カナダ女子ワールドカップが終了し、プレナスなでしこリーグも7月12日に後半が再開した。
大事なリスタートとなった第10節の浦和レッズレディース戦では、日本代表に合流していた菅澤優衣香のゴールと山根恵里奈の活躍もあって、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースが1対0で勝利を収めた。

また、この試合では移籍加入後は怪我で前半戦に出場機会の無かった磯金みどりも高パフォーマンスを披露し完封試合に華を添えた。

次節は、17日（金）にホーム・フクダ電子アリーナで“上手くて素早い”非常に危険で厄介な相手である日テレ・ベレーザを迎え討つ。

現在、日テレは勝点26（8勝2分）で首位を走り、代表メンバーである有吉佐織や阪口夢穂、岩清水梓を中心に攻守（得点21/失点3）にわたりレベルの高いサッカーを展開する。不敗街道を突き進む優勝候補の一角だ。

ジェフレディースとしては、相手にボールを持たれる時間が増えることも予想されるが、守備を安定させ、90分間、しっかりと集中して「走り切る」ことで勝機をつかみたい。

「失点をしなければ負けません。みんなで身体を張っていきたいです。あとは（菅澤）優衣香が決めてくれるはずです」（磯金）とエースに対する期待はとても高い。

世界の舞台を肌で知った“ジェフレディースの背番号9”が、ゴール（リーグ戦10試合8ゴール）に直結する働きをすることで勝利を手にすることはできるだろう。

また、山根はファン・サポーターに「多くの皆さんに足を運んでいただいて、スタジアムを黄色に埋めて欲しいと思います」とサポートを呼びかけていた。

相手が強ければ強いほど力を発揮する。
“それがジェフレディースだ”。

中断期間で積み上げたサッカーをピッチで表現することで日テレに戦いを挑んで行く！