およそ1ヶ月の中断期間が明け、再開したプレナスなでしこリーグ。中断明けの第14節の岡山湯郷ベル戦では、選手全員の諦めない気持ちが82分に実を結び、1対0で勝利を収め、アウェイで貴重な勝点3を手に入れた。

「とにかく勝ちたいと思って試合に臨みました。結果、勝つことができましたし、今季初ゴールを決めることができて本当に嬉しかったです」とコーナーキックを頭で合わせた川村真理は話した。

この勢いを継続し、今節対戦するアルビレックス新潟レディースとの一戦でも、確実にホームの利を生かして3ポイントを積み上げていきたい。

ここまでのレギュラーシリーズを振り返ってみると、今シーズン、無失点試合は8試合あり、昨シーズンと比べ、2倍の結果を上げている。 守備面では、危ない場面も作られているが、前線からの果敢なプレス、中盤での守備、そして最終ラインでの体を張ったプレーが、結果につながっている。

一方の攻撃面では、ゴールチャンスの数は多いものの、フィニッシュのクオリティーが低いことが課題である。チームとしては、この部分をしっかりと修正して、試合に臨まなければいけないだろう。

「（新潟L戦は）フィニッシュの精度を上げて勝ちに行けるようにしたい」（三上尚子監督）。
ここまでのリーグ戦では、連勝が1度しかないジェフ千葉レディース。ゴールチャンスを決めきり、多くのゴールを奪っていきたい。

「ゴールに繋がるパスを供給できるように、攻撃にも関わっていきたい」とルーキーの西川彩華は意気込みを語った。

タイトルを獲得するためにも、スタジアムに駆け付けてくれたファン・サポーターのためにも、また自分たちの力を証明するためにも、全力を尽くして勝利をもぎ取りたい。