プレナスなでしこリーグ第3節となった日テレ・ベレーザ戦では、セットプレーから先制点を許しながらも、77分に菅澤優衣香が相手のバックパスに鋭く反応しプレスをかけるとゴールキーパーと蹴り合う形となりボールはそのままゴールに吸い込まれた。前線からの守備と最後まであきらめない姿勢が勝点1をもたらした格好となった。

ここまで、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは1勝2分でリーグ5位。一方、次節の対戦相手となるスペランツァＦＣ大阪高槻は現在リーグ9位だが、3連敗をしているとはいえ油断をしてはいけない相手だ。
特に前節のＩＮＡＣ神戸レオネッサとの“阪神ダービー”では、フォワードの丸山桂里奈が積極的な仕掛けから1部昇格後、チーム初となる得点を奪い勢いに乗っている。
ジェフレディースが上位進出をするためにも、複数得点を決めて必ず勝点3を手にしたい。

深澤里沙は「まだ自分自身が得点をしていないので自分も（得点を）決めたい。勝利にこだわり、次節はしっかりと勝って終わりたいと思います！」と意欲を燃やす。

ここまでジェフレディースは“負けてはいないが、勝ち切れてもいない”。
攻撃に火が点くことで、リーグ戦を戦う上で大きな弾みになるだろう。

タイトルを掴み取るためにも積極的なプレーと攻撃陣の爆発力に期待したい！