4試合目でやっと勝ち点を挙げることができて、何より選手が自信を取り戻すことができた。そういう意味でも今日の試合は重要なゲームだった。2回リードされ同点に追いつくという、ドラマチックな展開だったが、2度のビハインドを跳ね返したと同時に、延長に入ってミリノビッチが退場し、10人で戦わなければならないという苦しい状況にもかかわらず、最終的にVゴール。この試合で精神的強さを示すことができたと思う。多少の困難にも負けることなく、全員が戦う気持ちを示してくれた。ゲーム内容は、いいときと悪いときの差が激しいゲームだった。特に悪かった点はボールを奪っても怖がり、前線へロングボールを入れてしまい、セカンドボールを拾えず攻撃ができなかった点。いい時間帯にはボールをきちんとつなぐことができ、両サイドを使いながらフィールドを広く使って攻めることができた。今後はこのいい時間帯をどれだけ長く持続できるかが課題になる。

久しぶりにフル出場して、どうしても勝ちたかった。常に先行される展開だったが、徐々に自分たちのペースになっていたので、それほど苦しいとは思わなかっし、必ず追いつくと信じていた。勝ち点を取れて本当によかった。

立ち上がりはアビスパの動きがよく翻弄された。ゾーンプレスもはまらず、苦しい展開だった。そんな苦しい状況でも、何とか対処できるようになったのが大きい。

博多の森は自分にとっては幸運な場所（昨年も2点決めている）。大事なところで点を取れてよかった。3連敗と苦しい戦いが続いていたが、勝ち点を取れてうれしい。今後の試合につなげていきたい。