・結果
ツエーゲン金沢に逆転負けを喫した天皇杯2回戦は、特にリードした後半のゲームコントロールの未熟さを露呈した。後半途中までは完全に主導権を握って“ジェフの試合”を展開していただけに、悔やまれる敗戦だった。
もちろん天皇杯敗退は残念だが、この敗戦によってリーグ戦で掴みつつある勢いを消すわけにはいかない。ジェフは第17節ロアッソ熊本戦戦から2勝1分と3戦無敗を継続中。故障者の続出や過密日程によるコンディション不安はあるものの、この踏ん張りどころで継続的に結果を残して一気に上位争いを視野に入れたいところだ。
そうした重要なタイミングで、首位のベガルタ仙台をホームに迎えられることを“チャンス”と捉えたい。
第19節終了時点で12勝3分4敗、勝点「39」の戦績はリーグ1位。特に4月以降の12試合は9勝1分2敗と絶好調で、36得点はリーグ1位。6得点の富樫敬真を筆頭に、氣田亮真は5得点、中山仁斗と遠藤康は4得点、フェリペ カルドーゾ、フォギーニョ、皆川佑介は3得点、さらに吉野恭平と名倉 巧が2得点と、複数得点者が9選手もいることが今シーズンの特長であり、その強さを物語っていると言える。
尹 晶煥監督が言う。
「(警戒したいところは)いろいろありますね。遠藤康選手が起点になることもあれば、前は速い選手もいて、中盤でコントロールできる外国籍選手もいる。前の選手の決定力はけっこう高く、特にミドルシュートが多いチームだなという印象で、それでいて守備も堅い。ただ攻撃だけではなくて、しっかり守るときは守るというチーム」
基本システムは4-4-2で、2トップは富樫、中山、皆川、フェリペ カルドーゾとタレント豊富。中盤には遠藤やフォギーニョといった経験豊富なベテランを中心としながら、ジェフU-18出身の気鋭のアタッカーとして注目を集める氣田亮真ら若手の高タレントも顔をそろえる。失点23は決して少なくないが、安定感抜群の平岡康裕をはじめ、1対1の局面に強いタレントが多い印象だ。
風間宏矢が言う。
「一人ひとり良い選手がいるなという印象です。どこが相手だとかチームもそこまで意識していないと思いますが、ここで勝てばリーグ戦3連勝。当たり前ですが、連勝を重ねられればチームはどんどん上がっていくので、そこへのモチベーションはみんなすごくあります」
ここ数試合のジェフは攻撃面のアグレッシブさを発揮して主導権を握り、徐々に“らしさ”を取り戻しつつある印象だ。左右サイドを広く使いながら、素早いサポートで数的優位を作りフィニッシュにつなげる。そうした理想的なチャンスメイクの数は着実に増えており、それが結果につながっている。
相手のあるサッカーでどういう試合になるかを予想するのは難しいが、ここ数試合で発揮しつつある“ジェフらしさ”を示せれば首位の仙台を相手にしても“いいゲーム”ができるだろう。だからこそ、結果を出すために、ここまでの課題である決定力とゲームコントロール能力を発揮したい。
チャン ミンギュが言う。
「強い相手と対戦することは楽しいですし、そのなかでも(ジェフが)この状況をどう乗り越えていくのかが必要。個人的よりもチームとして仙台戦をうまく乗り越える準備をしていきたいです。1位のチームと対戦するので勝点差を縮めていかなければいけませんし、順位としても混戦になっているので、早く抜け出すためにも勝たなければいけない試合だと思っています」
連勝によって勝点を26に伸ばしたジェフは、順位を10位にまで浮上させた。首位仙台との差は13ポイントと離れているが、4位FC町田ゼルビアとの差はわずか3ポイント。この試合の3ポイントがいかに大きな意味を持っているかがよくわかる。
天皇杯での逆転負けによる精神的なショック、過密日程によるフィジカルコンディションの不安、さらに故障車の続出など不安要素はいくつも挙げられる。しかしそれをチーム一丸となってはね返せるほどの力がなければ、J1昇格の可能は見えてこない。ここが勝負どころだ。
尹晶煥監督
仙台は、スタート(序盤)はそこまでうまくハマっていないような感じだったんですけど、徐々に徐々にチームの力を発揮して、今1位にいるのは当たり前だなという感じがあります。能力の高い選手が前にも後ろにもいるので、それがけっこう噛み合ってうまくいっているような印象を持っています。(警戒したいところは)いろいろありますね。遠藤康選手が起点になることもあれば、前は速い選手もいて、中盤でコントロールできる外国籍選手もいる。前の選手の決定力はけっこう高く、特にミドルシュートが多いチームだなという印象で、それでいて守備も堅い。ただ攻撃だけではなくて、しっかり守るときは守るというチーム。(ジェフとしては)なかなかキレイにうまくいくことは少ないと思いますが、お互い連戦でどっちがより集中してやるかで勝負が決まると思うので、そこを大事にしていきたいです。仙台は今1位なんですけど、この山場を乗り越えるためには明日の試合がすごく大事だという話もしたので、集中してやってくれると思います。
チャン ミンギュ
(仙台戦は)ホームゲームなので必ず勝ちたいです。上位3チームと4位からは勝点が離れているところもあるので、ついていかなければいけません。仙台の試合を見ると攻撃の部分が強いと思いました。守備の選手も攻撃参加し、セットプレーも参加して力強さがあります。自分たちが先制されても勝てるという自信をもってプレーしていると感じるので、相手に負けないことが我々には必要だと思います。
強い相手と対戦することは楽しいですし、そのなかでも(ジェフが)この状況をどう乗り越えていくのかが必要。個人的よりもチームとして仙台戦をうまく乗り越える準備をしていきたいです。1位のチームと対戦するので勝点差を縮めていかなければいけませんし、順位としても混戦になっているので、早く抜け出すためにも勝たなければいけない試合だと思っています。(これまで)上位チームと対戦したなかでも、悪いゲームはありませんでした。(ジェフは)今、守備の選手の得点が多くなっていますが、前線の選手にも得点が生まれてきているので、仙台戦に関しても良い準備をして、最後のチャンスで決め切れれば良い結果につながると思っています。
風間宏矢
(リードをしたあと)それで守り切れたら結果的にOKということになりますが、リードされている相手チームが前掛かりに来るのは間違いないので、そういうところで自分たちがいかにボールを持つ時間帯を作るか。そこで仕留めに行く部分とか、1回やり直す部分とか、そういうところの使い分けをもう少しうまく展開できたら、チームとしては楽になると思っています。
(仙台は)一人ひとり良い選手がいるなという印象です。どこが相手だとかチームもそこまで意識していないと思いますが、ここで勝てばリーグ戦3連勝。当たり前ですが、連勝を重ねられればチームはどんどん上がっていくので、そこへのモチベーションはみんなすごくあります。(相手がどこであれ)毎試合楽しみですが、(今節は)首位の相手を叩くという意味で、そこへのモチベーションもあると思います。
どのチームが相手でも、前からボールを取るところがチャンスにつながることは間違いありません。ただ押し込まれて引かざるを得ない状況も出てくるだろうし、そこの守備の部分でも全体が“今はこういう時間帯”だという使い分け(割り切り)ができればいいと思います。
[前節の布陣/仙台]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/仙台]
J2第16節 05/15 vs 金沢(H) 4○1
J2第17節 05/21 vs 仙台(A) 4○2
J2第18節 05/25 vs 岡山(H) 0△0
J2第19節 05/29 vs 栃木(H) 2○1
天皇杯2回戦 06/01 vs HONDA FC(H)2○1
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第16節 05/15 vs 秋田(H) 0●1
J2第17節 05/21 vs 熊本(A) 1△1
J2第18節 05/25 vs 長崎(A) 2○0
J2第19節 05/29 vs 水戸(H) 2○1
天皇杯2回戦 06/01 vs 金沢(H) 1●2
[過去の対戦成績]
02/07/24 仙台 2-3 千葉
02/09/18 千葉 3-1 仙台
03/07/12 千葉 5-1 仙台
03/10/18 仙台 1-2 千葉
TICKET
もちろん天皇杯敗退は残念だが、この敗戦によってリーグ戦で掴みつつある勢いを消すわけにはいかない。ジェフは第17節ロアッソ熊本戦戦から2勝1分と3戦無敗を継続中。故障者の続出や過密日程によるコンディション不安はあるものの、この踏ん張りどころで継続的に結果を残して一気に上位争いを視野に入れたいところだ。
そうした重要なタイミングで、首位のベガルタ仙台をホームに迎えられることを“チャンス”と捉えたい。
第19節終了時点で12勝3分4敗、勝点「39」の戦績はリーグ1位。特に4月以降の12試合は9勝1分2敗と絶好調で、36得点はリーグ1位。6得点の富樫敬真を筆頭に、氣田亮真は5得点、中山仁斗と遠藤康は4得点、フェリペ カルドーゾ、フォギーニョ、皆川佑介は3得点、さらに吉野恭平と名倉 巧が2得点と、複数得点者が9選手もいることが今シーズンの特長であり、その強さを物語っていると言える。
尹 晶煥監督が言う。
「(警戒したいところは)いろいろありますね。遠藤康選手が起点になることもあれば、前は速い選手もいて、中盤でコントロールできる外国籍選手もいる。前の選手の決定力はけっこう高く、特にミドルシュートが多いチームだなという印象で、それでいて守備も堅い。ただ攻撃だけではなくて、しっかり守るときは守るというチーム」
基本システムは4-4-2で、2トップは富樫、中山、皆川、フェリペ カルドーゾとタレント豊富。中盤には遠藤やフォギーニョといった経験豊富なベテランを中心としながら、ジェフU-18出身の気鋭のアタッカーとして注目を集める氣田亮真ら若手の高タレントも顔をそろえる。失点23は決して少なくないが、安定感抜群の平岡康裕をはじめ、1対1の局面に強いタレントが多い印象だ。
風間宏矢が言う。
「一人ひとり良い選手がいるなという印象です。どこが相手だとかチームもそこまで意識していないと思いますが、ここで勝てばリーグ戦3連勝。当たり前ですが、連勝を重ねられればチームはどんどん上がっていくので、そこへのモチベーションはみんなすごくあります」
ここ数試合のジェフは攻撃面のアグレッシブさを発揮して主導権を握り、徐々に“らしさ”を取り戻しつつある印象だ。左右サイドを広く使いながら、素早いサポートで数的優位を作りフィニッシュにつなげる。そうした理想的なチャンスメイクの数は着実に増えており、それが結果につながっている。
相手のあるサッカーでどういう試合になるかを予想するのは難しいが、ここ数試合で発揮しつつある“ジェフらしさ”を示せれば首位の仙台を相手にしても“いいゲーム”ができるだろう。だからこそ、結果を出すために、ここまでの課題である決定力とゲームコントロール能力を発揮したい。
チャン ミンギュが言う。
「強い相手と対戦することは楽しいですし、そのなかでも(ジェフが)この状況をどう乗り越えていくのかが必要。個人的よりもチームとして仙台戦をうまく乗り越える準備をしていきたいです。1位のチームと対戦するので勝点差を縮めていかなければいけませんし、順位としても混戦になっているので、早く抜け出すためにも勝たなければいけない試合だと思っています」
連勝によって勝点を26に伸ばしたジェフは、順位を10位にまで浮上させた。首位仙台との差は13ポイントと離れているが、4位FC町田ゼルビアとの差はわずか3ポイント。この試合の3ポイントがいかに大きな意味を持っているかがよくわかる。
天皇杯での逆転負けによる精神的なショック、過密日程によるフィジカルコンディションの不安、さらに故障車の続出など不安要素はいくつも挙げられる。しかしそれをチーム一丸となってはね返せるほどの力がなければ、J1昇格の可能は見えてこない。ここが勝負どころだ。
尹晶煥監督
仙台は、スタート(序盤)はそこまでうまくハマっていないような感じだったんですけど、徐々に徐々にチームの力を発揮して、今1位にいるのは当たり前だなという感じがあります。能力の高い選手が前にも後ろにもいるので、それがけっこう噛み合ってうまくいっているような印象を持っています。(警戒したいところは)いろいろありますね。遠藤康選手が起点になることもあれば、前は速い選手もいて、中盤でコントロールできる外国籍選手もいる。前の選手の決定力はけっこう高く、特にミドルシュートが多いチームだなという印象で、それでいて守備も堅い。ただ攻撃だけではなくて、しっかり守るときは守るというチーム。(ジェフとしては)なかなかキレイにうまくいくことは少ないと思いますが、お互い連戦でどっちがより集中してやるかで勝負が決まると思うので、そこを大事にしていきたいです。仙台は今1位なんですけど、この山場を乗り越えるためには明日の試合がすごく大事だという話もしたので、集中してやってくれると思います。
チャン ミンギュ
(仙台戦は)ホームゲームなので必ず勝ちたいです。上位3チームと4位からは勝点が離れているところもあるので、ついていかなければいけません。仙台の試合を見ると攻撃の部分が強いと思いました。守備の選手も攻撃参加し、セットプレーも参加して力強さがあります。自分たちが先制されても勝てるという自信をもってプレーしていると感じるので、相手に負けないことが我々には必要だと思います。
強い相手と対戦することは楽しいですし、そのなかでも(ジェフが)この状況をどう乗り越えていくのかが必要。個人的よりもチームとして仙台戦をうまく乗り越える準備をしていきたいです。1位のチームと対戦するので勝点差を縮めていかなければいけませんし、順位としても混戦になっているので、早く抜け出すためにも勝たなければいけない試合だと思っています。(これまで)上位チームと対戦したなかでも、悪いゲームはありませんでした。(ジェフは)今、守備の選手の得点が多くなっていますが、前線の選手にも得点が生まれてきているので、仙台戦に関しても良い準備をして、最後のチャンスで決め切れれば良い結果につながると思っています。
風間宏矢
(リードをしたあと)それで守り切れたら結果的にOKということになりますが、リードされている相手チームが前掛かりに来るのは間違いないので、そういうところで自分たちがいかにボールを持つ時間帯を作るか。そこで仕留めに行く部分とか、1回やり直す部分とか、そういうところの使い分けをもう少しうまく展開できたら、チームとしては楽になると思っています。
(仙台は)一人ひとり良い選手がいるなという印象です。どこが相手だとかチームもそこまで意識していないと思いますが、ここで勝てばリーグ戦3連勝。当たり前ですが、連勝を重ねられればチームはどんどん上がっていくので、そこへのモチベーションはみんなすごくあります。(相手がどこであれ)毎試合楽しみですが、(今節は)首位の相手を叩くという意味で、そこへのモチベーションもあると思います。
どのチームが相手でも、前からボールを取るところがチャンスにつながることは間違いありません。ただ押し込まれて引かざるを得ない状況も出てくるだろうし、そこの守備の部分でも全体が“今はこういう時間帯”だという使い分け(割り切り)ができればいいと思います。
[前節の布陣/仙台]
[前節の布陣/ジェフ]
[最近5試合の戦績/仙台]
J2第16節 05/15 vs 金沢(H) 4○1
J2第17節 05/21 vs 仙台(A) 4○2
J2第18節 05/25 vs 岡山(H) 0△0
J2第19節 05/29 vs 栃木(H) 2○1
天皇杯2回戦 06/01 vs HONDA FC(H)2○1
[最近5試合の戦績/ジェフ]
J2第16節 05/15 vs 秋田(H) 0●1
J2第17節 05/21 vs 熊本(A) 1△1
J2第18節 05/25 vs 長崎(A) 2○0
J2第19節 05/29 vs 水戸(H) 2○1
天皇杯2回戦 06/01 vs 金沢(H) 1●2
[過去の対戦成績]
02/07/24 仙台 2-3 千葉
02/09/18 千葉 3-1 仙台
03/07/12 千葉 5-1 仙台
03/10/18 仙台 1-2 千葉